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2023/12/28
大今里
スカイリムは、アメリカのベセスダ・ソフトワークスから発売されているRPGゲーム「The Elder Scrolls」シリーズの5作目にあたります。元々、「The Elder Scrolls」シリーズ自体が1994年から続く大人気シリーズで、特に2作目からはその広大なフィールドを思うがままに移動し、ファンタジーの世界にどっぷりと浸れる自由度の高いゲームとして有名なシリーズです。
「スカイリム」というのは、ゲーム内に登場する地域の名前で、1作品ごとにタムリエル大陸と呼ばれる広大な大陸のひとつの地域にフォーカスを当てて製作されてきました。5作目では「スカイリム」地方が舞台となっています。
本作は元々、PCでシリーズ化され発売されてきましたが、現在ではPS3、Xbox360、PS4、Xbox Oneでもリリースされており、マルチプラットフォームで展開されているのも特徴です。
大手通販サイトAmazonでの評価を見ると、PS4版は全263レビュー中159の星5評価となっており、家庭用ゲーム機のユーザーにもその人気は完全に浸透したと言ってもいいでしょう。
ユーザーからこれだけの評価を受けたスカイリムの特徴といえば、広大なフィールドとその自由度だということは前述したとおりですが、ただそれだけではここまで評価の高い人気のシリーズにはならなかったでしょう。
画像を見ていただいてもわかる通り、美麗なCGで描かれた世界はただ散策しているだけでもプレイヤーをワクワクさせてくれます。
自然に溢れたフィールドが多いゲームですので、木の葉の揺らぎや、川に反射する太陽の光、夜になると顔を出す星々のきらめきは、特に製作陣のこだわりを強く感じられる部分です。PS4でもその美しさは変わることなく発揮されています。
またフィールドに点在する村や町には、どこか懐かしい西洋の田舎の家々が立ち並びそこで生活する人々の気配を感じとることができます。
長い旅路の途中で、向こうの方に家の明かりが見えてきた時の安心感は、スカイリムだからこそ得られるものだと言ってよいでしょう。
さらに山の中を探検していると、ところどころにはるか昔に作られた遺跡が残っており、その中へと入っていけばそこにはスカイリムの世界が連綿と続いてきた歴史の1ページであることを実感させられます。
PS4のゲームでこれだけの没入感の得られるRPGは、スカイリムを含めてそう多くはありません。
スカイリムの世界にはたくさんのキャラクターたちが生活しています。農夫や戦士、魔法使いや、盗賊、動物、魔物、ヴァンパイアなど枚挙に暇がありません。
その中のキャラクターたちは皆、それぞれの生活リズムで活動しています。
例えば、農夫であれば朝早くから農作業をし、お昼になればランチを楽しみ、日が暮れれば近くの酒場へ赴いて気の合う仲間と雑談を交わす、といったような生活をプレイヤーの介入しないところで行っています。
このシステムは、開発元のベセスダ・ソフトワークスが独自に作り上げた人工知能システム「Radiant AI」によって実現されています。
このゲームの中のキャラクターたちはそれぞれの意志を持って生活しているので、まさにもう一つの社会や生活がその世界にはあるのです。
当時、日本に住むPS4などの家庭用ゲーム機のユーザーは、なかなかこういったゲームに出会うことが少なかったためか、驚かれた方も多くいたことでしょう。
しかし、この臨場感やリアリティーに慣れてしまうと、もうその世界から抜け出せなくなってしまうような中毒性が、スカイリムにはあるような気がします。
圧倒的没入感で人々を魅了し続けるスカイリムですが、実はPC版とPS4などの家庭用ゲーム機版では大きくわけて、二つの違いがあります。
まず、一つ目は見た目、つまりグラフィックの設定です。
PC版であれば、PC自体の性能が高ければ、PS4版よりもグラフィックを綺麗にすることが可能です。岩や木、川の水など全ての要素をよりリアルに見せることもできます。PS4などの家庭用ゲーム機では、今持っているゲーム機の性能を上げるということはできませんので、グラフィックに関しては固定となります。
次に、これが一番大きな違いなのですが、MODと呼ばれる拡張機能を導入できるかできないか、ということです。
「The Elder Scrolls」シリーズではもともと、ゲームをプレイするユーザーたちによって作られた拡張機能の導入が公式に認められてきました。
代表的なものでいうと、ゲームには登場しない装備品や、アイテム、またグラフィックを大幅に向上させるテクスチャと呼ばれるものや、村人たちの顔を変えてしまうもの、さらに空を飛んだり、スカイリムの世界にはありえない建物を加えたり、となんでもありで、中にはスカイリムというゲーム自体の雰囲気を損なってしまうものまであります。
これらを総称してMODというのですが、PS4版ではこのMODの利用はできません。
PC版で遊んでいたユーザーの方の中には、このMOD導入こそがスカイリムを含む「The Elder Scrolls」シリーズをさらに楽しむ為のアイテムと言われる方も多いのですが、筆者自身は必ずしもそうとは思いません。
それはスカイリムというゲーム自体がとてもよく作られているゲームで、スカイリムを遊びつくすだけでも、ゆうに100時間をこえることは間違いないからです。
またMOD導入というのはある程度専門的な知識がないと、PC自体がフリーズしたり不具合を起こす原因ともなるので、敷居が高いのです。
気軽にゲームの世界にどっぷりとつかって遊びたい方は、PS4版でも十分すぎるほどです。
ここまでPC版とPS4版などの違いでは、基本的にPC版には出来てPS4版では出来ないことばかりを書いてきましたが、やっぱりPS4でしか出来ないスカイリムが欲しい!という方に朗報です。
2017年12月14日(木)にPS4にて「スカイリムVR」が発売されます。PSVRをお持ちであれば、これまでご紹介してきたスカイリムの世界が本当にそこにいるように味わえます。
気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
ユーザーレビューなどでは軒並み高評価を獲得しているスカイリムですが、ではゲーム雑誌やゲーム批評家の方々はどういった評価をしたのでしょうか。
少し厳しい意見などもあるのではないか、そう思って調べたところ意外にも皆さん手放しで高評価をされていました。
例えばゲームメディア大手のIGN は、「今までに創りだされた中で最高のロールプレイングゲームのひとつ」と絶賛し、イギリスの大手新聞社ガーディアンは「Skyrimはゲーマーが年中体験できるこの上なく壮大な事業」とべた褒め。
さらに、日本のゲームメディアであるファミ通は海外産のゲームで史上初めての40点満点中40点とこの上ない高評価です。実際にプレイしたことのある方ならば誰しもが納得する数字ですよね。
もちろんこの評価は、PC版だけでなくPS4版や家庭用ゲーム機で発売されたものを含む評価ですので、先に述べたMOD導入とはなんの関係もありません。
名だたるメディアからこれだけの評価を受けるのですから、そのままの状態でも十分に面白い作品ということがお分かりいただけるかと思います。
ちなみに、2012年には、日本ゲーム大賞にて「年間作品部門」で「優秀賞」を受賞しています。
ここまでスカイリムの数々の魅力、そして高評価の声をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
筆者自身は、前作の「オブリビオン」から「The Elder Scrolls」シリーズにはまった一人ですが、このゲームの魅力はなんといっても徹底的に作りこまれたファンタジー世界にあるのだと思います。戦士となってドラゴンを倒したりするもよし、日がな一日遠くに見える山目指して馬を走らせるもよし。そしてそんな道中で出会う人々や動物、怖い魔物たち。
あまりにも多くのゲームに見慣れすぎて感動を失ってしまっている方にこそ、ぜひ一度手に取ってプレーしていただきたいゲームです。自由度の高さが売りでもあるので、メインストーリーを放棄して、洞窟探検や困っている村人を助けてることに勤しんだって問題ありません。
現実社会に退屈してちょっと刺激の欲しい方は、ぜひ広大に広がるおとぎ話の世界に、思いっきり飛び込んでみてはいかがでしょうか。
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