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    人気シリーズ・ファイナルファンタジー1作目のff1ってどんなゲーム?

    現在15作目まで発売され、世界的に人気のRPGシリーズとなっているファイナルファンタジー、通称ff。その原点となった第1作目のff1とはどんなゲームなのでしょうか?名作・ff1のストーリーやキャラクター、ゲームシステムを振り返ってみました。

    ファイナルファンタジー(ff)1はどんなゲーム?

    RPGの人気シリーズとして世界中から愛されているファイナルファンタジー(ff)シリーズの第1作目は、1987年(昭和62年)にファミリーコンピューター用のソフトとして発売されました。
    当初は単に「ファイナルファンタジー」というタイトルでしたが、その後、他の作品と区別するため、リメイク版では「ff1」と称されています。

    ちなみに、もう1つの大人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」の1作目は、前年の1986年に発売されました。

    ファイナルファンタジー(ff)1のストーリーは?

    土、火、水、風の4つの力がさえぎられ、暗黒に満ちた世界が舞台です。人々が待ち続けていた、世界を救う「光の戦士」の冒険を描いたストーリーになっています。

    クリスタルを手にした4人の「光の戦士」たちは、失われたクリスタルの輝きを取り戻して世界に再び平和をもたらすために、クリスタルの輝きを遮る「4体のカオス」を倒します。しかし、クリスタルの輝きを取り戻しても世界に平和は訪れません。
    戦士たちは全ての元凶である2000年前に向かい、永久に生き続ける「カオス」を倒して元の平和な世界を取り戻します。

    その戦いは人々の記憶から消え、「架空の物語」として語り継がれる…という言葉で壮大なストーリーは幕を閉じます。

    ファイナルファンタジー(ff)1の主人公やキャラクターは?

    ff1は一人の特定のキャラクターではなく、4人の「光の戦士」が主人公になっています。それぞれ輝きが失われた土、火、水、風のクリスタルを持っています。
    後のffシリーズのキャラクターとは違って、彼らは基本的にセリフがありません。

    ファイナルファンタジー(ff)1のゲームシステムは?

    ff1の特徴的な戦闘システム

    戦闘システムは多くのRPGと同じターン制で、全ての敵を倒せば勝利、パーティ全員が死亡または石化するとゲームオーバーで前回セーブした場面に戻るシステムです。

    戦闘画面は、ドラクエシリーズのように敵モンスターのみが表示されるのではなく、主人公たちも縦に並んでアニメーションで表示されるのが特徴的でした。この戦闘画面は、その後のffシリーズでも大きな特徴として残っています。

    魔法の使用回数システム

    ff1では、魔法はレベルアップで覚えるのではなく、町の中の「魔法屋」で購入することで使えるようになります。
    魔法はMPを消費するのではなく、使用できる回数が決まっていることが特徴的でした。キャラクターのレベルが上がると、魔法の使用回数も増えていきます。

    おなじみのジョブシステム

    ff1では、ゲーム開始時に、戦士・シーフ・モンク・赤魔術師・白魔術師・黒魔術師の中から「ジョブ」(職業)を選択することができます。途中で転職ができる「ジョブチェンジシステム」は3作目のff3で登場しました。

    物語の後半では、それぞれが上位のジョブに「クラスチェンジ」することができます。

    ファミコン、アドバンス、PSP…ff1をプレイするならどれ?

    ff1はシリーズの中でも最もリメイク・移植されている作品です。

    ・ファミリーコンピューター(オリジナル)
    ・MSX
    ・ワンダースワンカラー
    ・プレイステーション
    ・ゲームボーイアドバンス
    ・PSP
    ・携帯アプリ
    ・スマートフォン(iOS、Android、Windows Phone)
    ・プレイステーション3
    ・Wii U
    ・ニンテンドー3DS

    後に発売されたものは、システムが改良されていたり、新しいダンジョンが追加されていたり、大きなリメイクが加わっているものもあります。
    Wii Uやニンテンドー3DSのダウンロード版では、完全にファミコンの移植版を遊ぶこともできます。持っているハードや好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

    1から15までffシリーズを楽しもう!

    30年以上前に1作目が発売されたffシリーズは、現在ff15が最新作です。他にもタクティクスシリーズやクリスタルクロニクルシリーズなど、派生作品も多数あり、いずれも質の高い人気ソフトになっています。
    それらの原点となったff1、改めてプレイしてみてはいかがでしょうか。

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