記事ID129117のサムネイル画像

    年齢を重ねてもお笑い会トップの影響力を持つダウンタウンとは

    デビューから40年近くたった今でも、お笑い界の頂点に君臨し続けるお笑いコンビのダウンタウン。多くの芸人が尊敬する芸人はダウンタウンと言われる絶大な影響力と、年齢が幾つになっても、年齢を感じさせないお笑い姿勢に多くの芸能人が長年に渡って影響を受けています。

    年齢が増しても変わらないダウンタウン松本人志のお笑いセンス

    ダウンタウンのボケ担当で1963年9月8日生まれ54才。
    通称まっちゃん。
    お笑いエンペラーと称され、ダウンタウンの若い年齢の頃に影響を受けて、お笑い芸人になった芸人も数多く、年齢が30代〜40代の芸人はダウンタウンの全盛期を見てダウンタウンのようなお笑い芸人になりたいと感じた人も多いと言われています。
    それも、ダウンタウンのボケ担当である松本人志が作り出すお笑いの世界観が多くの人に影響を与えているからです。
    年齢が幾つになってもお笑いへの情熱がぶれることなく様々なお笑いを生み出すセンスに各界への影響力も増しています。

    年齢を重ねるごとに旨味が増してくるダウンタウン浜田雅功のキャラクター

    ダウンタウンのツッコミ担当で1963年5月11日生まれ、年齢54才。
    通称ハマちゃん
    容赦のない荒くれ者的なイメージもありますが、一方で年齢を重ねるごとに天然ボケな面も見せるようになりつつ、優しい一面もあり、信頼を置く芸能人も多くいます。
    ダウンタウンとしてだけでなく、個人としても様々な番組などに出演することも増えています。
    年齢が幾つになっても見た目が変わらないという若々しさも魅力の1つです。
    松本がインタビューで、
    「浜田がいなかったらダウンタウンはメジャーな存在にはなっていないだろう」という話は有名なエピソードでファンも感動した話です。

    ダウンタウンの才能に触れてきた今田耕司と東野幸治

    ダウンタウンには、年齢が若い頃からダウンタウンファミリーと呼ばれる芸人の後輩と一緒に仕事をすることが多くありました。
    その中でも今田耕司と東野幸治は、ごっつええ感じで板尾創路らとともに、年齢が若い頃の血気盛んなダウンタウンの鋭いツッコミや激しい無茶振りもお笑いに変えて、メキメキ力をつけていき、今や2人とも司会業などの大御所として、様々な番組MCを努めています。
    これは若い年齢の頃からダウンタウンという才能と接せれたことが大きいと言われています。

    ウッチャンナンチャンとの信頼関係

    ダウンタウンが大阪では飛ぶ鳥を落とす勢いだった若い年齢の頃に、東京への進出の足がかりとなったのが、ウッチャンナンチャンらと共演した伝説の番組「夢で逢えたら」でした。
    この番組でダウンタウンは、年齢が1つ年下で、東京で勢いを持っていたウッチャンナンチャンと出会い、東京でのスター街道に乗っていきます。
    後にダウンタウンの松本も「ウンナンと一緒に番組を行なっていなかったらもう少しダウンタウンが売れるのには時間がかかったかもしれない」と語っていますし、ウンナンも当時、兄さん的な存在でダウンタウンと接し、その後20代後半、30代とお互い多くの冠番組を抱える中で戦友でありながらもライバルとしていい意味で意識してきた結果ではないかと言われています。
    B21のヒロミも当時を振り返り、実際は仲が良くても周りがライバル関係などの競い合いを煽っていた節があるようでした。

    とんねるずも意識させたダウンタウンの影響力

    ダウンタウンよりも年齢的にも、芸歴的にも1つ2つ上のとんねるず。
    お互いの年齢が若く、冠番組をとんねるずとダウンタウンが多く抱えていた頃は、「西のダウンタウン、東のとんねるず」と言われていて、ライバル関係にあると言われていました。
    長年共演もなかった、とんねるずとダウンタウンでしたが、年齢を重ねて、笑っていいともの最終回で共演を果たすと、それまでの実情が語られるようになりました。
    共演がなかったのは、当事者同士が仲が悪いというわけではなく、スタッフ同士が気をつかっていただけと言われています。
    とんねるずもダウンタウンも、お笑いとして毒舌な発言をする2組のコンビですが、ダウンタウンもとんねるずのことを、とんねるずもダウンタウンのことをあまり言わないのは、ダウンタウンは先輩への配慮から、とんねるずはダウンタウンの力を認めているからではないかと言われています。

    ビートたけしも驚嘆するダウンタウンの漫才

    年齢的に現役のお笑い界のトップといえば、ビートたけし・タモリ・明石家さんまのお笑いBIG3と言われています。
    そのビック3のビートたけしは、80年代漫才ブームの漫才を牽引してきた存在で、年齢的にもダウンタウンとは一回り以上も違う存在です。
    ビートたけしの漫才は「間が空くことを怖がり、やみくもに言葉を叩き込んでいた」と説明する一方で、ダウンタウンについては「その正反対」「間ばかりとって、その間で笑わせる」と、その新しさを説明し、年齢がお互いに若い頃はダウンタウンとの共演を、その才能への嫉妬から避けていたとも言われています。

    まとめ(年齢が幾つになってもダウンタウンの魅力は衰えない)

    年齢が若い頃のダウンタウンは、大阪で飛ぶ鳥を落とす勢いで、かなり尖っていたようで、お互いについても、舞台前に衣装がボロボロになる大げんかをしたりと、部分部分ではかなり険悪になることもあったそうです。
    しかし、実績と年齢を重ねてきた最近のダウンタウンは、番組内でも、仲がいいというレベルを超越したパートナーとしての存在感が垣間見えるシーンが増えてきました。
    例えば、本音でハシゴ酒でゲストの宮根が
    「松ちゃんが死んだら泣くでしょ?」と聞いたところ、「だから先に死にたいんですよ」と浜田が答えているいい話もそうですし、年齢を重ねてなお、円熟味を増したダウンタウンのフリートークも、より一層魅力的になってきています。

    TOPへ