少年ジャンプで大人気だった漫画リボーンの主なあらすじとネタバレ

人気漫画リボーンは天野明さんによって2004年の26号から2012年の50号まで一度も救済がなく連載されていました。単行本は全42巻です。また、2006年10月から2010年9月までテレビ東京系列にて放送されていました。
同じタイトルの読み切り版を経てリボーンの連載が開始されました。読み切り版は公式のキャラクターブックに掲載されています。
当初は一話完結型の完全ギャグ漫画だったリボーンですが、62話を境にしてバトル要素が増えてきました。
落ちこぼれとされていた主人公とマスコットキャラにより繰り広げられるコメディがメインの漫画でしたが、主人公の心の成長を描いた成長物語の一面も見られます。

漫画リボーンのはじまりは、主人公の沢田綱吉通称ダメツナは運動も勉強も全然ダメ、すぐにあきらめてしまう男の子でした。突如そんなツナのもとに家庭教師として現れたのは、ヒットマンを名乗るリボーンと言う赤ん坊でした。
リボーンの目標はツナをイタリアンマフィア「ボンゴレファミリー」の10代目ボスに育て上げる事でした。リボーンは「死ぬ気弾」を用いてツナをマフィアのボスにするべく教育を始めるのです。
漫画リボーンの日常編では逆要素が多く、毎度毎度「死ぬ気弾」によってツナがさまざまなトラブルに巻き込まれてしまします。

また、ファンからは新しい目線からの物語で面白い、主人公の成長が良く見えるのでいいと言った評価もあります。

漫画リボーンの主要キャラクターたちを紹介します。
「ボンゴレファミリー」
全てにおいて別格と言われているイタリアの最大手マフィアグループで個々でも強大な組織と同盟している。地域住民やファミリーを大切にする意識を持っている。
沢田綱吉
ボンゴレファミリー10代目次期ボスで並盛中学に通う中学生、運動も勉強も出来ずすぐにあきらめてしまう性格で通称ダメツナ
リボーン
ヒットマンであり、ツナの家庭教師であり、アルコバレーノの赤ん坊です。
獄寺隼人
ボンゴレファミリーの嵐の守護者でツナと同じクラス、自称ツナの右腕でダイナマイトが自身の武器です。
山本武
ボンゴレファミリーの雨の守護者、ツナのクラスメイトの一人であり親友、野球部のエースで武器は日本刀です。
ランボ
ボビーノファミリー出身のヒットマンで5歳児、ボンゴレファミリー雷の守護者です。10年後バズーカにより10年後の姿になることが可能、武器は手榴弾です。
雲雀恭弥
ボンゴレファミリー雲の守護者、並盛中学の風紀委員長で六道骸を嫌っている。武器はトンファーを使用します。
笹川了平
ボンゴレファミリーの晴の守護者で並盛中学ボクシング部部長、ツナのクラスメイトであり好意を寄せている笹川京子の兄です。
六道骸
マフィアの刑務所を脱獄した三人組の中のリーダー格、ボンゴレファミリーの霧の守護者です。VS黒曜編でツナたちと対戦します。
クローム髑髏
同じく霧の守護者で六道骸と風貌がそっくりです。監獄にいる骸の代わりに霧の守護者を務めています。

ギャグ要素が特徴の漫画だったリボーンがだんだんとバトル要素が取り入れられてきたきっかけが62話であり「VS黒曜編」です。
ツナたちの通う並盛中学の風紀委員が何者かに襲われて歯を抜かれてしまうと言う事件が発生していました。はじめは風紀委員のみとういう事から不良の喧嘩であるとされていましたが、ついに被害は一般生徒にも及ぶようになります。
何と犯人はマフィアを追われた脱獄囚であり、ツナを狙っている事が判明します。マフィアのボスになることをかたくなに拒否していたツナですが、首謀者である六道骸を倒すため、仲間と共に敵のアジトへと乗り込みます。
これ以降漫画リボーンのストーリーは、VSヴァリアー編や未来編、アルコバレーノ編とボンゴレの10代目ボスとしての立場等を巡り様々なバトルが繰り広げられていきます。

未来編ではなんとツナたち一行が10年後の世界へと飛ばされてしまい、戻ってこれなくなるという事態が発生します。次から次へと進んでいく展開に目が離せません。

漫画リボーンは漫画だけではなく、アニメ化や小説など様々なメディアで展開されています。またキャラクターたちが歌った曲やドラマ仕立てのCDなども発売されており、まだまだ人気は消えそうにありません。
アニメ放送されていた当時や、漫画連載中もたくさんのファンたちを楽しませてくれていました、漫画リボーンは主人公が色んなキャラクターと関わっていく事で心境の変化や成長していく姿を見て感動した方もいたのではないでしょうか。
漫画を読み進めていくにつれて、次々と強敵に出会い、戦いを繰り広げていくにつれて成長し仲間の大切さや自分の立場を理解していく姿にとても心を動かされます。