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2023/12/28
大今里
2017/12/02 更新
日本が誇る伝統の宝塚歌劇団。多くのファンを魅了してきている夢の舞台。そんな宝塚ファンの中には知ってびっくりするような多くのルールなどが存在しています。いったい、それはどんなものなのでしょうか?今回は宝塚ファンを徹底検証します。
日本が誇る伝統芸能である、宝塚歌劇団。
多くの有名で素敵な卒業生などを輩出してきて、その歴史は100年を超えています。
今なお、多くのファンを魅了し続けるその夢の舞台には宝塚ファンの暗黙のルール。
という物が多く存在しています。
いったい、どんなルールなのでしょうか?
今回は、宝塚ファンのルールや宝塚ファンあるあるなどをご紹介します!
宝塚歌劇団とは、兵庫県宝塚市に本拠地を構える未婚女性だけで構成されている歌劇団です。
1914年に設立され、2017年現在で103年の歴史を誇っています。
花組・月組・雪組・星組・宙組の5組に分かれ、本拠地の宝塚大劇場。
そして、東京日比谷に立っている東京宝塚劇場で公演が行われています。
各組には、男役トップスターと娘役トップスターが在籍しておりこのトップコンビが公演で主演をはり組の人気を左右しています。
宝塚ファンで最も、守らなくてはいけない暗黙のルールとして入出待ちの整列です。
生徒が、劇場に入る際の入り。そして、終演後の劇場を後にする際の出待ちなどで多くの宝塚ファンが楽屋口で生徒を待っています。
しかし、その際には宝塚劇の美学でもある「清く 正しく 美しく」が宝塚ファンの間でも守られており、決して待っている際に列を乱したりせずにきちんと綺麗に整列して生徒を待つことが暗黙のルールとなっています。
これには、ファンクラブに入会していない一般のファンも同じで一般ファンの場合はファンクラブのファンを差し置いて生徒に近づくことは許されていません。
宝塚ファンは、公演中に生徒などが客席降りで自分たちの近くにやってきたりしても大声で声援を送ったり立ち上がって生徒に近づいたりすることは許されておらず、観劇中も礼儀よくしているのです。
宝塚ファンは、多くの生徒を好きになる場合がありますがそれでも複数の生徒のファンクラブに入会することは禁止されています。
これは、複数のファンクラブに入会することはその生徒一筋だと感じさせることができないことからその生徒に失礼だ。ということです。
宝塚歌劇団には、すみれコードという掟が存在しており在団中は生徒の本名や年齢などは非公開になっています。
それは、宝塚の生徒は舞台でお客さんに夢を魅せる妖精という事になっているのでファンの夢を壊さないためにです。
なので、ファンも生徒の帰り道をこっそりつけたりして彼女たちの私生活を暴くことは固く禁じられているのです。
宝塚ファンでもっとも、あるあるなのが観劇中に目が足りない事。
どういう事かというと、観劇中にファンは持参や劇場でレンタルできるオペラグラスを片時も離すことなく好きな生徒を目で追いかけます。
しかし、大勢が出演するシーンの場合などは好きな生徒が全員でていて目が何個あっても足りない!と嘆くのです。
だって、好きな人を全員しっかりと見る為には時間と目が足りないのです。
宝塚ファンあるあるなのは、公演の集合日になると落ち着かないことです。
なぜかというと、集合日になるとその公演で退団する生徒が発表されるからです。
昼過ぎになると、宝塚歌劇の公式サイトから登録しているファンにはメールで退団者のニュースが送信されます。
そのメールを開くときのドキドキ感といえば・・・。
だって、もし自分の好きな生徒の名前が退団者の名前に入っていたら・・・。
それだけで、しばらく宝塚ファンは何も手に付かなくなり日常生活に支障をきたしてしまうのです。
宝塚ファンあるあるの1つが、やたらと世界史が詳しくなると言う事です。
特に、高校生の宝塚ファンなどにとっては世界史が強くなるのでとっても便利◎
なぜなら、宝塚歌劇団では様々な国の史実にそった物語などが上演されておりそれらの影響でその時代などが詳しくなります。
世界史の教科書を開いていると、宝塚で上演された公演の役名などが載っていると自然とテストには関係ないのにピンクなどの蛍光ペンでマークをつけるなんてことも。
特に、フランス革命を多く取り扱っているので宝塚ファンにとってフランスのパリとベルサイユ。という言葉を聞くだけで、なぜかテンションが挙がってしまいます。
宝塚ファンは、日常生活でも幸せを得ることが出来ます。
例えば、上の写真は元花組男役トップスターの春野寿美礼さんです。
春野さんのファンの場合、スーパーで買い物していると「春野菜」という文字を見るだけでテンションが高くなり幸せになります。
春野寿美礼さんとは、全く関係ないのですし春野菜なんて買うつもりも全く無かったのになんだか好きな春野さんに貢いでいる気分になるので無駄買いしてしまうことも多々あります。
宝塚歌劇団は、本拠地の宝塚大劇場と東京劇場以外にも地方で公演を行っています。
全国ツアーや大阪の梅田芸術劇場や福岡県の博多座などが有名です。
ファンは、自分の好きな組や出演者の為に全国に遠征するので全く縁もゆかりもなかった博多などが詳しくなります。
宝塚ファンは、宝塚時代が身内の様な存在に感じてしまいます。
なので、全く宝塚を好きではなかった友人などが興味を出し始めると「ありがとう」となぜか言ってしまいます。
そして、宝塚に興味を抱いた友人に初観劇はどの組でどの公演がお勧めかを仕事をしながらでも考えてしまい、それだけでとても幸せになれます。
宝塚歌劇のチケット代はSS席から1万を超えてきます。
安くても当日のB席で2500円とお手頃ですが、それでも遠征する交通費や宿泊費。
そして、公演グッズなどを購入すると結構お金がかかってくるもの。
なので、宝塚ファンはお金持ちが多いのではないのか?と、思われがちです。
勿論、お金落ちのファンも多いですが一般のファンも勿論多いです。
一般ファンからすると、宝塚を観に行くだけでお金がかかりますがそれだけの価値があり、観劇日の為に頑張って節約したりしています。
宝塚ファンは1年間を通して、とても忙しいです。
公演スケジュールなどが発表されて、スケジュール帳に書き込んでみると「え・・・私、この公演行ける?」と唖然となってしまいます。
しかし、それだけ忙しくても宝塚という生き甲斐があるからこそ仕事などが頑張れる単純な宝塚ファン。
とっても幸せな生き物だと思います。
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