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    ファッション&スタイルがみんなを魅了する、カッコイイ探偵ドラマ

    いつの時代も探偵ドラマは見てるものを夢中にさせます。これまでのドラマでも沢山の魅力的な探偵が活躍してきました、役名が定着するほど俳優さんたちの主人公へのこだわりもみな情熱的です。ドラマだからこそ存在する強烈カッコイイ探偵をご紹介

    探偵ドラマ1:主題歌のインパクトは永久不滅「探偵物語」 

    くわえたばこの工藤俊作(松田優作)

    移動はベスパPX150

    バッドシティの曲にのって始まるオープニングは今見てもカッコイイ。オープニングでも分かるように、髪を整え帽子をかぶる、そのあと全身にカメラが引くとズボンをはき忘れているという、ダンディー・ニヒル路線かと思いきやコミカルさを演出。新しい探偵のスタイルを確立したこのドラマは、当時の探偵ドラマでは画期的でかっこよかった。松田優作のルパン三世にも負けずとも劣らない定番ファッションは、今でもコスプレファッションがあるくらい長きにわたり愛されています。くわえたばこ、丸型のサングラス、ベスパなんかもサブアイテムで男の美学がジンジン伝わってきます。

    探偵ドラマ2:通好みおすすめのオシャレ探偵「私立探偵濱マイク」 

    濱マイク(永瀬正敏)毎週回ごとに変わるビンテージファッションがカッコイイ

    横浜黄金町の日劇の2階に濱マイクの探偵事務所があります

    探偵事務所内、こだわりインテリアがいっぱい

    探偵の依頼を行けるとクラッシクカーで移動します

    横浜下町、黄金町に実在した横浜の日劇の中に事務所を構え、仲間想いで、言われるとノーと言えない濱マイクが、妹の大学進学を夢見て仲間と一緒に依頼者の仕事を受けていくというストーリー。濱マイクのこだわりは、ビンテージファッションにCrown Sedanを乗り回すこと、事務所も超オシャレ。このドラマのすごいところは、キャスト陣が豪華、濱マイクこと永瀬正敏の他に、中島美嘉、市川美和子、村上淳、松岡俊介、阿部サダヲ、松田美由紀など、今では見られないキャスティング! 特に注目されたのは元妻の小泉今日子がパチンコ屋の景品交換所で働いている情報屋で出演しているのが話題になりました。毎回一話完結型なので、その回ごとのスペシャル出演者も注目を浴びていました。
    第2話「歌姫」出演の歌手のUAや、第12回「ビターズエンド」出演のSIONなど普段演技しないアーティストまで出ているところは、このドラマが通好み達の中で今も愛され続けているポイントではないでしょうか。

    探偵ドラマ3:ギャップが面白い、クールな格闘家探偵「ラッキーセブン」

    新田輝(瑛太)髪型、ファッションなどオシャレ男子が注目しました

    松潤と瑛太の格闘シーン。鍛え抜かれた肉体にも注目。

    主演は嵐の松本潤さん、個人経営が多かった探偵ドラマだが、北品川ラッキー探偵事務所は会社になっており、グループで探偵依頼を解決していく。その中でも格好よさがひときわ目立っていたのが瑛太の演じる新田輝だろう。以前は植木屋だったという設定のためファッションも紺色の鳶職人風オシャレコーディネート、ニッカボッカ(裾が膨らんでいるズボン)をイメージしたようなダボッとパンツをさらりと着こなし、ツーブロックヘアがたまならくオシャレです。格闘技が得意で、格闘シーンになると切れ味抜群の技を披露。反面、苔に名前(コケ丸)を付け大切に育てる姿のギャップにキュンとなる女性が続出しました。ドラマ半ば舞台の関係から途中降板で出演しなくなってしまったが、最終回で戻ってきます。

    探偵ドラマ4:2016年新たな探偵ヒロイン登場!総白髪でメガネの美人探偵「掟上今日子の備忘録」

    白髪メガネがキュートな
    掟上今日子(新垣結衣)

    ドラマ使用メガネ
    トムブラウンTB-404 GRY

    一度来た服は二度と着ない
    掟上今日子スタイル

    置手紙探偵事務所の所長、寝ると全ての記憶が無くなってしまうので、一日で事件を解決する、忘却探偵ドラマ。新垣結衣ことガッキーが演じていることもあり、白髪メガネ姿の主人公の可愛いさがはんぱない。白髪にマッチしたグレー系のメガネはとてもかわいい。ということでどこのブランドか調べてみました、トムブラウンTB-404 GRYです、ガッキー使用色は当時人気が出すぎて入手困難だったようです。ファッションも可愛いものばかりで、ひざ下スカートにロングコートを合わせているのが定番ファッションです。ボブヘアーにもとても似合っています!

    探偵ドラマ5:2017年の新たな探偵像、悲しき過去を背負った特殊能力探偵「視覚探偵 日暮旅人」

    悲しさを秘めた探偵
    日暮旅人(松坂桃李)

    大切なものはとことん守ります

    幼いころの事件がきっかけで、視覚以外のすべての感覚を無くし目に特殊な能力が宿り
    、目を酷使することで事件を解決していく。悲しみを背負った主人公日暮旅人を松坂桃李さんが演じている。ぼさぼさ頭にだぼだぼファッション、歩き方も前かがみで覚束ない。優しさの中に過去の恨みを抱えており、時々出てくる悲しい表情は、今までにない探偵像です。血のつながらない子、兄弟分の同居人、初恋の人など自分の守りたいものにはとことん優しい日暮旅人は現代の理想的男性像なのかもしれない。

    時代の移り変わりで見る日本の探偵像

    探偵ドラマは面白いだけじゃなく、表現も無限大で個性的な主人公がたくさん生まれています。昔は男らしさやカッコよさを表現したり、最近のものでは何か訳ありの事情を抱えながらの心理的な部分を表現したり、ドラマだからこそできる自由さですよね。これからの探偵ドラマで、もっと魅力的な探偵が生まれてくることを期待したいです。

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