【CM】JR東海のCMは面白い！出演して女優さんやナレーションはだれ？

JR東海のCMといえば、クリスマス・エクスプレスと言っても過言ではないでしょう。
当時、クリスマスはまだまだ家族の、主に子供の行事だった日本に、クリスマスの夜には恋人と過ごす、という文化を生んだのがクリスマス・エクスプレスと言われています。いまでは考えられないほどの影響力ですね。

クリスマス・エクスプレスは、国鉄民営化に伴い発足したJR東海の企業広告、「シンデレラ・エクスプレス」がそもそもの始まりで、1988年、遠距離のカップルがクリスマスの夜に東海道新幹線によって一緒に過ごせる、という「ホームタウン・エクスプレス　Ｘ’mas編」が事実上の第一弾とされています。
当時15歳の深津絵里さｎのショートヘアに赤い口紅、赤いイヤリングがとても印象的でした。
翌年、「クリスマス・エクスプレス」として初めて制作されたCMには当時17歳の牧瀬里穂さんが起用され、赤いコートで柱の陰で待ち伏せるかわいらしい姿が話題になりました。このCMの60秒バージョンがACC CMフェスティバルのグランプリを獲得しています。
その後、クリスマス・エクスプレスは1992年まで制作され、その後は休止していましたが、2000年限定で「Xmas Express2000」として復活、ナレーションと主人公を見守る役で深津絵里さんと牧瀬里穂さんも出演されました。
また、CMソング、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」はクリスマスの代名詞としてJR東海だけでなく他社のCMにも使用されるなど、世の中に大きな影響を与えました。

JR東海といえば、もう一つ有名なCMがあります。
「そうだ京都、行こう。」のキャッチフレーズが印象的な京都への観光客誘致のキャンペーン。
1993年、平安建都1200年記念事業に合わせて始まったキャンペーンで、このキャンペーンで取り上げられた寺社には観光客がたくさん訪れる様になるなど、シンデレラ・エクスプレス同様、影響力はかなり大きいものでした。
CMにはタレントは出演せず、長塚京三さんのナレーションと京都のうつくしい観光地の映像がながれるシンプルなもので、「世界一の絵葉書を作る」という発想のもと制作されたそうです。
CMでしようされている曲は「私のお気に入り。」
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌のひとつですが、このCMのオリジナルの曲だと思われている方も多いかもしれませんね。
季節や場所により曲調が変わるのが特徴で、CMをより印象深いものにいています。
2016年からは新シリーズ「そうだ京都は、今だ。」が展開され、CMのナレーションは小林聡美さんが努めています。
JR東海というよりもTVCMの定番になったといえそうですね。

京都にばかりスポットが当たってる感がありますが、奈良のキャンペーンもちゃんと行われていました。
「うましうるわし奈良」というキャンペーンで、「いまふたたびの奈良へ。」がキャッチコピーです。2006年に始まったこのキャンペーン、京都のCMとは違う代理店が作っているそうですが、こちらも奈良の映像とナレーション、毎年オペラ「イーゴリ―公」より「韃靼人の踊り」を一貫して使用していることから、意識しているのかもしれません。
そんなJR東海の奈良のCMですが、じつは奈良県には路線をもっておらず、奈良県内のJR路線はJR西日本管轄だそうです。
ですが、近鉄と協力的で、雑誌媒体などにはJR東海、近鉄共同で出稿しているものもあります。
ちょっと興味深いですね！

JR東海のCMはやはり上にあげたものが有名なのですが、新たにスマートEXのCMも加わりました。
スマートEXはスマホと交通系ICカードを登録することによりネットで新幹線を手軽に予約、チケットレスで乗車、というかなり便利なサービスです。
そのCMに起用されたのが、モデルの金澤ちゆきさん。
お笑い芸人のチュートリアル・徳井義実さんが深イイ話で会いたいと熱望したことで話題になりました。
金澤さんは1992年生まれで今年25歳になるそうです。
福島出身で、身長172㎝の股下80㎝で9頭身だそう。うらやましい限りです。
クラシックバレーを10年以上、バレーボールを3年間、ほかにも剣道初段の腕前で、抜群のスタイルの上、スポーツも万能。そのうえ、横浜市立大学国際総合科学部卒の才女。
非の打ち所がないとはこのことですね！
JR東海のスマートEXはもちろん、金澤ちゆきさんも気になりますね！！

この様にJR東海のCMは社会現象を巻き起こすようなものが多いことがわかります。
洗練されていて人々の印象に残る、JR東海のCM。
今後も大いに期待したいと思います。