格闘漫画バキとは？本作の魅力やあらすじと読んでいく順番について

漫画バキシリーズは1992年から「グラップラー刃牙」のタイトルで週刊少年チャンピオンで連載が始まり、現在までタイトルを変えながら連載が続いている人気格闘漫画です。

格闘漫画の金字塔と言われる作品で、本編だけでも相当な数であり、外伝やスピンオフ作品も多いです。

今回はあらすじや読む順番について紹介します。

「グラップラー刃牙」は空手の大会に白帯の少年が決勝まで勝ち進み、あっさりと優勝してしまうところから物語が始まります。

優勝した少年範馬刃牙の正体とは？

刃牙をバキと詠むのはなかなか難しいと思いますが、これが主人公の名前です。

地下闘技場で戦うわずか17歳のチャンピオン範馬刃牙を描く「地下闘技場編」

刃牙が父範馬勇次郎を倒すために、戦い続ける理由を描く「幼年編」

世界中から集められた強者が地下闘技場で戦う「最大トーナメント編」

全42巻の長編です。

最大トーナメントを終えたバキの前に現れた新たな敵はなんと死刑囚。

死刑執行されても死なない最凶の死刑囚達は、敗北を知るために地下闘技場を目指します。

死刑囚と地下闘技場闘士の戦いを描く「最凶死刑囚編」

中国拳法最高峰の称号「海王」を持つ者達が集まり、頂点の海皇を目指す擂台賽にバキ達も参加する「擂台賽編」

バキとモハメド・アライJrの戦いを描く「神の子激突編」

ラストにバキの戦いは一つの終着点に向かって動き出します。

バキラストで父勇次郎への挑戦を宣言したバキの戦いを描きます。

作者自ら強くなりすぎてしまったと語る勇次郎と戦うために、バキは信じられないような敵と戦うことになります。

今作で地上最強の親子喧嘩の決着が描かれます。

父勇次郎との決着をつけ終了したかに見えたバキシリーズですが、2年近い間隔を開けて再開された新シリーズが刃牙道です。

クローン技術とイタコにより復活した宮本武蔵と地下闘技場闘士が戦いを繰り広げるというまさかの展開になります。

現在連載中の作品で、作中初の戦いで格闘家が死亡する展開が衝撃を呼びました。

バキは外伝やスピンオフ作品、そして現在連載中の刃牙道を除いても110冊あるほどの長編漫画です。

読む順番をどうしたらいいのか悩んでしまうかと思います。

結論から言うとグラップラー刃牙、バキと順番に読んでいくことをお勧めします。

幼年編は回想ですが、物語は一つの流れになっていますから順番に読んでいかないと話の筋は理解できません。

また、一般的な評価も最初のころほど面白いと言われているので順番に呼んだ方が良いです。

ただし、漫画のタイトルが４回も変わっているので、注意しないと順番がわからなくなるのでその点はご注意を。

グラップラー刃牙、バキ、範馬刃牙、刃牙道の順番です。

外伝に関しては話の本筋と関係なかったり、本編を補完する内容なので本編を読んでいて気になったら読めば問題ありません。

スピンオフ作品は本編登場人物の愚地独歩や花山薫を扱った作品や本編キャラを扱ったギャグですから、本編を読んでいないとなかなか作品に入り込むのが難しいと思います。

バキの魅力とはなんと言っても夢の対決が見られることでしょう。

外伝でアントニオ猪木とジャイアント馬場をモデルにしたプロレスラーの対決が描かれていますが、こういった勝負が見られるわけです。

あくまでも、漫画の中ではありますが現実ではありえない夢の対決で見られることがバキの最大の魅力でしょう。

途中、なぜこの人がモデルというようなキャラも登場しますが、この夢の対決という構図は現在の刃牙道まで続いています。

色々なファイルをダウンロードできるトレントで漫画のファイルがアップロードされていたりするので、ネットを使えば結構無料でバキを読むことができます。

場合によっては全巻読むことができる可能性もありますが、これらは違法ファイルです。

違法ファイルをダウンロードしたり、漫画を読む事は現在、それ自体は違法にはなりません。

しかし、違法アップロード自体は完全な犯罪ですし、最近では逮捕者も出ておりどんどん法律が厳しくなっているので、将来的にどうなるのかわかりません。

問題があることは明らかですので、違法ファイルに手を出すのはやめましょう。

無料で読みたいのならブックオフ等立ち読みができる中古書店を利用すれば、合法的に無料で読めますし、バキの漫画はかなりの数が置いてある可能性が高いです。

25年以上連載が続いているバキですが、評価はどうなっているのでしょうか？

残念ながら連載が長引き、新しい話になるほど評価が下がってきています。

ある意味、長期連載の宿命と言えるでしょう。

しかし、グラップラー刃牙、バキの頃までは非常に評価が高く、特にバキ序盤の盛り上がりは凄いものがありました。

現在でも熱烈なファンが存在することは間違いありません。

だからこそこれだけ長期間にわたって連載が続いてきたと言えるでしょう。

バキは格闘漫画の金字塔と言われ、100巻を超える超長編です。

読む順番は最初から順に読んでいくことをお勧めします。

スピンオフは原作を読んでいてこそ楽しめるので、興味が出たら読むようにしたほうが楽しめるでしょう。

最新作は評価が下がっていますが、なんだかんだで連載を持っている人の多い魅力あふれる漫画なので楽しめると思いますよ。