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    製作期間が8年もかかった!”ジブリ”作品の『かぐや姫の物語』

    日本で有名なアニメーション作品といえば”ジブリ”ですよね。ジブリの作品の中でも製作期間が多くかかった『かぐや姫の物語』は知っていますか?かぐや姫の物語は手書きにこだわって作成した作品のため、長い歳月と製作費も多くかかった高畑勲監督の代表作品なのです。

    ジブリの”かぐや姫”

    2013年11月23日に公開されたジブリ作品の『かぐや姫の物語』は
    1999年に『ホーホケキョとなりの山田君』で監督を務めた高畑勲監督が14年ぶりに公開したことで話題になった映画作品です。

    長い製作期間と破格な製作費

    この『かぐや姫の物語』は、ジブリ映画の中で『ホーホケキョとなりの山田君』と同じように”アニメーターの描いた線を生かした、手書き風のスタイル”を使われており
    製作期間は長く、8年。そして製作費は、日本のアニメ界では破格な金額である50億円以上を投じられた作品です。

    海外の評価も高い!

    海外でもジブリ人気は高いですが、今回の『かぐや姫の物語』も韓国やフランス、アメリカで公開されてから、多く話題にも上がった作品です。
    2015年には第12回国際シネフィル協会賞や第16回リスボン国際アニメーション映画祭で賞を受賞した経歴もあります。

    ジブリ『かぐや姫の物語』の登場人物

    ジブリ映画の高畑勲監督の作品である『かぐや姫の物語』の主な登場人物のご紹介です。
    かぐや姫の物語でなくてはならない登場人物たちです。

    かぐや姫

    タケノコの中から現れた『かぐや姫の物語』の主人公であるかぐや姫。
    はじめにお爺さんが見つけた時は、手に載るほど小さい大きさだったけれど見る見るうちに大きくなり、すぐに大きな赤ちゃんになった。
    タケノコのように成長するスピードが速いので、周りの子供達にかぐや姫は『タケノコ』と呼ばれていた。
    性格は明るくて活発で正直者で純粋な心がある。

    翁(おきな)

    かぐや姫の育ての父である翁の讃岐造(さぬきのみやつこ)。
    かぐや姫を竹の場所で見つけたころから、かぐや姫を『高貴の姫君』として育てることを決意しました。少し空回りをしながらかぐや姫の気持ちよりも、『高貴の姫君』として育てる事で頭がいっぱいになってしまうことも。都の貴族からは成り上がりと思われ、そう見られています。

    媼(おうな)

    かぐや姫の育ての母である媼は、ジブリの『かぐや姫の物語』の中でいつでもかぐや姫の味方で居てくれ支えになる、かぐや姫のよき理解者的存在。
    かぐや姫が竹から生まれてからすぐに授乳するシーンがあったり、都へ越してからも”落ち着く”という理由で炊事・機織り・野菜作りなどに勤しむすがたも見られています。
    原作ではあまりで出数が少ない役どころの媼ですが、ジブリの『かぐや姫の物語』では重要な役どころです。

    捨丸(すてまる)

    かぐや姫が幼いころに育った木地師の子どもたちのリーダー格の捨丸。
    この捨丸は、ジブリの『かぐや姫の物語』のオリジナルキャラクターです。
    ジブリのオリジナルキャラクターである捨丸兄ちゃんは、かぐや姫が心を置ける人物で、ジブリ『かぐや姫の物語』でも重要人物の一人です。
    かぐや姫が山を去ったあとには、都で何人かの仲間と一緒に物盗りのようなことをしていたことも。

    ジブリ『かぐや姫の物語』の歌

    ジブリ作品の『かぐや姫の物語』の映画の中で流れる曲も気になりますよね。
    ジブリらしい穏やかで何処か切ない楽曲も、今回のジブリ『かぐや姫の物語』の中で生かされています。

    いのちの記憶

    やさしい雰囲気で穏やかな曲想のジブリ『かぐや姫の物語』の『いのちの記憶』です。
    この曲はジブリ『かぐや姫の物語』の主題歌で作詞・作曲・歌も 二階堂和美さんが勤めています。

    わらべ歌

    何処か懐かしい府雰囲気があるこの曲は、ジブリ『かぐや姫の物語』の中でかぐや姫が歌うシーンが出てくる曲。
    この映画を見た人は一度口ずさみたくなってしまうほど歌いやすい、覚えやすい曲です。

    ジブリ『かぐや姫の物語』をもう一度見返そう。

    ジブリ作品の『かぐや姫の物語』は、今までのジブリ作品にはない雰囲気のアニメーションで日本の豊かな自然の中で、かぐや姫とその仲間たちが感情をむき出しにしながら、かぐや姫を”生身の人間”として描いた物語で数多くの人たちを魅了させました。
    何度見ても感動するかぐや姫の物語。もういちど見返してみませんか?

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