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    妖艶さと母性を併せ持つ「高岡早紀」映画からドラマまでの活躍の軌跡

    映画からTVまでの幅広い活躍を見せる高岡早紀。様々な作品に出演する中で、共通イメージとなっているのが「妖艶」です。高岡早紀=艶女とも言えるイメージが映画・ドラマ問わずついていますが、エピソードは非常に多く、気になるいくつかのエピソードを軌跡を交えて見てみます。

    妖艶美女『高岡早紀』

    高岡早紀は1972年神奈川県出身の女優です。
    個人事務所エアジンを立ち上げて、芸能プロダクション「A-team」と業務提携をしながら活動している芸歴の長いタレントさんです。

    若いころから、ヌードや濡れ場も惜しげもなくこなしてきた、芸能界では貴重な戦力として重宝されています。

    映画とドラマで幅広く活躍するベテラン女優

    地上波は難しくとも、映画で裸体を惜しげもなく披露する女優は、90年代以降徐々に減少傾向にあり、その中で高岡早紀のためらいの無い演技は非常に多くの場で活かされていきました。

    特に、1994年に公開された映画「忠臣蔵外伝 四谷怪談」では、綺麗な肢体を披露し、話題を呼びました。この作品がきっかけで日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞するなど、躍進目覚ましく、約10年経ったのち、単発ドラマ「愛の流刑地」でも地上波ギリギリの濡れ場を見せるなど、艶やかなオーラをまとったベテラン女優として現在まで活躍を続けています。

    2017年現在、映画で「脱げる女優」というのは若手も含めて非常に少なくなっており、希少価値が高い存在であり続けています。

    セブンティーンモデルから発信した芸能人「高岡早紀」

    映画・ドラマを問わず、妖艶な女性としてのイメージが強い高岡早紀ですが、芸能活動の始まりは意外にもセブンティーンの雑誌モデルでした。最終的にはミスマガジンでグランプリ賞を受賞するに至っています。

    この経験を起爆剤に、そしてクラシックバレエ経験から得たしなやかな肢体を武器に芸能界の階段を上りだすこととなります。

    映画とドラマの初出演はどちらも同じ時期で1989年頃から始まっていました。

    高岡早紀としての芸能活動デビューは、意外にも10代の頃、雑誌『セブンティーン』でのモデル活動だった。その後、クラシックバレエでの経験をいかし、しなやかな肢体をみせてCMにも起用されるなど、デビュー当時から他の者にはない異質の妖艶さを魅せていた。
    女優業へと活動を広げていた高岡早紀は、映画「バタアシ金魚」で脚光を浴び、さらに20代になると1994年の映画「忠臣蔵外伝四谷怪談」で惜しみないヌードを初披露。その翌年には篠山紀信の撮影による写真集で、若くしてヘアヌード姿も披露している。

    出典:https://www.excite.co.jp

    多彩な恋愛遍歴を持つ高岡早紀

    高岡早紀は、映画やドラマの出演歴だけでなく、その恋愛遍歴の奔放さでも有名でした。

    自身でも「相手が100%嫌いでも好きにさせる」と豪語するだけあり、業界の著名な男性との噂が次々とワイドショーに出ていきました。

    把握できているだけでも、
    ・保阪尚希
    ・布袋寅泰
    ・中村獅童
    ・木田優夫
    ・勝地涼
    ・松尾スズキ
    ・堤真一
    ・市川海老蔵

    等、映画やドラマでの共演の有無に関係なく、枚挙にいとまがありません。


    さらに、高岡は保阪尚希との間に2児をもうけ、後年は一般男性との間でも1児を設けており、「魔性」「妖艶」という言葉とは別で持つ「母性」に惹かれる男性が多かったということでしょう。

    映画だけじゃない!高岡早紀と東幹久のCM「芸能人は歯が命」

    90年代の高岡早紀の代表的なキャッチコピーといえば「芸能人は歯が命」でしょう。

    同時期に俳優の東幹久と共演した「アパガード」のCMで一躍有名となり、高岡早紀の知名度を大きく向上させることに一役買ったコンテンツとなりました。

    役者としての実績が極めて豊富な高岡早紀ですが、映画以外でも実績を残した一例となっています。

    多数の映画の出演実績

    高岡早紀は圧倒的な出演本数を持つ、まさに一流女優の座を手にしています。

    「忠臣蔵外伝 四谷怪談」のように主演級で役をこなしたケース以外にも、2007年公開の「龍が如く 劇場版」等で、少しだけ出演するなど、様々な形で多彩なジャンルの映画やドラマに出演してきました。

    「妖艶」という言葉が驚くほど似合う女優さんですが、決してアダルトな印象だけではなく、時には「魔性」、時には「母性」と、女性が持ちうる様々な魅力を出演作品に応じて出していくスキルと、周囲を惹きこむ魅力を兼ね備えた人物であることは間違いないようです。

    実際、高岡早紀の奔放な恋愛遍歴にも関わらず、業界内で干されている様子もなく、順調かつ地に足のついた芸能活動を続けてこれているのは、決して嫌われているわけではない、ということの何よりもの証拠でしょう。

    直近では、2015年公開の映画「深夜食堂」に出演し、2017年にはドラマ「奥様は、取り扱い注意」で、ゲスト出演していますが、印象が大きく違う役をこなし続けています。

    映画で主演から助演、ドラマではゲスト出演等の幅広い選択肢を持つ高岡早紀は今後も日本映画界で活躍していくことでしょう。

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