演歌歌手である小林幸子が歌う「千本桜」が異色すぎて素敵！

小林 幸子は、日本の演歌歌手の代表者と言っても過言ではありません。個人事務所である「幸子プロモーション」に所属しています。
現在は音楽活動だけでなく、バラエティ番組にも出演しています！
小林幸子は「ウソツキ鴎」で1964年にデビュー。
そのデビュー曲が20万枚のヒット曲となりました。
「天才少女歌手のひばり二世」として、映画では子役としても活躍していた小林幸子。
勝新太郎には『チビ』と呼ばれて大変可愛がられたそうです！
1968年には青春ドラマ『青い太陽』に主演し、そのドラマの挿入歌を小林幸子が歌っていました！デビュー曲が20万枚もヒットしたにも関わらず、その後なかなかヒットには発展せず、伸び悩んでいた小林幸子。

低迷期が15年程あったが、小林幸子は諦めず、全国各地のレコード店やラジオ局などを回って少しでも知名度をあげようと努力していました。

小林幸子の努力のかいもあって1979年からヒット曲が次々と生まれていきました！
1980年には2億円という巨額の違約金を払い、自身の個人事務所を設立！

紅白歌合戦では、美川憲一とする超豪華な衣装対決を繰り広げ、紅白歌合戦に連続33回出場していました！

小林幸子の並々ならぬ努力のかいあってか1979年から演歌歌手として有名になった小林幸子のヒット曲をいくつかピックアップしてみました！

1979年にリリースされた小林幸子の曲「おもいで酒」は200万枚の大ヒット！この年に大ヒットで有名になった小林幸子は紅白歌合戦に初出場をします。この曲は全日本有線放送大賞でグランプリ、『第21回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞に輝いています。

1980年のヒット曲「とまり木」の大ヒット後も「ふたりはひとり」「もしかしてPartII』などの大ヒット作に恵まれ、紅白への連続出場も果たした小林幸子。

2010年までは紅白に連続出場していた小林幸子。
2011年で34回の連続出場を果たすつもりだったが、2011年の紅白には出場できなかったのでしょうか？

2011年～2014年の間、紅白出場がなかった小林幸子だが、2015年に特別枠として、「千本桜」を熱唱した。
千本桜の時もかなりド派手で豪華な衣装で登場し、人々を魅了させて小林幸子。
なぜ、自身の曲ではなく、ボカロ曲である千本桜を熱唱したのでしょうか？

実は、小林幸子はオタク会ではかなり人気の演歌歌手でした。
歌がいいという理由で好きになったのではなく、
紅白で披露していた「ど派手な衣装」がRPGなどに出てくるラスボス（ラストに出てくるボス）に似ているから！という理由である。確かに、そんな威圧感が感じられる衣装ばかりです！
紅白出場できず、芸能界からも消えていく演歌歌手として名前が挙がってしまっていた小林幸子だが、そのオタクの流行に乗ったのです！

2012年にニコニコ生放送に出演し、その後「千本桜」を初投稿した小林幸子。
もともとオタクからラスボスで人気だった小林幸子がボカロ曲の「千本桜」を披歌うという異色性のおかげでたった2日間で100万回再生されました。

その後、オタク界で再開花させた小林幸子は2015年に特別枠で紅白に出場できるようになったのです！

小林幸子が紅白で披露した「千本桜」
千本桜は小林幸子の持ち歌ではありません！
千本桜は、ボーカロイド曲として有名でもっとも人気が高い曲で、動画投稿サイトでも「千本桜を歌ってみた」「千本桜を演奏してみた」という動画タイトルでたくさん投稿されています。

2015年、小林幸子が「ニコニコ生放送」で「千本桜」を披露していたが、和楽器バンドという和楽器を中心に演奏しているバンドがミュージックステーションで「千本桜」を披露しています。その同年にはバーチャルシンガーとして初音ミクが「千本桜」を披露しています！

まだまだボカロの人気曲、アニメの人気曲はたくさんあります！
これからラスボスと言われる小林幸子がどんなボカロ曲、アニメ曲とコラボするのかが楽しみです！