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懐かしのゲーム機「ワンダースワン」にはどんな名作ソフトがあったの?

1999年にバンダイから発売されたゲーム機「ワンダースワン」ですが、皆さんはどんなソフトを持っていましたか?2003年にはゲーム界から撤退してしまい、現在ワンダースワンは貴重なゲーム機となりました。今回は、そんなワンダースワンと専用の名作ソフトについてご紹介します!

現在はプレミアがつくほどの懐かしのゲーム機「ワンダースワン」って?

まずは、懐かしのゲーム機「ワンダースワン」についてご紹介していきます。

ワンダースワンは、1999年にバンダイから発売された携帯ゲーム機です。
当時の販売価格は4800円で、約110万台を売り上げました。

「ワンダースワン」という名前の由来は、「水面上は優雅に見える白鳥でも、水面下では脚を必死にバタバタさせている」ということからきているんだそう。
ワンダースワンの「見た目はスマート、でも中身は高性能」というアピールポイントを例えています。

ワンダースワンの大きな特徴は、縦や横、さらに斜め向きでもプレイできるソフトがあることや単3電池1本で30時間も遊べるということです。
別売りで充電専用電池も発売されましたが、こちらは約1時間の充電時間で12時間も遊ぶことができます。

驚きのコスパの良さですね!

そんなワンダースワンは、ソフトの互換性がある後続機「ワンダースワンカラー」「スワンクリスタル」も発売されましたが、わずか4年後の2003年にゲーム界から事実上の撤退をしています。

しかし、現在では貴重なゲーム機となりました。
また、名作も勢揃いとなっています。

こちらはワンダースワンシリーズ最後の機種「スワンクリスタル」です。
ゲーム買取店などでの販売価格は高騰しているようで、中古品でも新品より高い価格で販売されています。

名作ソフトに至ってもかなりのプレミアムがついているようですね。

価格や電池の持ちを考慮!あえてモノクロで発売された「ワンダースワン」

実は、ワンダースワンが発売された時期には「ゲームボーイカラー」や「ネオジオポケットカラー」といったカラー画面の携帯ゲーム機が登場していました。

ですが、ワンダースワンは価格を安く抑えることや電池の持ちを考慮しているのだとか。
あえてモノクロで発売する、という賭けに出ました。

しかし、この時期にはすでにカラー仕様の携帯ゲーム機が比較的低価格で手に入るようになっていました。
残念ながら時代の流れには抗えず、ワンダースワン発売からわずか1年でソフトの互換性がある「ワンダースワンカラー」を発売することになってしまったのです。

「ワンダースワン」には名作ホラーやRPGソフトがあった!

続いて、ワンダースワンシリーズ用に発売されていたソフトについてご紹介します。
1999年から2004年までの間に発売されたワンダースワンシリーズ用のソフトの総数は、約200タイトル。

さまざまなジャンルのゲームソフトが登場しました!

こちらは2000年に発売された名作ホラー「リング」のソフトです。
いくつかの展開に分かれるシナリオをクリアして、真相に迫っていくアドベンチャー要素の強い内容になっています。

こちらは、ワンダースワンシリーズで最高売り上げを記録したソフト「ファイナルファンタジー」です。

2000年に発売されたワンダースワンカラー専用のソフトで、名作RPGがリメイクされました。

これはかなりの名作になっているようです。

「ワンダースワン」をプレイするならこれ!おすすめソフト一覧

最後に、もしワンダースワンをプレイする機会がある方にはぜひ遊んでほしい、おすすめの名作ソフトをご紹介します!

プレイしておいて損はない、ワンダースワンの代表的なソフトとされているのが以下の作品。

・GUNPEY
・風のクロノア
・チョコボの不思議なダンジョン
・電車でGO!
・デジモンシリーズ

中でも「チョコボの不思議なダンジョン」と「GUNPEY」は、ワンダースワンシリーズソフトの売り上げ本数ベスト5に入る人気の名作品となっています!

こちらはアクションパズルゲームソフトの「GUNPEY(グンペイ)」です。

なんとゲームボーイの産みの親・横井軍平さんが、任天堂を独立後に監修したゲームなんです!

そしてこの作品が横井さんの遺作となり、発表当初は「ガンピー」だった正式名称が「グンペイ」に変更となりました。

こちらも伝説の名作となっています。

こちらはグンペイのプレイ動画です。

やり始めると止まらなくなる中毒性があります!

これからも語り継いでいきたい「ワンダースワン」と名作ソフト!

今回は、1999年にバンダイから発売された懐かしのゲーム機「ワンダースワン」と専用ソフトについてご紹介しました。

わずか4年でゲーム界から撤退となってしまいましたが、単3電池1本で約30時間も使用できるコスパの良さや、縦向きや横向きだけでなく斜めでもプレイできるソフトもあったりと画期的な特徴がありました。

現在ではプレミアが付き、貴重なゲーム機となったワンダースワン。
そんなワンダースワンや名作ソフトたちのことを、3DS世代の子どもたちにも知ってもらいたいですね。

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