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    秀逸なネタで人気の<ラーメンズ>おすすめコントを一気に紹介

    今でも根強い人気のお笑いコンビ【ラーメンズ】2人での活動は、2009年を最後にそれぞれの活動を行っているラーメンズ。しかし、彼らのネタはシュールで独特の世界観だと定評です。今回はラーメンズのプロフィールから、おすすめのネタまで情報盛りだくさんでご紹介します。

    ラーメンズとは?

    ラーメンズは、1996年に小林賢太郎さんと片桐仁さんによって結成された、お笑いコンビです。


    多摩美術大学版画科の同級生だったふたりは、学業そっちのけで、落語研究会を立ち上げ、お笑いに打ち込んでいきました。


    大学卒業を目前にして、小林さんは片桐さんに「絵を売りたいのならば名前を売ってからでも遅くない」と言われ、お笑いの道を進むことを決心させました。

    その後『ラーメンズ』というコンビ名で活動していきます。
    ちなみに、『ラーメンズ』の由来はさまざま言われていますが、どのような理由でつけられたのかは、小林さんも片桐さんも理由を話したことはありません。


    ラーメンズのネタは、すべてを小林賢太郎さんが手掛けています。小林さんは、相手がどんなことを思うのか、全て把握して台本を起こしているそうです。

    芸術的なコントが話題に

    1999年より放送された、NHK爆笑オンエアバトルにラーメンズは第1回放送より出演していました。

    観客の投票により、テレビでオンエアされるかが決まる同番組で、ラーメンズは圧倒的な人気を誇りました。
    当時、番組の審査員をしていた落語家の立川談志さんは、芸術に近いコントだと称し、審査員特別賞も受賞したことがあります。

    フラッシュ動画で話題に

    テレビで人気となったラーメンズのネタは、フラッシュ動画(紙芝居風のアニメーション)にもなり、多くの人に知られるきっかけとなりました。

    『千葉滋賀佐賀』の掛け声が話題となったネタは、当時ネットでも大流行しました。

    「新橋!」の掛け合いが話題のネタ

    『日本語学校』というシリーズのネタで、披露された『新橋』を言い合うのが、話題となりました。

    ラーメンズといったら、このネタと思い出す人も多いのではないでしょうか。

    ラーメンズのおすすめネタを、公演ごとに一覧で紹介

    2017年1月1日より、ラーメンズのコント100本がYouTubeで視聴できるようになりました。

    小林賢太郎さんの公式サイトで発表され、その広告収入は、日本赤十字社に全額寄付されています。


    その中から、ラーメンズのおすすめコント(ネタ)を彼らの公演ごとにご紹介します。

    笑う準備はできていますか?

    【第5回公演「home」】ラーメンズのおすすめネタ

    YouTubeで公開されている動画は、この公演からなので、同公演からご紹介します。


    2000年1月のライブ『第5回公演「home」』

    家やそれにまつわるテーマを元にネタ8本が、披露されました。

    間違って内容を覚えてしまいそうなネタ【読書対決】

    小説の内容で、優劣を競う【読書対決】

    芥川龍之介の「鼻」や、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」などが登場しますが、見栄を張ってしまい、どんどん内容が本来の内容とかけ離れて行ってしまい、どんな内容だったか忘れてしまうネタです。

    小説を読んでから見ると、さらに楽しめるコントですよ!

    【第6回公演「FLAT」】ラーメンズのおすすめネタ

    2000年5月のライブ『第6回公演「FLAT」』

    FLATとは、イギリスにおけるアパートのことを指します。
    全開ライブ『第5回公演「home」』とは異なった、家にまつわるネタが披露されました。

    ちょっと泣ける【ドーデスという男】

    「ドーデス」が口癖の青年と、その友人の出来事【ドーデスという男】

    不思議な「ドーデス」との会話が面白いですが、最後にはほろっと涙が零れそうなネタです。
    まだまだ荒削りのネタですが、既に芸術的なネタが完成されつつあることを思わせる、コントのひとつです。

    【第7回公演「news」】ラーメンズのおすすめネタ

    2000年8月のライブ『第7回公演「news」』

    新しい出来事を「news」と言いますが、ラーメンズとして新たなネタを披露したライブでした。

    同公演は、1ヶ月行われました。

    続・本来の内容が分からなくなるネタ【読書対決 news篇】

    『第5回公演「home」』のネタ『読書対決』の続編として、披露されました。
    今回は、童話を元に対決がされますが、相変わらず本来の物語が飛んでしまうような内容になっています。

    【第8回公演「椿」】ラーメンズのおすすめネタ

    2001年1月のライブ『第8回公演「椿』

    ライブ名に、初めて漢字を当てた公演となりました。
    この頃から、ラーメンズの洗練されたネタが織り込まれていきました。

    未来に起きた出来事とは・・・ちょっと怖いネタ【時間電話】

    一度は遊んだことがある糸電話ですが、どこに繋がっているのかを知った時・・・衝撃のネタです。

    ライブ冒頭に披露されたネタでした。

    日本の歴史を面白く学べる!?ネタ【日本語学校アメリカン】

    人気のある『日本語学校』シリーズの最新作です。

    アメリカ風のコミカルな歴史の授業は、楽しんで覚えられそうです。

    小林さんのモノマネも笑いを誘う、要素のひとつです。

    【第9回公演「鯨」】ラーメンズのおすすめネタ

    2001年6月のライブ『第9回公演「鯨」』

    ライブで披露されれたネタは、ファンタジー要素を含んだネタが数多く披露されました。

    こんな教習所があったら・・・的なネタ【ことわざ仙人】

    車の教習所はありますが、ことわざを学ぶ教習所はないですよね。

    そんな、ことわざわを学べる教習所があったら、という設定です。

    ことわざを教える仙人の経歴が、また面白いです。

    【特別公演「零の箱式」】ラーメンズのおすすめネタ

    2001年8月のライブ『特別公演「零の箱式」』

    前公演「鯨」公演終了のわずか1ヶ月後に、ライブが行われました。

    同公演では、片桐仁にまつわるネタが数多く披露されました。

    フリーダムな片桐仁が大暴れなネタ【タカシと父さん】

    片桐仁のほぼひとり芝居で行われた『タカシと父さん』

    フリーダムな片桐さんを、終始見ることが出来ますが、なぜ片桐さんがひとり芝居をしていたのかが分かった瞬間、ぞっとしてしまいます。

    片桐仁になるための特訓するネタ【片桐教習所】

    片桐仁になるための教習所『片桐教習所』

    片桐さんの指示の元、小林さんがフリーダムな片桐さんになるきるネタです。

    ラストは、驚くこと間違いなしですよ!

    【第10回公演「雀」】ラーメンズのおすすめネタ

    2001年12月から2002年1月のライブ『第10回公演「雀」』

    同公演から、ライブ名にまつわるネタが披露されるようになりました。

    ラストのネタに向けて、途中のネタに伏線を張る緻密さは、流石と言わざるを得ません。

    音を楽しむことを教えてくれるネタ【音遊】

    デパートの企画を考えていくうちに、新たなテーマソングを考え出します。

    しかし、考えている時間帯が問題だったのか、とんでもない方向へと突き進んでしまいます。

    ある事を、用意周到に準備したネタ【男女の気持ち】

    告白する気持ち、振られる気持ちを、男女の立場になって考えるネタ『男女の気持ち』

    なぜここまで用意周到に考えるのか、ラストまで見れば、思わず笑ってしまいます。

    【第11回公演「CHERRY BLOSSOM FRONT345」】ラーメンズのおすすめネタ

    2002年3月から5月に行われた、ライブ『第11回公演「CHERRY BLOSSOM FRONT345」』

    同公演から、1ヶ月強のライブが行われるようになりました。

    とある仕事の練習中のネタ【本人不在】

    冒頭の、2人の不思議なポーズが興味深い『本人不在』

    今ではほとんど見られない、仕事の練習中なのですが、何の仕事なのか視聴して確かめてみてください。

    限界を笑いに変えるネタ【レストランそれぞれ】

    超能力を使いたい2人が、レストランで自分の才能を試す『レストランそれぞれ』

    小林さんと片桐さんが、2人何役もこなしていきますが、それがどんどん仇となっていきます。

    【第12回公演「ATOM」】ラーメンズのおすすめネタ

    2002年12月から2003年1月に行われた、ライブ『第12回公演「ATOM」』

    同公演のタイトル『ATOM』の意味が、徐々に分かっていく内容のライブになっています。

    一度聴いたら忘れない名曲ネタ【路上のギリジン】

    片桐さんのほぼひとり芝居『路上のギリジン』

    竹馬を乗りこなす片桐さんも素晴らしいですが、コミカルな歌も見ものです。

    ラーメンズ片桐さんと言えば、このネタを上げる人も多い、記憶に残るコントです。

    ラストが怖い!ネタ【採集】

    久しぶりに、田舎に帰り同級生に合う青年の話『採集』

    冒頭から中盤まで、笑いの連続なのですが、終盤にはその様子が変わってしまいます。
    ラストが怖い、と話題のコントです。

    【第13回公演「CLASSIC」】ラーメンズのおすすめネタ

    2003年3月から4月に行われた、ライブ『第13回公演「CLASSIC」』

    クラシック(古典)をテーマにし、新たなものを作り出そう、またクラシックを逆手に取った内容のネタ9本が披露されました。

    再びアイツが現れるネタ【ギリジンツーリスト】

    前公演のネタ『路上のギリジン』の続編となる『ギリジンツーリスト』

    竹馬を携え、片桐さん扮するギリジンのツアーの日程が、疑問符が頭に浮かぶような内容になっています。どんな日程なのか、動画を見て確認してみてください。

    イラッとさせるネタ【バニーボーイ】

    小林さん扮するバニーボーイと、客である片桐さんのコミカルな話が面白い『バニーボーイ』

    小林さんは、店で人気のないバニーボーイですが、なぜそうなのかが、ネタを見ているとわかりますよ。

    【第14回公演「STUDY」】ラーメンズのおすすめネタ

    2003年12月から2004年2月に行われた、ライブ『第14回公演「STUDY」』

    学ぶ(study)についてのネタが、多く披露された公演でした。

    名言が多いネタ【study】

    同公演冒頭で披露された『study』

    小林さんの正体が分かった途端、笑いが止まらない秀逸なネタです。

    MDウォークマンがネタ内に登場しますが、時代を感じさせるコントでもあります。

    計算式を書いてみたくなるネタ【金部】

    金に目がない大学生たちが、繰り広げる笑い『金部』

    歌あり、クイズありの頭も使う、ラーメンズらしいコントです。

    【第15回公演「ALICE」】ラーメンズのおすすめネタ

    2005年1月から4月まで行われた、ライブ『第15回公演「ALICE」』

    「不思議の国のアリス」の世界観をイメージした同公演は、ひとつひとつのネタが素晴らしい仕上がりです。

    最長の約3ヶ月公演として、全国を回ったライブでした。

    ことわざが元ネタ【風と桶に関する幾つかの考察】

    「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、同コント『風と桶に関する幾つかの考察』では、どんな時に桶屋が儲かるのかを考察した、頭脳派コントです。

    都道府県を楽しく学べるネタ【不思議の国のニポン】

    懐かしの「日本語学校」シリーズの最新版と言える『不思議の国のニポン』

    北から南まで、都道府県を面白ろ可笑しく、イジッていきます。

    伏線が至る所に張り巡らされているため、よく見ておいてくださいね。

    「ALICE」おまけ動画も面白い

    千秋楽を迎える前に、収録されました。

    公演名『ALICE』をテーマとした、あいうえお作文が面白いです。
    ラーメンズのネタではありませんが、2人の掛け合いが、とっても素敵です。

    【第16回公演「TEXT」】ラーメンズのおすすめネタ

    2007年2月から4月に行われた、ライブ『第16回公演「TEXT」』

    文字をテーマにした同公演では、小説や日本語を題材にしてコントが制作されています。

    ラーメンズ得意のネタ【同音異義の交錯】

    音が一緒の言葉を、巧みに組み合わせた『同音異義の交錯』

    どうやってネタを考えたのだろう、と頭を抱えてしまうような内容です。

    このコントは、見事と称賛できるネタです。

    ファンタジー色が強いネタ【銀河鉄道の夜のような夜】

    宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」をモチーフに作られた『銀河鉄道の夜のような夜』

    ここでも、言葉遊びが多数盛り込まれています。

    ラストは、少し物悲しい気持ちにさせられるコントです。

    【第17回公演「TOWER」】ラーメンズのおすすめネタ

    2009年4月から6月に行われた、ライブ『第17回公演「TOWER」』

    タワーをテーマとしたネタが、披露された7本すべてに組み込まれています。


    ラーメンズとしてのライブは、同公演を最後に行っておりません。

    言葉について突き詰めたネタ【名は体を表す】

    言葉の意味は、イメージから来ているのではないか、という疑問を呈した『名は体を表す』

    空想がどんどん膨れ上がりますが、最後にはきちんと収めるのは、さすがと言えるコントです。

    2人が入れ替わるネタ【やめさせないと】

    タワー好きの青年が、壮大な大冒険を繰り広げる『やめさせないと』

    小林さんと片桐さんが、入れ替わる瞬間は、さすがと言わざる負えません。

    <番外編>【ライブ!君の席】ラーメンズのおすすめネタ

    ラーメンズは、他のお笑いコンビと組んで、ライブを行ったことがあります。

    その中から、特に面白いネタをご紹介します。

    悲しい場所なのに・・・的なネタ【お通夜】

    2002年に行われたライブ『ライヴ!君の席 』

    おぎやはぎとバナナマンと行ったライブですが、それぞれの個性が表れている公演となりました。


    同ライブで披露されたネタ『お通夜』
    お通夜の場で発覚した、新事実とは・・・動画を視聴して、ぜひ、真実をご覧ください。

    詞の内容がどんどん変わるネタ【女心】

    『ライヴ!君の席 』で披露された『女心』

    矢作さんと設楽さんの、アドリブとは思えない発言に、思わず小林さんも笑ってしまったネタです。
    ラストでは、曲が披露されるのですが、誰が歌っているのか、動画をぜひ確認してみてください。

    ラーメンズの最近の活動

    2009年『第17回公演「TOWER」』を最後に、ラーメンズとしての活動は行われておりません。

    小林賢太郎さんは、舞台を中心としたパフォーマンス活動などを行っています。
    片桐仁さんは、テレビや映画、舞台などで俳優として活動しています。


    2009年2月より、小林さんはNHKバラエティ番組『小林賢太郎テレビ』に出演しています。

    2016年6月に放送された『小林賢太郎テレビ8 ~Wonderland~(K.K.T.V.8)』で、小林さんと片桐さんが共演しています。

    2人の共演は、実に7年ぶりということもあり、ネットでも大きな話題となりました。

    2016年7月に行われた『カジャラ~大人たるもの~』は、小林さんがプロデュース作品のひとつです。

    このライブに、片桐仁さんが出演しました。
    テレビで共演したことも話題となってから、わずか1ヶ月後の公演であり、ラーメンズファンにとって嬉しい出来事でした。

    【まとめ】ラーメンズのネタは、人々を魅了し続けていた!

    それぞれの舞台で活動する小林賢太郎さんと片桐仁さん

    ラーメンズは解散したわけでも、活動休止をしたわけでもありません。
    たまたま、それぞれの活動をしていくうちに、自然とラーメンズとしての活動機会が減っただけだそうです。

    しかし、ファンとしては再びラーメンズのシュールなネタを見たいと願っています。
    再始動するまでの間は、動画を見てラーメンズの世界を楽しんでおきましょう。

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