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2023/12/28
大今里
ブラタモリは、NHKで2008年より放送しているバラエティ番組です。
タレントのタモリさんとアシスタントが、地域をブラブラしてその土地の魅力を再発見していく紀行番組でもあります。
当初は試験的に行われた番組でしたが、2009年よりレギュラー化した超人気番組です。
2011年3月、日本地理学会より『日本地理学会賞』を受賞しました。
地理学的視点を広めようとした、ブラタモリのコンセプトが同賞を受賞した理由でした。
確かにブラタモリは、有名な観光地に赴いても、地質や地学、地形などからなぜ人気になったのかを紐解いていく番組です。
この姿勢は、放送当時かわ変わらずある種マニアックな内容を取り入れていました。
2016年7月より、ブラタモリの本が出版されました。
これまでタモリさんが番組で訪れた地を、地図や写真入りでさらに詳細に紹介しています。あらたな旅行ガイド本としても人気があります。
『ブラタモリ』シリーズの書籍
購入はこちらブラタモリでは、その土地の専門家として数多くの方が登場しています。
中でも最も人気があるのは、京都シリーズで何度も登場している京都高低差崖会崖長の梅林秀行さんです。
梅林さんは、京都の高低差についての研究や案内ガイドをしています。
放送直後から話題となり、梅林さんも参加している京都を歩いてまわる京都ミニツアー『まいまい京都』では、参加者が急増したそうです。
ここからは、ブラタモリのレギュラー化までの歴史をたどります。
冒頭でもご紹介したとおり、ブラタモリは試験的に始まった番組です。
新番組発掘プロジェクト『NHK番組たまごトライアル2008』の一環として、パイロット版(試験的に制作された番組)が制作されました。
2008年12月13日、記念すべき第1回が放送されました。
パイロット版ということで、放送時間は24:20~25:30の43分番組でした。
深夜放送でしたが、高視聴率をたたき出し続編が制作されることとなりました。
パイロット版の人気があり、2009年10月1日からは、毎週木曜日22:00~22:43の43分番組としてレギュラー放送されました。
第1シリーズは全15回分制作され、2010年3月11日まで放送されました。
第1シリーズ放送終了直後から、続編制作の要望が数多く寄せられ、第2シリーズの制作が決定しました。
第1シリーズ放送終了後から、わずか2ヶ月後に第2シリーズの放送が始まりました。
全シリーズより5分延長した48分番組として放送され、全22回分が制作されました。
第2シリーズは、2011年3月31日まで放送されました。
プロット版、第1・2シリーズが終了し、ますます人気が高まっていったブラタモリ
第3シリーズは、2011年11月10日より48分番組として放送されました。
全19回分制作され、2012年4月5日まで放送されました。
シリーズを重ねる毎に、どんどん人気番組となったブラタモリ
続編の声は高まっていましたが、出演していたタモリさんのスケジュールがうまく取れず、第3シリーズが終了した2012年4月以降は続編の制作が難航していました。
このままブラタモリは、終了してしまうのかと誰もが思っていました。
しかし、2013年10月タモリさんが長年総合司会を務めてきたフジテレビのバラエティ番組『笑っていいとも!』が2014年3月をもって終了することが発表されました。
この報道を聞いたブラタモリスタッフは、すぐに続編が制作できるか模索を続けました。
そして、2015年1月21日第4シリーズの放送ならびにレギュラー放送することが決定しました。
それまでのブラタモリは、タモリさんのスケジュールの都合上、都内を舞台にした番組が制作されていましたが、第4シリーズからは全国各地を巡る番組を制作されました。
ブラタモリは、タモリさんとアシスタントがブラブラする番組ですが、アシスタントはすべてNHKの女子アナウンサーが担当してきました。
また、ブラタモリのアシスタントを担当すると、出世するというにわかには信じがたい噂も出回りました。
本当に、そうなのかについても確認していきましょう。
パイロット版から現在まで、4人のアナウンサーがアシスタントを務めてきましたが、全員をこれからご紹介したいと思います。
パイロット版から第3シリーズまでのアシスタントを務めたのは、久保田祐佳アナウンサーです。
久保田アナウンサーは、番組開始当初は独身でしたが、途中で結婚しました。
そのことを特に発表することもなかったのですが、ブラタモリの番組中、タモリさんがとある神社に訪れた際、久保田アナに「安産祈願にお参りしなよ」といった発言をし、視聴者が驚く出来事がありました。
このタモリさんの発言が元で、久保田アナが結婚をしたことが発覚しました。
初代アシスタントを務めた久保田アナは、育児休暇のため一時休んでいましたが、2017年9月30日より放送されている『NHKスペシャル「シリーズ 人体」』のアシスタントとして出演しています。
再びタモリさんとの共演で、喜びの声が記者会見で聞くことができました。
2代目のアシスタントは、首藤奈知子アナウンサーです。
首藤アナは、2015年1月6日に放送されたパイロット版の『京都編』のみ出演しました。
後に人気となった、京都高低差崖会崖長の梅林秀行さんの初めての登場回であり、またブラタモリ初の東京以外でのロケでした。
数々の番組のアシスタントを務めてきた首藤アナですが、2017年4月8日より土曜の朝に放送されている『週刊ニュース深読み』のメインキャスターを務めています。
第4シリーズからアシスタントを務めたのは、3代目となる桑子真帆アナウンサーです。
2015年より広島放送局から、東京アナウンス室に異動となったばかりの桑子アナにとって、大抜擢と言える人選でした。
第4シリーズは長崎から始まりましたが、よく雨に降られたのでタモリさんに「桑子は雨女だな」と揶揄されることもしばしばありました。
桑子アナは、2016年4月2日放送された熊本編を最後に、アシスタント並びに番組を卒業することが決まりました。
ブラタモリから卒業後は、夜のニュース番組『ニュースチェック11』のキャスターを1年間担当、そして2017年4月からは夜のメイン番組『ニュースウオッチ9』のキャスターに抜擢されました。
桑子アナは、2017年5月フジテレビアナウンサーの谷岡慎一さんと入籍・結婚を発表しました。
夜のメイン番組に抜擢された直後の、おめでたいニュースでした。
この報道を受けて、桑子さんが出演する『ニュースウオッチ9』では、特に報道はされませんでしたが、週末にあたる6月3日の放送終了直後、同じくメインキャスターの有馬アナウンサーから祝福のメッセージがありました。
このサプライズには、桑子アナも驚いていました。有馬アナも粋な演出をしたと、ネットでは称賛の声が上がりました。
桑子アナの躍進はまだまだ続きます。
2017年12月31日に放送される第68回NHK紅白歌合戦の総合司会に決定しました。
11月16日に行われた記者会見では「入局式以来ではないかと記憶も定かではないくらい、日常生活に縁遠い存在のNHKホールの客席ではなく、ステージの上、それも総合司会ということで大変なプレッシャーです」と語りながらも、「どんな総合なのか、体感できるくらい余裕をもって務めたい」を意気込んでいました。
第4シリーズ中盤からアシスタントを務めたのは、4代目となる近江友里恵アナウンサーです。
2016年まで福岡放送局に勤めていた近江アナは、同年4月付けで東京アナウンス室に異動となりました。
異動後、初のアシスタントとしての仕事が、ブラタモリでした。
初めは緊張しているのか、ぎこちなかった近江アナですが、1年半近くもタモリさんとブラブラすることで、徐々に慣れていきました。
タモリさんも近江アナのことを「近江ちゃん」と言い、可愛がっている雰囲気が感じられます。
近江アナは、2017年4月より『NHKニュースおはよう日本』5時代のキャスターを隔週で担当しています。
入局5年目とは思えない、落ち着いた声でニュースを読む姿は、将来NHKの看板アナウンサーになりそうな風格も現れています。
ブラタモリのナレーションを担当してきた方も、ここでご紹介します。
第1シリーズから第3シリーズまで、ブラタモリのナレーションを担当したのは歌手・声優の戸田恵子さんです。
戸田さんも、影のアシスタントとして番組を支えた功労者でした。
現在放送されている、第4シリーズのナレーションは草彅剛さんです。
草薙さんとタモリさんは、プライベートでも友達として有名で、ナレーションに抜擢されました。
2017年12月2日放送のブラタモリは岐阜、12月9日は彦根が放送されることが決まっています。
今まで訪れたことがない地でもありますが、これは大河ドラマ『おんな城主 直虎』に関係する地でもあります。
ブラタモリは、2016年によ大河ドラマ『真田丸』に関連した地に赴いています。
2018年は、これまで行っていない地域に行くのはもちろんですが、なんといっても、放送前から話題の大河ドラマ『西郷どん』の舞台・鹿児島に行くことは間違いないと思います。
ブラタモリの歴史や、歴代のアシスタントなどをご紹介してきました。
同番組の魅力は、タモリのマニアックな知識なども挙げられますが、番組で歩いた地を訪れたくなる気持ちにさせることです。
あなたも、街をブラブラしてみませんか?新たな発見が見つかるかもしれませんよ!?
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