「うたわれるもの」のヒロイン、クオンについてまとめてみました

「うたわれるもの」は2002年に発売されたアダルトゲームを皮切りに漫画やアニメなどメディアミックス展開がされた人気作品です。

シュミレーションゲームとしての完成度が高く、18禁要素がかなり薄いのも特徴です。

全年齢対象のゲームがPS2で発売され、2015年に発売された続編「うたわれるもの 偽りの仮面」は最初から全年齢対象のゲームとして発売されています。

アイヌをモチーフとしたファンタジー作品という雰囲気ですが、SF要素を持つ作品でもあります。

基本的に登場人物には獣のようなしっぽと耳があるのも、うたわれるものの特徴です。

今回は「うたわれるもの 偽りの仮面」と完結編となる「うたわれるもの二人の白皇」のヒロインであるクオンについてご紹介します。

クオンは「うたわれるもの 偽りの仮面」のヒロインで続編の「うたわれるもの二人の白皇」
のヒロインでもあります。

雪山で倒れていた主人公を助け、何も覚えていない彼にハクという名前をつけるのがクオンです。

その後もハクの保護者を自称して行動を共にします。

面倒見がよく感情表現がとても豊かな性格です。

驚くと毛並みの豊かな尻尾が爆発したように逆立ちます。

薬師の心得があるため、ゲーム中のユニットとしては薬草を用いて回復役もこなし、近接戦闘が得意で火力も高いためアタッカーとしても優秀です。

簡単な計算問題を自信満々で間違えてしまう描写もありますが、考古学や薬の知識などはかなり豊富。

また、洞察力が優れていて頭の回転も速いです。

「うたわれるもの」のクオンの声優は種田梨沙さんです。

美術大学に進学していて、美術教員の免許を取得されています。

中高一貫の美術系の女子校出身で学校の規則で声優の養成所に通うことができなかったようです。

そのため、声優の基礎は完全に独学で学んだ努力家でもあります。

ルックスにも「かわいい！」と定評がありファッション雑誌の「AneCan」に声優としては初めて掲載されてきます。

クオン以外の役として食戟のソーマの薙切えりな役やFate/GrandOrderのマシュ・キリエライト役、WWW.WORKING!!の近藤妃役を演じています。

2016年9月1日に病気療養のために長期休養に入りましたが、2017年8月4日からすこしずつ仕事を再開されると発表がありました。

ご無理はなさらないでほしいですが、早く全快されるといいですね。

クオンが「うたわれるもの偽りの仮面」の中で自分の家族の事について話す場面がありますが、たくさんのお母様たちに育てられたと不思議な言い方をしています。

既に両親がいないのではないかと推測されますが、一作目のうたわれるものの中にクオンの母親と思われるキャラクターが登場します。

それが「うたわれるもの」のヒロインの一人ユズハになります。

アニメでは描かれていませんが、ゲームのエンディングで彼女は子供を1人産んで息を引き取っています。

この赤ん坊がクオンなのではないかと考えられるわけです。

彼女は耳と尻尾がクオンにとてもよく似ています。

更に、「うたわれるもの」の世界では身体的特徴は母親の種族に依存すると言う設定があるため、クオンとユズハは同じ種族である可能性が非常に高いのです。

クオンの両親に関しては完結編であるうたわれるもの二人の白皇ではっきりしますが、前作をプレイしている人には推測するのは難しくないでしょう。

「うたわれるもの」のフィギュアはユズハやエルルゥ、カミュなどいくつも商品化されていますが、クオンのフィギアに関しては今のところ商品化されていません。

他のフィギュアの出来が不評だったため、クオンのフィギュア化は難しいとも言われていて現在のところ立体化の予定は無いようです。

「うたわれるもの」のヒロイン、クオンについてご紹介しました。

「うたわれるもの偽りの仮面」はアニメ化されましたが、「うたわれるもの二人の白皇」はまだアニメ化されていません。

「うたわれるもの二人の白皇」でクオンの物語は完結しますから、ぜひアニメ化してほしいところです。

「うたわれるもの」の今後の展開に期待しましょう。