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2023/12/28
大今里
2017/12/02 更新
ゲームを遊んでいると、時々つまらない作業も入ります。そんな作業を解消してくれるのが「改造」。しかし、改造は時に、訴えられて逮捕されることもあるのです。そんな危険なゲームの改造を、DSを例にあげてご紹介します。DSシリーズを使っている人、必見です!
ついつい時間を忘れて、楽しんでしまいがちなゲーム。
ですが、ストーリーを進めるためにアイテムを集めたり、レベルを上げるためにザコ敵を倒したり・・・。
ついつい「これ、すっとばしていきなり強くできねえかな」と思ってしまいますよね。
それを手助けするのが、DSなどでもおなじみの「改造ツール」。
しかし、改造はときに、違法となってしまうこともあります。
今回は、そんな危険な「改造」について、DSでの例をあげてご紹介します。
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DSといえば、今ではもうかなり古いゲーム機となってしまいましたが、この頃からゲームの改造は行われていました。
改造と一口に言っても、いろんな改造があります。
本体を解体して、中身に手を加えたり、セーブデータに手を入れたり・・・。
中でも、ゲームのデータを改変するものは、それ専用のソフトが売られていました。
本体にソフトを入れ、特定のコードを入力すると、アイテムが増えたりするものです。
これを利用することで、通常では大量に手に入らないグッズも、手に入れることができたんです。
例えば、現在も大人気の「ポケモン」シリーズ。
DSでもポケモンのソフトは出ていましたが、とあるコードを使うと、通常1個だけ手に入る「マスターボール」が、なんと999個も手に入れることができます。
マスターボールを使えば、ゲーム内に登場するモンスターを、確実に手に入れることができます。
手に入れるまでひどく手間がかかるモンスターも、一発で手に入れることができるわけです。
このような改造は「チート」と呼ばれ、コードは「チートコード」と呼ばれています。
現在でも、チートをするためのソフトは、たくさん売られています。
チート行為は、まじめにゲームをしているゲーマーからすれば、不快でしかありません。
それどころか、逮捕されるケースもあるのです。
DSではなくスマホアプリの話になりますが、「パズル&ドラゴンズ」(通称パズドラ)という大人気ゲームアプリがあります。
このパズドラを有利に進めるための「チートツール」を販売していた人が、逮捕されました。
また、レアアイテムをチートを使って入手し、書類送検された人もいます。
こちらは「ドラゴンクエスト10」での事例ですが、なんと高校生も書類送検されたそう。
逮捕の事例はいろいろありますが、「オンラインゲーム」でチート行為をしたり、チート行為をするためのツールを売買したり、チートで手に入れたものを販売したりする行為は、違法行為になるようです。
ゲームの利用規約にも、チートは不正行為である、と書かれている場合が多いようです。
こうした改造は、売るのも買うのもNG。
オンラインゲームをプレイするときには、改造に手を出さないよう、気をつけましょう。
また、基本的にはオフラインのゲームでも、通信機能を使えば、罪に問われることがあります。
ここからは、例をあげてご紹介します。
例えば、自分のDSに改造ソフトを入れ、DS本体やソフトを改造をしたとします。
そして、自分のモンスターはとても強くなり、ゲーム内で出てくる敵も一瞬で倒せるようになってしまいました。
自分の強くなったモンスターを、オンラインで対戦できる場所に連れていくと、面白いほど一瞬で倒れます。
友達にもせがまれ、強いモンスターをあげました。
そしてさらにDSでの改造を続け、オンラインで連勝し続けました。
このような、
・改造したデータで有利に遊ぶ
・改造したデータを他人に渡す
行為は、著作権法や器物破損罪などに問われる違法行為です。
罪に問われ、賠償金を支払うこととなるほか、オンライン機能を使えなくなるなどの制限がかかる可能性があります。
これはもちろん、DSに限った話ではありません。
DSのライバルといえるPSPや、DSの後に発売された3DSや2DS、据え置きタイプのゲーム機などでも同様です。
注意しましょう。
では、「違法にならない」改造なんてあるのでしょうか?
答えは「グレー」です。
オンライン機能はだめですが、ネットにつながず、自分ひとりで楽しむぶんには、改造は見逃される傾向にあるようです。
しかし、こういったチート行為を、絶対に許さない企業があります。
任天堂です。
任天堂は、DSシリーズを含む全てのゲーム機で、チート行為を禁止しています。
もし一度でもチート行為をすると、その情報が機械に登録され、任天堂のサポートを受けることができなくなってしまいます。
これは、うっかり改造された中古品を買ったときにも、同じことになってしまうそうです。
また、ひとりで楽しんでいても、場合によっては賠償金を払うことになるかもしれません。
ソフトのデータをいじることは「データ改変」にあたり、著作権の侵害になります。
著作権問題は、相手が訴えなければ大丈夫ですが、逆に訴えられてしまうと、侵害したほうの負けです。
先ほど、改造は「グレー」だと書きましたが、その理由がこれです。
改造は、基本的にはやってはいけない行為なのです。
チート行為は、「通常の遊び方をしていない」という点で、ルール違反です。
ネットでは、チート行為をする人は「チーター」と呼ばれ、ほとんどの場合は嫌われています。
オンラインゲームの場合、通報が相次ぎ、アカウントが凍結されることもあります。
また、一度チートをした本体は、新発売のソフトが遊べなくなってしまったり、本体の情報をアップデートする際に、動かなくなってしまう場合があります。
アップデートで新機能が出たり、面白そうなゲームが発売されたのに、チートをしたせいでプレイできないなんて、悲しいですよね。
ゲームの改造は、得られるものより、失うもののほうが多い「ハイリスク、ローリターン」な行為です。
そもそも、改造をして楽にゲームができたからといって、それは本当に楽しいのでしょうか。
アイテム集めやレベル上げが面倒でも、それを含めてのゲームです。
ゲームの改造は、やめましょう。
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