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2023/12/28
大今里
若き漫画家たちの成功と苦悩を描く人気漫画「バクマン。」。その原作コミックをベースに、スピーディな展開で映画ならではの結末を迎えるのが、実写版の映画「バクマン。」です。
「バクマン。」実写版を面白くしているキャストには、人気実力ともに誰もが認める佐藤健や子役から才能を感じさせる神木隆之介をはじめとするそうそうたるメンバーが集結しています。
◆主要キャスト
真城 最高:佐藤 健
高木 秋人:神木 隆之介
新妻 エイジ:染谷 将太
福田 慎太:桐谷 健太
平丸 一也:新井 浩文
亜豆 美保:小松 菜奈
川口 太郎:宮藤 官九郎
服部 哲 :山田 孝之
佐々木編集長:リリー・フランキー
「バクマン。」実写版には、これだけの芸達者が揃っているから、映画のテンポもスピーディで見ているものを飽きさせません。
「バクマン。」実写版は、何の目的も持たずただその日その日を過ごす高校生・真城最高の日常から始まります。。彼の唯一の楽しみは、同級生・亜豆菜奈のイラストをひそかに描くこと…。そんな彼の描くイラストを高木秋人に見つけられたことから、真城最高の運命が変わっていきます。
そして、声優になる夢を持つ亜豆菜奈との約束を果たすため、高木秋人とバディを組んで漫画界の荒波へと舟をこぎ出す真城最高。
しかし、高校生としての生活しか知らない最高と秋人は、熱い思いが空回りするだけでなかなか先に進めません。
そんな時、2人は、同じ高校生の漫画作家・新妻エイジの存在を知ります。天才的な彼の才能に打ちひしがれる最高と秋人。2人は、エイジにできない自分たちならではの作品作りを決意します。
やっと出来上がった作品を出版社に持ち込んだ最高と秋人は、編集者の服部と出会うことに。服部から「手塚賞」に応募することを促される最高と秋人。必死で手直しを施し、最高と秋人は何とか手塚賞の入賞を手に入れます。そこでエイジに軽くあしらわれた最高と秋人は、「打倒!新妻エイジ」に燃えるのでした。
実写版「バクマン。」では、作品を作る時のシーンがなかなか凝っています。テンポよく、面白い表現方法が実写版「バクマン。」の見どころです。
最高と秋人は、エイジだけでなく数多くのライバルたちに行く手を阻まれます。しかし、二人は、ひたすら自分たちの漫画を描き続けます。その甲斐あって、次第に人気作家に上り詰めていく最高と秋人。しかし、安定してアンケート上位に君臨するエイジには、なかなか追いつけずにいたのです。
最高潮の思いに浸るのもつかの間、人気作家の彼らに待っていたのは締め切りに追われる毎日。次第に疲労とストレスで、最高の身体は限界を迎えます。漫画家だった最高の叔父・川口たろうのようになることを避けるため、編集長の佐々木は二人の連載のストップを決断します。
そんな中、自分の夢に向かって一歩一歩進んでいる亜豆菜奈との約束を守るため、締め切りに間に合うよう作品を仕上げることを決意する真城最高。そんな彼の姿に福田・平丸・中井達漫画家仲間がサポートを申し出ます。そして、彼らの友情の結晶である作品は、なんとジャンプ読者アンケートの第1位に輝くのでした。
実写版「バクマン。」では、最高と秋人の作品の順位が次第に落ちていきます。卒業式を迎えた二人は、教室で新たな作品の構想を練るという映画の結末です。亜豆菜奈と真城最高の恋愛模様が少なく、コミック版の「バクマン。」ファンにとっては賛否両論あるようです。
映画「ヒミズ」で二階堂ふみとともに第68回ヴェネツィア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞をとった染谷将太の2人に対する上から目線演技は、なかなかの存在感です。ついつい最高と秋人にエールを送りたくなります。
ちなみに、この実写版「バクマン。」で染谷将太は「日本アカデミー賞優秀助演男優賞」を受賞しています。
実写版「バクマン。」で共演している佐藤健と神木隆之介は、同じ事務所ということもありプライベートでも大の仲良しのようです。
撮影の終わりには、よく一緒にご飯を食べに行ったりしているとのこと…。
きっと実写版「バクマン。」の撮影の際にも、一緒に仲良く食事をしていたのでしょう。
実写版映画「バクマン。」は、「バクマン。」ファンの評価を分けたとも言われていますが、なかなかどうして面白い映画です。
たしかに、コミックを実写化するのは難しいといわれます。でも、映画「バクマン。」はキャストの演技力とスタッフの演出力の素晴らしさで充分に楽しめる作品です。
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