木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
1886年、開業医をしていたコナン・ドイルは、生活のため、この有名なシャーロック・ホームズを主人公にした小説を執筆しました。
著書コナン・ドイルは死ぬ3年前までの40年間、熱狂的なファン達の声にこたえるため、56の短編と4長編のシャーロック・ホームズの小説を発表しています。
小説でのあっと驚くトリック、難事件を暴いて真相を告げるときのシャーロック・ホームズの語り口、今の時代からみると小説の背景として描かれる辻馬車や電報といった交通手段や通信手段、登場人物の古色蒼然とした服装の描写も、なんともいえない魅力に感じます。
シャーロック・ホームズとワトソン博士との出会いは、記念すべきシャーロック・ホームズの第一作「緋色の研究」で描かれています。
軍医補だったジョン・H・ワトソンは、第二次アフガニスタン戦争で負傷後、イギリスに戻って静養するにあたって手ごろな値段の部屋を探していたとき、聖バーソロミュウ病院で勤めていたころにワトソンの助手をしていたスタンフォード青年に、同じ日に部屋を探していた知り合いのシャーロック・ホームズを紹介されます。
初対面でホームズとワトソンはお互いの欠点を告白しあい、そしてお互いに相手へ興味をもちます。そして、ホームズが探したベーカー街221番地Bの貸室を、共同で借りて住み始めます。
ここから、ホームズとワトソンの名コンビが誕生するのです。
小説では、二人は「ホームズ」「ワトソン君」と呼び合っています。
度がすぎるほど化学実験に没頭していて、友人から変わり者扱いされているシャーロック・ホームズ。しかし、彼がひとたび犯罪事件に取り組むと、その豊富な知識と、たぐいまれなる観察力および分析力で推理し、犯罪事件を解決していく・・・ワトソン博士が事件簿として記録するかたちをとったシャーロック・ホームズの物語は、世間に圧倒的な人気を集めました。
映画でも、小説にならって「ホームズ」「ワトソン君」が多いようです。
ただ、2010年7月からイギリスで放送されているテレビドラマ「SHERLOCK」(シャーロック)シリーズでは、「シャーロック」と「ジョン」という新解釈で呼び合い注目されています。
もはや、パロディとしても扱われることも多いシャーロック・ホームズとワトソン博士。
たしかに、シャーロック・ホームズは女性からの誘惑にもなびかず、小説内での女性とのラブ・シーンも皆無です。
シャーロック・ホームズは女性に興味がないのでは・・・?もしかして、同居=同棲していたワトソン博士と同性愛・・・?と、ファンがおもしろおかしく噂したのでしょう。
小説内で、ワトソン博士は結婚し、妻との生活の描写もあります。
ホームズとワトソンの親密な関係は、恋愛関係でなく、ホームズが謎を解くときワトソンが一緒にいるというだけという設定ですが、ワトソン博士が友人シャーロック・ホームズへにみせる理解や協力はそれ以上に半端じゃないということでしょうか・・・
一説では
シャーロック・ホームズの生年月日
1854年1月6日
ワトソン博士の生年月日
1852年8月7日
です。
ワトソンの方が、ホームズより2歳年上です。
第一作の「緋色の研究」で、ワトソンが1867年にロンドン大学で医学博士の資格をとり、軍医補として第二次アフガニスタン戦争(1878年 – 1880年)任務後、ホームズと出会っているので、ワトソン28歳、ホームズ26歳のときが初対面だと思われます。
シャーロック・ホームズの名言で、一番有名なのは
「初歩的なことだよ」
ではないでしょうか。
(映画では「初歩的なことだよ、ワトソン君」(ニヤリとシャーロック・ホームズ笑う)という感じでしょうか)
100年以上たつシャーロック・ホームズシリーズですが、シャーロック・ホームズほど誰にでも知られる名探偵は、今までも、そしてこれからもこの世にあらわれないでしょう。
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