木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2017/12/03 更新
お笑い芸人としても第一線で活躍を続けながら、映画の世界でも役者として、監督としても国内にとどまらず、多くの国で活躍し続けるビートたけし。その手がけるたけし映画のジャンルの多さ・魅力・評価について作品紹介と共に検証してみましょう。
その男凶暴につき 予告編 1989 Takeshi Kitano
ビートたけしが初めて主演俳優・監督をつとめた「その男、凶暴につき」の動画です。
この映画は、1989年に上映されました。
「コドモには、見せるな。」というキャッチコピーでしたが、このキャッチコピーは何を見せたくなかったのでしょうか?
あらすじを簡単にお伝えします。ビートたけし扮する刑事は、容疑者の口を開くためには何振りかまわず暴力を振るう問題刑事でした。
そのビートたけし演じる刑事は、ある日友人の刑事が薬物の横流しをしているという情報を得ますが、その友人の刑事は殺されてしまします。
友人の刑事を殺されたビートたけし扮する刑事は、容疑者に暴力を振るい、警察を辞めさせられます。
警察官でなくなったビートたけしは、容疑者のあじとに踏みこみましたが、そこで、たけしが目にしたのは、大切にしていた妹が薬物中毒になったみじめな姿でした。
たけしは、涙をのみ妹に銃を向けます。そして、自分自身も犯人の仲間に撃たれてしまいます。
このあらすじからもわかるように、ビートたけしの初監督作は殺し合いや暴力シーンが多く残酷なシーンが多いのですが、最後にはどこかやりきれない寂しさが心にのしかかる作品です。
こどもに見せたくなかったのは、その残虐なシーンなのでしょう。
HANA-BI (1998) - 劇場予告編
北野たけしの名を世界に知らしめた映画、[HANABI」です。この映画は、1997年にイタリアの第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。日本作品として40年ぶりとなる快挙でした。
話がほとんどできない妻とのストーリーで、非常にセリフが少ないの映画です。それにも関わらず、胸に迫ってくるものがある映画であることが、このたけしの映画の評価されたところでしょう。
【ビートたけし出演】映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」日本オリジナル予告映像 攻殻機動隊
ビートたけしは2017年上映ののハリウッド映画に出演しています。祖の映画とは、日本人漫画家の士郎 正宗のまんが「攻殻機動隊」を原作としたSF映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」です。
たけしは、この映画に出た感想として、本格的ハリウッドのCG映画に出られたこと述べるとともに、コミックの実写版として成功した映画だったと評価をしています。
Brother Trailer
ビートたけしは、日英合作の映画にも出演・監督しています。このブラザーの音楽は久石譲が担当しています。
この映画はたけし映画の興行収入第4位(国内興行収入・9億円)の映画で、第57回ヴェネツィア国際映画祭特別招待作品にもなっていて、高評価を得た映画といえるでしょう。
この映画は、ヤクザの抗争を描いたバイオレンス映画ですが、映画のタイトルにもなっている兄弟愛も描いています。
映画「菊次郎の夏」劇場予告
様々な評価の指標があると思いますが、今回は海外の映画レビューサイトの「ロッテントマト」で、高評価を得ているおすすめのたけし作品「菊次郎の夏」です。
うだつの上がらない浪費癖のある男が、生き別れになった母に会いたいという少年とともに、旅する中で愛情が芽生えていくというニューマンドラマです。
少年はやっとの思いで母の住む家まで来ますが、すでには母新しい家庭を作っていたというやるせない結末ですが、ひと夏の経験が成長させた少年に希望を託せるラストが印象的です。
この作品の音楽は久石譲が担当しています。久石譲によると、この作品以外で、たけしは自らの意向を注文することはなかったそうですが、この作品についてはピアノを使ったものにして欲しいとの注文があったそうです。
この映画の曲[Summer」は、テレビCMで使われるなど、今でもよく耳にする名曲です。
【動画】映画『アウトレイジ 最終章』予告編
たけしの最新作は「アウトレイジ ビヨンド」の続編作品、「アウトレイジ 最終章」です。たけしの作品の中では唯一のシリーズもののバイオレンス映画です。
興行収入も15億突破するなど、大好評です。
国内にとどまらず、イタリア・フランス・アメリカなど世界の様々な国で評価を受けているビートたけし。
ヒューマンもの、バイオレンスものともに、セリフの行間からにじみ出る人間の喜怒哀楽が人間共通の心情として訴えかけるものが支持されているのではないでしょうか。
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