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    主人公の性格が変人すぎる?ドラマシャーロックについてまとめ

    ドラマシャーロックは有名な「シャーロック・ホームズ」シリーズを現代を舞台に作り直した作品です。評価の高い作品ですが、主人公のシャーロックの性格がホームズのイメージとは違いすぎるという意見もあります。ドラマのシャーロックの性格や俳優などについて紹介していきます。

    シャーロックってどんなドラマ?

    シャーロックとはアーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズシリーズ」を現代風にアレンジした海外ドラマです。

    シーズン1は2013年にNHK総合でも放送され、現在シーズン4まで制作され日本では漫画化もされています。

    シャーロックの原作との違いや俳優、吹き替えなどにについてご紹介します。

    ドラマ「シャーロック」の原作との違い

    原作との違いとしてまず最初に思うのは、タイトルがシャーロックになっている点ですね。

    シャーロック・ホームズというと日本ではホームズ、ジョン・ワトソンはワトソンと呼ぶのが一般的でしょう。

    原作ではホームズとワトソンとお互いに呼び合っています。

    これは当時相手のことをファミリーネームで呼ぶのが当たり前だったからですが、日本では相手の事を姓で呼ぶことが多いのと同じです。

    現在は相手の事をファーストネームで呼ぶのが当たり前だから、ホームズはシャーロック、ワトソンはジョンになり、ドラマのタイトルがシャーロックになるわけですね。

    他にも、原作ではワトソンが事件記録を雑誌に投稿してそのことが話題になるわけですが、シャーロックではジョンがブログに事件記録をアップするという設定になっています。

    このブログが実際に用意されていて、放送後に更新されている演出もありました。

    シャーロックが実際に、ジョンのブログにコメントを投稿しているのも面白いです。

    他にも色々と現代風にアレンジされているので、原作を知っているとより楽しめるでしょう。

    ドラマ「シャーロック」における主人公の性格

    ドラマシャーロックでは主人公の性格の変人的な側面がかなり強調されています。

    知識は豊富でも相当に偏っていて探偵の仕事に関する事以外は、常識的なことでも知らず全く興味を持ちません。

    周囲を小馬鹿にしたような態度を取るので、警察関係者には相当嫌われています。

    また、正義感というよりは事件に対する好奇心で捜査をしている面が強いです。

    暇な時は自室で銃を乱射したり、銛を振り回すなどかなり奇行が目立ちます。

    吹き替え版では自分の事を高機能社会不適合者と呼び、コンプレックスを持っているように思えるシーンもあります。

    ホームズは聡明な紳士のイメージが強いので、このことに違和感を感じる人は少なくないようです。

    実はそれほど変わっていない?シャーロックとホームズの性格の違いとは?

    ただ、よく考えると原作のホームズもかなりの変人です。

    地動説を知らず、そのことを教えてもらった直後に忘れる努力をしようとしたり、知識が偏っているのは原作通りです。

    結構ワトソンを馬鹿にするような発言をしていますし、面白い事件が起きないことに文句を言ったりとかなり問題発言も多く、原作でもおかしな行動は結構とっています。

    こうやって比較していくと原作のホームズとドラマのシャーロックは性格の問題点はかなり共通しています。

    このイメージの違いはドラマシャーロックで、人間関係のトラブルが多いなどシャーロックの変人的な性格に焦点が当てられることが多いからでしょう。

    原作のホームズがシャーロックに比べて精神的に大人に描かれていると思いますが、そもそも事件の謎解きに焦点が当たっていてそういった問題は描かないということもあると思います。

    ドラマではシャーロックがジョンに教えられた知識を元に事件を解決する他、ジョン以外との人間関係も少しずつ改善するなど人格に成長しているような場面もあります。

    原作ではホームズは完成された人格で、ドラマシャーロックでは主人公の性格にも焦点が当たり、成長していく側面があると言う事では無いでしょうか?

    批判もありますが、主人公の変人ぶりがドラマの魅力になっているとも言えます。

    シャーロック役の俳優と吹き替えについて

    シャーロック役の俳優ベネディクト・カンバーバッチさんは、シャーロック役で大ブレイクしました。

    スティーブン・スピルバーグ監督の「戦の馬」やトーマス・アルフレッドソン監督の「裏切りのサーカス」に出演。

    「スター・トレックイントゥ・ダークネス」のジョン・ハリソンは世紀の悪役と評価されました。

    シャーロックだけでなく「イミテーションゲーム」のアラン・チューリング役など天才を演じる事に定評があります。

    これは映画「ホーキング」でスティーブン・ホーキング博士を演じるために徹底した役作りを行ったことにルーツがあると言われています。


    日本語版で吹き替えを担当しているのは三上哲さんです。

    三上さんはテレビドラマ「相棒」に俳優として出演しており、声優としては「デュラララ」のスローン役、「ルパン三世 the Last Job」のレオーネ刑事役などで出演しています。

    ジョン役の俳優と吹き替えについて

    ジョン役の俳優はマーティン・フリーマンさんはイギリスのテレビドラマ「The Office」のティム役で存在感を示し、シャーロックのジョン・H・ワトソン役で英国アカデミー賞助演男優賞受賞しました。

    また、映画「ホビット」では主役のビルボ・バギンズを演じています。

    動画ではかわいいと言われるマーティン・フリーマンさんですが、目つきが鋭く静止画だとまなざしが少し怖いとも言われます。

    日本語版の吹き替えをしている森川智之さんは、クールな二枚目や美形の悪役などを演じることに定評があります。

    アニメでは名探偵コナンの「羽田秀吉」やジョジョの奇妙な冒険の「吉良吉影」を演じています。

    ドラマシャーロックを無料で見るには?

    ドラマシャーロックはシーズン4までDVDやブルーレイ化されているほかに動画配信もされています。

    合法的に無料で見るのは難しいと思いますが、チャンスはあります。

    有料動画配信サイトなどは、無料トライアルがあるところも多いですから、その期間内ならシャーロックを見る事ができます。

    トライアル期間が終わる前に退会してしまえば無料で見ることが可能です。

    ドラマシャーロックについてまとめ

    シャーロックはシャーロック・ホームズシリーズを現代を舞台にアレンジしたドラマです。

    絶妙に原作の設定を現代風にアレンジするなどされており、評価は高いです。

    主人公のシャーロックはホームズとはかなりイメージが違うと言う意見もありますが、それがより人物像を掘り下げていて面白いと思います。

    一話辺りの時間が長いため話数は少ないですが、とても見応えがあります。

    原作を知っていても、初めて見る場合でも楽しめるドラマになっています

    シーズン5の制作も決まったようですので、続報に期待しましょう。

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