年を重ねるごとに美しい！演技派女優寺島しのぶの出演映画まとめ

父は歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎、母は女優の富司純子、弟は五代目尾上菊之助とい芸能一家に生まれ大学時代には文学座に所属し女優としてのキャリアをスタート。

2000年に「シベリア超特急2」で映画デビューを果たします。2003年には映画「赤目四十八瀧心中未遂」や「ヴァイブレータ」での演技が高く評価され、日本アカデミー賞最優秀女優演技賞を受賞。2010年には映画「キャタピラー」で日本の女優としては3人目となるベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞しました。

この映画での寺島しのぶさんは、大西滝次郎さん演じる居場所をなくし毎日焼鳥屋の肉を刺して暮らす生島与一の前に現れる謎の美しい女性・綾という役柄で、綾に惹かれた与一は2人で赤目四十八瀧まで逃避行をするものの死にきれずに別れてしまうというストーリーです。

この映画での寺島しのぶさんの演技は高く評価され、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。

この映画での寺島しのぶさんは、不眠や幻聴、摂食障害に悩まされる早川玲という役柄で大森南朋さん演じるトラック運転手の岡部希寿に偶然出会い、拾われ2人でトラックでの旅をしていくというロードムービーです。

寺島しのぶさんの体当たりな演技も話題になりました。この映画で東京国際映画祭女優賞を受賞しています。

この映画での寺島しのぶさんは、35歳独身のキャリアウーマンの女性・橘優子という役柄で突然どん底に陥った優子が蒲田へと引っ越し、その先で豊川悦司さん演じる従兄・橘祥一や松岡俊介さん演じる大学の同級生・本間などさまざまな人たちと触れ合うことで前に進んでいくというストーリーです。

シンガポール国際映画祭をはじめ6つの映画祭に出品された作品です。

この映画での寺島しのぶさんは、3人の子どもを持つ主婦・入江冬香という役柄で豊川悦司さん演じる村尾菊治と禁断の恋に落ちるが、菊治に誤って殺害されてしまいその後刑事裁判が始まる、というストーリーです。

渡辺淳一さん原作のこの映画は「愛ルケ」と呼ばれて社会現象を巻き起こしました。主題歌は平井堅さんが担当していました。

この映画での寺島しのぶさんは、大西信満さん演じる日中戦争で四肢を失った夫・黒川久蔵を献身的に支える妻・シゲ子という役柄で夫の要求や錯乱、発作に次第に感情を爆発させていく、というストーリーです。

寺島しのぶさんはこの映画で鬼気迫る演技を見せ、日本の女優としては3人目となるベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞し女優としての地位を不動のものとしました。主題歌は元ちとせさんが担当しています。

この映画での寺島しのぶさんは紀州の路地の助産師・オリュウノオバという役柄で、死期が迫ったオリュウノオバ高岡奏輔が誕生から死までを見守った3人の男性、高良健吾さん演じる半蔵、高岡奏輔さん演じる三好、染谷将太さん演じる達男を回想していくというストーリーです。

若松孝二監督の遺作となった映画でベネチア国際映画祭にも出品された作品です。