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2023/12/28
大今里
鬼太郎のアニメはゲゲゲの鬼太郎が1968年に第1期が放送されてから現在までに第5期が放送されて、ギネスブックにも掲載されています。
50周年を迎える2018年には第6期の放送も噂されているゲゲゲの鬼太郎の第1期から第5期までと深夜に放送されていた墓場鬼太郎のアニメについてご紹介します。
ゲゲゲの鬼太郎のアニメ記念すべき第1期は1968年に始まりました。
ドラゴンボールの孫悟空役でお馴染みの声優野沢雅子さんが、初めて主人公役を務めることになったのはゲゲゲの鬼太郎なのだそうです。
当時、既にテレビはカラー作品が主流になっていたそうですが、原作の雰囲気を出すためにあえて白黒アニメとして放送したと言われています。
作品の雰囲気を明るい感じにするために、第1話は仕上がった作品の中から朗らかなエピソードを選んで放送したり、鬼太郎の性格もそれに合わせたものになっています。
原作の過激な表現もかなり抑えられているらしいですが、現代の感覚でいくとかなり過激に感じてしまいます。
いわゆる鬼太郎ファミリーというものがなかったため、レギュラーは鬼太郎、目玉のおやじ、ねずみ男の3人だけです。
鬼太郎の身長がゲゲゲの鬼太郎シリーズでは最も低いと言われるのも第1期です。
ゲゲゲの鬼太郎のアニメ第2期は、第1機の続編として製作されました。
今作からカラーになっています。
ゲゲゲの鬼太郎シリーズでは放送された期間が最も短いの今作ですが、原作のストックもなかった為にアニメオリジナルのエピソードがかなり多いのが、第2期の特徴です。
オリジナルエピソードの元になっているのは、原作者水木しげるさんのほかの作品で、サラリーマンズ死神のエピソードがかなり多く利用されています。
死神が準レギュラーになることから、サラリマン死神のアニメ化の側面もあります。
また鬼太郎の存在感がそこまでなく、アニメ第2期の主人公はねずみ男とも言われています。
メッセージ性のあるエピソードが多く、他のシリーズと比べて対象年齢が高いとも言われる2期は知名度が低い割に高い評価を受けています。
本作から猫娘がレギュラー化します。
ゲゲゲの鬼太郎のアニメ第3期は目玉の親父以外の声優が一新される形で始まります。
ここに来て初めて鬼太郎ファミリーと言う存在が登場し、鬼太郎のヒーロー化路線も明確になっていきます。
妖怪オカリナが登場したのもこのシリーズです。
前作まではのんきだった鬼太郎が、正義感がとても強い性格に変更され、悪に対して激しい怒りを見せるようになります。
反面、人間と妖怪のどちらかが悪いと言うエピソードが少なくなり、物語は人間と妖怪の共存を考えた融和路線が取られるようになりました。
そのために、第3期では人間と妖怪の共存の象徴として、人間のヒロイン天童ユメコが登場します。
原作に登場しないキャラクターがここまで存在感を持っているのは3期だけだと言われています。
ゲゲゲの鬼太郎はアニメ第4期で再び原作よりの路線に戻ることになります。
時代背景が異なることからかなり現代風にアレンジされていますが、初期の雰囲気に近づけようとした作品といえます。
前作の融和路線は無くなり、妖怪や人間のどちらかに非があるエピソードが多くなっています。
鬼太郎も正義感はあっても激しい怒りを燃やすことはなく、まずは相手を説得しようとする穏やかな性格に変更されています。
準レギュラーとして登場していた小学生3人組が、途中から出番がなくなってしまうことも前作で人間のヒロインが大きな存在として描かれたことと対照的でしょう。
視聴率は高く好評でしたが、原作のストックが切れたため114話で終了になります。
ゲゲゲの鬼太郎は第5期が現在のところ最後の作品になります。
同一の原作が5回アニメ化されたことにより、ゲゲゲの鬼太郎はギネスブックに乗ることになります。
現代風にアレンジされつつも、アニメの中では最もダークと言われる2期を強く意識した作風になっています。
萌えキャラやマスコットキャラが多くなり、妖怪が非常に人間臭いのも本作の特徴です。
妖怪横丁が登場し、沢山の妖怪がして生活する姿が描かれるようになります。
結果として鬼太郎ファミリーの出番は少なくなってしまいますが、色々な妖怪にスポットライトが当たるようになりました
また、猫娘がヒロインとして非常に強くプッシュされています。
妖怪四十七士や地獄の釜など様々な伏線が貼られ、長編を意識した作りになっていましたが伏線は回収されないまま、全100話で打ち切りになってしまいます。
鬼太郎と言うとゲゲゲの鬼太郎と言うタイトルが真っ先に浮かんでくると思いますが、少年誌で連載される前は貸本で墓場鬼太郎と言うタイトルの作品がありました。
これがゲゲゲの鬼太郎の原型になったわけです。
アニメ墓場鬼太郎はこの作品の雰囲気をかなり忠実に再現していて、鬼太郎の立場はかなり妖怪寄りでヒーローとして側面もほぼありません。
アニメによって結構性格の異なる鬼太郎ですが、人間を騙す鬼太郎と言うのはかなり珍しいと思います。
絵の感じもかなり原作を意識した雰囲気になっている上、昭和30年代が舞台の物語のためかなりレトロな感じです。
実は「ハカバキタロー(墓場奇太郎)」というタイトルの紙芝居が存在し、この作品は水木しげるさんのものではありません。
水木しげるさんは作者に許可を取った上で、関連した紙芝居を作り、これが漫画版墓場鬼太郎の原型になったようです。
ゲゲゲの鬼太郎のテレビアニメと墓場鬼太郎のアニメについてご紹介しました。
2018年は最初にアニメが放送されてから50周年という節目の年を迎えます。
5期が放送されてから10年たちますし、来年はアニメ6期が放送される可能性は高いでしょう。
鬼太郎のアニメは映画も含めて基本的にDVD化や動画配信もされて視聴するのは比較的簡単です。
過去の作品を振り返って見るのはいかがでしょう?
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