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    2016年に公開されたおすすめアニメ映画3選!あなたのお気に入りは?

    2016年に上映されたアニメ映画作品から、3作品を選りすぐりました。映画上映期間が異例な長さで延長された作品や、短期間で様々な形に変わり何度も楽しめる作品もあります。2016年はアニメの映画が特に盛んな年となりました。あなたのおすすめ映画はどれでしょう。

    2016年世間を賑わせたアニメ映画

    2016年といえば異例の上映期間を設け、一世を風靡したアニメ作品がありますよね。2016年はかなり話題になった作品が多いです。その中でも、今回は選りすぐった3つのアニメを紹介していきます。

    2016年あなたの好きなアニメ映画はどれでしょうか?一つ一つ見ていきましょう。

    2016年アニメ映画①君の名は。

    2016年8月26日公開映画

    田舎で過ごす三葉は来世には「都会に住むイケメン男子にしてください」と願う。そんなある朝目が覚めると三葉はどこの誰とも知れない男の子に代わっていた。東京の学生生活、憧れていた日々を体感する三葉だが、次の日になると元の自分に戻っているために夢なのか?と思っていたが、周りの反応がおかしい。一方男子高校生ときも田舎の山奥の女子高生に自分がなっている夢を見る。

    夢は何度も繰り返され、明らかに記憶がなく、周りの反応もおかしいことに気づいた二人は本当に入れ替わっていると確信する。なぜ入れ替わっているのか戸惑いながらも、入れ替わっている時のことをそれぞれに理解させるために、日記をつけたりメモを残して空白の記憶を埋めるようになる。徐々に入れ替わりの生活を受け入れ始めた二人だが、唐突に入れ替わることがなくなってしまう。

    ときは自分にとって三葉が特別な存在ということに気づき、三葉に会いに行くことを決める。自分が入れ替わっていた時の記憶を辿り、たどり着いた先で待ち受けていた真実は。

    男女が入れ替わるだけの物語ではない。君の名は。でしか味わえない感動が味わえます。

    突き抜ける映画です。私は何処かでアニメ映画を観るに値しないと考える感がありましたが、間違いでした。
    この映画は、SFと個人的にはカテゴライズしますが、過去の映画の良いところを抽出し、嫌味なく融合していると感じます。実際、全てはパクリの上でサイクルしていると思いますが、この作品は過去の偉大な先輩方々に残していただいた財産を見事に有効活用されていると思います。
    映画を観に映画館に足を運ぶ方々、DVD等にて鑑賞する方々への想いが強く感じられます。まさに おもてなしの心 を感じます。
    2011年に未曽有の国難を我々は体験することとなりましたが、疾走感のある内容の中で再び「警笛」もさりげなく、且つ心に残るように表現していると思います。
    とにもかくにも観たほうが良い映画と思います。
    まさに 喜怒哀楽 を最良表現した作品と感動しました。
    ザ・映画 です。

    出典:http://eiga.com

    この作品は本当にただの男女が入れ替わるだけの作品ではない。SF、恋愛、青春、そして最後に待ち受ける感動。時間を超えた時空を超えた愛が二人を繋いでいます。ただの恋愛映画とも語れない。会うから好きになるのではなく、それぞれを感じるからこそ愛おしくなる。純粋な高校生の感情が胸に響く映画です。

    2016年、本当に1年間世間を賑わせるだけの内容が詰まった作品です。特に2016年といえば、この映画の主題歌を担当したRADWIMPSが世間に出るようになった年です。主題歌も作品とマッチした雰囲気なので、そちらも合わせてお楽しみください。

    散歩両論の意見はありますが、世間が騒ぐことも頷けるアニメ映画となっています。普段アニメをそこまで見ない人でも楽しめる作品です。

    2016年アニメ映画②聲の形

    2016年9月17日公開映画

    ガキ大将の石田将也は悪ガキ仲間とつるんで面白いことを探す日々。そんなある日聴覚障害をもった西宮硝子が転校してくる。会話ができないため筆談をするが、クラスメイトは対応できず、将也も硝子とのコミュニケーションを試みるがうまく取れない。

    どう対応していいかわからないクラスメイトたちは、硝子の存在を疎ましく感じ始め、将也が率先して強く当たるようになり、いじめへと発展していく。筆談ノートを池に捨てたり、補聴器を壊して耳にけがを負わせたり問題が大きくなり先生が介入する問題へと発展する。

    クラスメイトは無視し、将也だけが謝罪させられ、クラスメイトから浮いた存在になりいじめっ子がいじめられっ子になってしまう。硝子にも謝れず、クラスメイトにもいじめられ人間不信へと陥っていく将也、硝子は学校に馴染めないために転校してしまい謝る機会を失ってしまう。

    高校三年になった将也は人間不信で生きていることも辛く、自殺を試みようとする。しかし、小学校の時のことが忘れられず、罪悪感から死ぬ前に硝子に謝ろうと硝子に会いに行く。

    人間不信だった将也は硝子と再会することをきっかけに、自分の輪が少しずつ広がっていく。

    普通のイジメの映画は 話し合って仲良くして終わり。みたいなハッピーエンドが多いのですが、これはいじめてた人が逆にいじめられるという、現実にあることが書かれていたのですごく良かったです。
    昔のことを隠しながら、罪を感じながら生きてるところに凄く胸が締め付けられました。
    これ以上の映画はないと言うくらい素晴らしい映画です!!
    音も、凄く繊細で、絵もすごく綺麗でした。
    手話もこれをみて興味が出ました。
    原作も買って読んでいます。
    私はブルーレイを買って暇な時に見ています。

    出典:http://eiga.com

    いじめを題材にした物語ならば、ただ昔いじめていた女の子に謝りたくて、という単純な話になりがちですよね。聲の形の他のアニメ映画との違う点は主人公もいじめていた側からいじめられる側になった点ですね。

    そしてそれにより人間不信に陥り、自殺したくなるほどに人生が追い詰められている。この映画の見所は人と人との関係性、そして心を通わせるというのはどういうことか、高校生だからこそ描けるナイーブな心をリアルに描いた映画になっています。

    原作を2時間に収めていることから、やはり映画では描ききれない部分もたくさんあります。是非アニメ映像で楽しんだ後に、原作で映画との違いを楽しんでください。

    2016年アニメ映画③orange⁻未来⁻

    2016年11月18日2週間限定公開映画

    2015年コブクロの主題歌と共に話題になった実写映画のorange、その後2016年夏にアニメ放送もされていたのですが、今回の映画はそのアニメを再編集したものです。アニメで放送された、アニメでも描ききれなかった部分を織り交ぜながら1時間の映画に収めたのがこの作品です。しかもこの作品2016年11月18日から2週間限定で公開されたものです。

    本編ではヒロイン高宮菜穂が10年後の自分からの手紙により、片思い中の成瀬翔が死んでしまう未来を知り、その未来を変えるために奮闘する話です。今回のアニメ版映画未来では、菜穂が10年後結婚することとなる須和弘人の視点で描かれていきます。

    須和は10年前菜穂と翔が両思いだということに気づきながらも、誰にもそのことを告げず、その最中翔が突然死んでしまったことから、両思いだったことを明かさなかったことを後悔する。

    自分が翔に菜穂の気持ちを言っていれば、自分が二人をくっつけていれば翔は死ぬこともなかったのではないか?自分の責任だと感じた須和は、10年前の自分へメッセージを送ります。本編とは違った視点から描かれた新たなorangeのストーリーが展開されます。

    ちゃんと作品として成立していたのが良かったです。
    編集したものを、淡々と見せられたら、悲しいですからね。
    orangeの好きなところは、登場人物がタイムスリップするのでなく、手紙に託すところだと思います。
    登場人物の誰もが、手紙が過去に届くと信じていなかったと思います。しかし、あの時こうすれば良かった・・こうしたかったという思いが、奇跡を起こしたのでしょうね。
    翔の居ない今の世界を変ることは出来ませんが、もう一つの世界でなら・・きっと・・この思いです。
    最後に翔が幸せに暮らしている世界から今の世界に、夢の形で手紙に託した結果が伝わったのは良かったです。
    それにしても、須和くん人良過ぎです。
    こんな人いませんよ(T ^ T)。

    出典:http://eiga.com

    ただのアニメの再編集ではなく、本編とは違う登場人物からの視点で描かれているのが見どころですね。同じストーリーでも視点が違うからこそ描ける部分、あの時知りたかった須和の思いが、この映画では全て込められています。

    是非、本編との違いを味わいながらアニメと映画の違い、実写映画との違いを堪能してください。

    まとめ

    2016年は世間を賑わせたアニメ映画がたくさん上映されていましたね。今回は3つに選りすぐりましたが、どれも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?映画でも賑わい、原作や映画からノベライズ化された作品もあるので、あらゆる形で楽しむのも面白いですね。

    アニメ映画でこれほど注目を集める映画は中々ないですよね。2016年を賑わせたこの3作品、1度は鑑賞することをおすすめします。2016年を賑わせた作品から、あなたのお気に入りの作品は見つかりましたか?

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