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2023/12/28
大今里
ドラマ「孤独のグルメ」は2012年1月からテレビ東京系で放送されています。
雑貨輸入商を営む主人公の井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄る飲食店で食事をする様子を描いたドラマで、ひたすら中年男が食事するシーンを眺めるというのがこのドラマの楽しみ方なのです。
松重豊(まつしげゆたか)は1963年1月19日生まれ福岡県出身の俳優です。
俳優よりも音楽に興味を持ち、中学生のころ友人が持っていたセックス・ピストルズのレコードを聴いたことで、パンクロックなどの激しい音楽を好むようになり、ライブハウスなどにもよく通っていました。
俳優とは程遠い道のりを歩んでいましたが1982年4月に明治大学文学部文学科に入学し演劇学を専攻します。
ですが実は俳優ではなく製作者側になりたいという思いがありました。
しかし、そこで演技の勉強をするうちに演じることの楽しさを知り、俳優を目指すようになります。
それから、三谷幸喜(みたにこうき)が主宰していた劇団東京サンシャインボーイズの作品に俳優として参加することが決まり、映画やドラマ、CM、Vシネマ、舞台などにも出演します。
ですが意外にも、2012年1月に放送されたドラマ「孤独のグルメ」が連続テレビドラマ初主演でした。
孤独のグルメはシリーズ化されるほどの人気を集め、まさに俳優として当たり役となったのです。
しかし、ドラマ孤独のグルメは「ただ食べるだけ」というイメージが先行し、松重豊はこのドラマがヒットするとはまったく思っていなかったと以前出演したラジオで語っています。
むしろ、孤独のグルメに主演したことが「俳優として汚点になるのでは…」と考えていたほどで、黒歴史ドラマになると予想をしていたそうです。
孤独のグルメ撮影時は綺麗に食べるというよりもおいしく食べるということを心がけていることもあり、視聴者が「深夜の食テロ」と言うほど食欲をそそられていることには間違いありません。
孤独のグルメの主人公である井之頭五郎はとにかく食べます。
見るからに、毎度おおよそ3人前は食べているのではないでしょうか。
食べっぷりがいいだけではなく、とにかくおいしそうに食べます。
ドラマの中で必ず口にするセリフ「腹が…減った…」は、孤独のグルメファンの中でお馴染みです。
そして街中を探し回り、お目当ての飲食店を見つけ食べたいものを食べたいだけ注文する、それが井之頭五郎なのです。
当然、テーブルには「本当にこれ全部一人で食べるの?」というほどの料理が並びます。
ですが心配はご無用、井之頭五郎が豪快に食べるその様子は見ていて気持ちがいいほどです。
井之頭五郎演じる俳優松重豊は大食いというわけではなく、役柄上たくさん食べなければならないため極限までお腹を空かせた状態で撮影をするそうで、これぞまさに俳優魂ですね。
普段は小食ということもありほっそりとした体系の松重豊ですが、胃袋がもちこたえる間はこの役を演じていきたいと語り、俳優としての弛まぬ努力を感じさせます。
これまでは国内のみで撮影されていましたが、season5でついに俳優松重豊が台湾を訪れました。
台湾といえば日本人に大人気の観光地ですが、おいしいものがたくさんある国ということで本場の中華料理を存分に食すシーンが印象的です。
孤独のグルメは特にドラマティックな出来事が起こるわけではありませんが、日本を飛び出し台湾ならではの異国情緒あふれる街を歩く様子は見ごたえがあります。
毎度おいしそうな料理をたくさん食べる井之頭五郎ですが台湾でも、鶏肉飯や臭豆腐、下水湯などを堪能しています。
撮影が行われた店では松重豊と店主が仲良く一緒に映った写真が飾られているところもあり、孤独のグルメファンだけではなく日本人観光客も訪れる機会が増えているようです。
孤独のグルメは中年男性の井之頭五郎がただひたすらおいしいものを食べるドキュメンタリーのような一風変わったグルメドラマです。
主人公を演じる松重豊のキャラクターも孤独のグルメになくてはならない存在で、今後もシリーズ化が大いに期待されます。
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