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    揺れ動くフジテレビの番組制作☆直面する難局にフジテレビは今

    人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の打ち切り、月9ドラマの視聴率の低迷、AbemaTVの台頭など、不安材料を抱えるフジテレビですが、なんとかこの難局を乗り切って、興味深く感動を生み出すフジテレビらしい番組を制作してもらいものです。

    荒波のテレビ業界☆模索するフジテレビ

    フジテレビならずとも、現在のテレビ業界はコンプライアンスの遵守、インターネットテレビの台頭、若者のテレビ離れなどなど、厳しい現実と直面しています。
     
    そんな中でも、かつては面白かったフジテレビでは、今、どのような番組が放送されているのでしょう。また、今後はどのような番組の制作を視聴者から求められているのでしょうか。

    月9、今後に期待を込めて☆月曜9時はやっぱりフジテレビのドラマ番組に期待したい

    月9といえば、フジテレビの看板ドラマです。過去には「HERO」や「のだめカンタービレ」など多数のヒット作を打ち出した時間枠ですが、今クールの月9である篠原涼子さん主演ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」は、視聴率に苦戦しているようです。
     
    折しも第48回衆議院選挙が行われた直後で、森友・加計学園問題が取りざたされている今、時期的にはタイムリーなテーマとなっているのですが、第4話の平均視聴率が7.6%(関東地区)と、視聴者の高い支持率を得ることは、なかなか難しいようです。
     
    篠原涼子さんのイメージはクールビューティー、できる女性、でもちょっとした隙のある可愛らしさなどがあげられますが、今回の役どころではメイクダウンし、庶民っぽさを醸し出すことが必要とされます。そこが篠原涼子さんのような洗練された美人が演じることに、視聴者は違和感を覚えてしまうのではないでしょうか。
     
    篠原涼子さん、田中圭さん、石田ゆり子さん、高橋一生さん、古田新太さん、前田敦子さん、千葉雄大さんなど豪華俳優が多数出演する月9、今後の健闘に期待したいところです。
     
    「やっぱりドラマは月9が面白い!」と感じさせてくれるドラマ番組の制作を、フジテレビさん、お願いします!

    刑事ゆがみ☆フジテレビ刑事ドラマ番組

    「刑事ゆがみ」は浅野忠信さんが演じる一見ちゃらんぽらんな刑事、その名も弓神適当が、神木隆之介さんが演じる上昇志向を持ちつつも今どきの若者刑事、羽生虎夫とバディーを組み、事件を解決へと導くエンターテイメント志向のドラマ番組です。
     
    これまでにも、おちゃらけキャラの刑事とシリアスな刑事のバディーものは古今東西たくさん制作されていますが、弓神(浅野忠信さん)と羽生(神木隆之介さん)はどちらもずる賢いところがあり、そして間の抜けているところもあり、そんな人間味あふれる二人の駆け引きが、このドラマの一つの見どころでもあります。
     
    二人の上司役に稲森いずみさん演じる菅能理香。彼女は弓神の同期という設定で、いつもへらへらしている弓神に蹴りを入れたり、殴りたおすなど、かなりエキセントリックな女性上司として君臨しているのですが、その綺麗なお顔立ちから繰り出される華麗なパワハラ!?はなかなかの見ものです。
     
    また、弓神が調査を依頼して頼りにしている影の相棒、氷川和美を山本美月さんが演じています。少しミステリアスな役柄で、山本美月さんの新しい一面を存分に引き出しています。
     

    刑事ものといえば、ドラマ番組の王道でもありますし、今後もフジテレビにはこのジャンルのドラマに力を入れてほしいと願います。

    キスマイ超BUSAIKU!?☆フジテレビ深夜番組

    昨今、テレビ業界ではコンプライアンスを重んじるばかり、自由に番組を制作できなくなっているというようなことを、よく耳にするようになりました。フジテレビの人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の打ち切りも、その余波ではと推測されます。
     
    そんな中、最近、攻める方向へシフトしているフジテレビの番組といえば、「キスマイ超BUSAIKU!?」です。
     
    「キスマイBUSAIKU!?」という前身番組から始まったこの番組は、キスマイがブサイクであるとネットで叩かれたことを逆手にとり、カッコいい男を目指し、毎回異なるシチュエーションをキスマイメンバーが演じ、ランキングを競うというバラエティー番組です。
     
    より深い深夜帯へとお引越しし、露出度の高いマドンナ役のマイコさんが登場したり、下着姿の女性モデルが登場したり、女性だけではなく、男性も取り込もうとする貪欲さがうかがえます。
     
    一般女性のキスマイへの厳しい評価コメントと、個性的なゲストが繰り出す独特の感想などが、時に鋭く、時に笑える番組となっています。どうか、フジテレビには昨今取り巻く食傷気味のコンプライアンスの波に飲み込まれず、独自路線を走り続けてほしいと願って止みません。

    フジテレビに願うこと☆面白い番組制作を!

    かつてのフジテレビには面白い番組がたくさん存在しました。そんな強いフジテレビのイメージを、かつての番組の面白さをフジテレビには取り戻してほしいと思います。
     
    ドラマもバラエティーも情報番組も、視聴者を強く惹きつける魅力のある番組を制作してもらいたいです。コンプライアンスの遵守はもちろん大切なことですが、過度に保守的にならず、視聴者が求める番組、かつ、フジテレビならではの番組の出現を視聴者は待っていると思います。

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