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2023/12/28
大今里
クローズZEROの人気に伴い、漫画も注目を集めるようになっていったクローズ。映画から興味を持った人にとっては、漫画版のクローズも気になることでしょう。
しかし、大きく分けてクローズシリーズは実は3種類あり、分類もなかなか複雑になっています。これからクローズシリーズの漫画を読みたいと思っている方が、どこから読み進めていった方が良いのか、詳しくまとめました。
クローズシリーズのあらすじや、主人公のキャラクターなど、作品によってそれぞれカラーが違っています。これを読めばクローズシリーズが丸わかりですよ!
クローズZEROが映画化されたのが2007年ですが、実は初代のクローズの漫画が連載スタートしたのは、1990年です。1990年から1998年まで月刊少年チャンピオンにて連載されていました。
全26巻からなる漫画で、外伝が他に2巻あります。最近では完全版と称して全18巻と外伝2巻として販売されています。
クローズという名前は、カラスを意味し、不良少年をカラスに例えてつけられています。クローズシリーズの舞台はすべてが鈴蘭男子高校です。不良だらけの高校に、主人公である坊屋春道が転校してくるところから始まります。
血の気の多い喧嘩好きな男達が、誰が番長にふさわしいかと日々戦いを挑み続けるのですが、主人公坊屋春道はその中でも群を抜いて喧嘩が強い人物でした。
金髪でリーゼント姿、スカジャンを常に羽織っていて、性格はお調子者でとても明るいです。
喧嘩を通してたくさんの人と出会い、友情を育みながら成長していく姿が描かれている不良青春ストーリーです。
1998年に連載を終了したクローズですが、その3年後である2001年に続編の漫画が連載スタートしました。その名もワースト。クローズでは坊屋春道が鈴蘭男子高校を去った1年後のストーリーとなっています。全33巻で外伝が1巻発売されています。
ワーストの主人公は月島花。坊主頭で携帯の電波が入らないような田舎から鈴蘭高校に入学してきました。心優しく穏やかそうに見える見た目とは裏腹に、喧嘩の腕だけはピカイチです。
荒れ果てていた鈴蘭男子高校は、今までどんなに強い人間でもまとめることができませんでしたが、その鈴蘭高校をまとめる番長に最も近い男として、様々な抗争に立ち向かっていきます。
また、クローズの主人公である坊屋春道とは4歳差ということになっています。3年生になった月島花は、坊屋春道の意思を受け継ぐ男として、代々受け継がれているバックルベルトを着けるシーンもあります。
映画化され、とても話題になったクローズZEROですが、実はクローズZEROは今までのクローズ、ワーストとは少し違った位置づけの漫画になります。というのも、実はクローズZEROは、クローズとワーストと作者が違っています。
というのも、クローズの作者である高橋ヒロシは、最初から実写映画化を断り続けていました。そこで、作者の意思を尊重してつくられたのが、クローズZEROというオリジナルストーリーです。
クローズZEROは、映画から始まりその後漫画の連載が始まりました。2008年から2010年まで連載されていて、全9巻となっています。
さらに、映画クローズZEROが2007年10月に公開され、2009年4月にはクローズZERO2、2014年にはクローズEXPLODEが公開されています。
クローズZEROの位置づけとしては、本作であるクローズの坊屋春道が鈴蘭男子高校に転校してくる1年前の物語となっています。主人公は2人態勢で、滝谷源治と芹沢多摩雄の2人です。百獣の王と呼ばれた芹沢と、鈴蘭に転校してきた滝谷源治の2人は早々に衝突しています。
喧嘩しながらも時には助け合いながら鈴蘭男子高校のプライドを守る滝谷と芹沢の姿が描かれています。人付き合いが苦手であるが仲間思いな滝谷と、そんな滝谷をたしなめる冷静な男芹沢との掛け合いがとても面白い作品です。
漫画クローズシリーズについてまとめてみました。映画化で人気を集めたクローズZEROは、実は実際の漫画を描いている作者とは違う人が描いているオリジナルストーリーで、映画の後に描かれた漫画だったのです!
シリーズは単体ごとでも面白いですが、それぞれの漫画を読み進めていくと、他の作品との繋がり・が見えてきて面白いですよ。ぜひ、漫画クローズシリーズを読んでみてはいかがでしょうか
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