市川海老蔵さんと息子・勸玄くん～親子、歌舞伎役者として～

歌舞伎俳優・市川海老蔵さん。
2017年6月22日、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんを亡くされました。

麻央さんとの間には娘の麗禾ちゃん・息子の勸玄くんという2人のお子様がいます。
頻繁に更新されるブログでは、お子様を愛するパパとしての姿や歌舞伎役者として勉強や舞台に挑む姿などがたくさん綴られていますよね。
息子の勸玄くんは父・海老蔵さんとともに、これから歌舞伎役者の道を進んでいくことになるため、舞台の経験を積んだり稽古をする姿が見られることもあります。

今回はそんな、これからの歌舞伎界の将来を担って立つ市川海老蔵さんと息子の勸玄くん親子について迫っていきたいと思います。

小林麻央さんがキャスターを務めていた「NEWS ZERO」内で麻央さんがインタビューしたことがきっかけで出会い、2010年3月に麻央さんと結婚した海老蔵さん。

麻央さんとの交際前は、数々の女優さんとお付き合いされたり
麻央さんと結婚して1年目には、傷害事件を起こしたこともあり
海老蔵さんに対して世間的にはやんちゃなイメージを持つ方も多かったのではないでしょうか。

しかし、麻央さんと結婚して2人のお子様に恵まれた海老蔵さんは、今ではすっかり子どもたちを可愛がる素敵なパパのイメージに変わったという方も多いですよね。

そんな中、2016年に麻央さんが乳がんであることが公表されました。
海老蔵さんが会見して公表し、麻央さんはご自身でブログを始めて闘病を含めた私生活のことを発信されるようになりました。

麻央さんのブログは、病気の苦しさを綴ることももちろんありましたが、同じ病気の苦しみを味わっている人・何か辛いことがあって苦しんでいる人・そしてご主人である海老蔵さん・娘の麗禾ちゃん・息子の勸玄くんに対してなど、周りの人やブログを読む人に対する愛がとても伝わる温かいブログでしたよね。

最後まで、自分にある幸せに感謝する気持ちやブログの読者に対する温かい言葉を綴られた麻央さん。乳がんであることを公表してから1年の2017年6月、34歳でお亡くなりになりました。

麻央さんが乳がんである兆候が最初に発覚したのは、息子の勸玄くんを出産してからまだ約1年後という時でした。
幼い子どもたちを抱えながら闘病すること、幼い子どもたちが大人になるまで見守ってあげられないかもしれないということは、きっと計り知れない辛さがあったことでしょう。

海老蔵さんは麻央さんのことを闘病中もとても献身的に支えられていましたよね。
そして、麻央さんが亡くなった後も2人のお子様のパパとして奮闘する様子や麻央さんのことを想う気持ちをブログに綴られるなど、海老蔵さんの麻央さんへの愛情がたくさん伝わってきます。

海老蔵さんと麻央さんの結婚生活は7年という短い時間だったかもしれませんが、お2人の夫婦愛はとても心温まるものですよね。

2013年3月に誕生した、市川海老蔵さんの息子・勸玄くん。

男の子であるため、父・海老蔵さんと共にこれからの歌舞伎界を背負っていく存在である勸玄くん。2歳の時には初舞台を踏み、その後もお父さんと一緒に舞台の経験や稽古に励んでいます。

そんな勸玄くんの名前の漢字ですが、少し「勸」の字が珍しく、読み方が難しいと思った方もいらっしゃるかもしれません。

「勸玄」の名前の読みは「かんげん」くんと読みます。
海老蔵さんのブログでも麻央さんのブログでも、さらには伯母である小林麻耶さんのブログでも、普段はかわいらしく「カンカン」と呼ばれていることがよく綴られています。

普段からお父さんである海老蔵さんが出演した舞台の映像を好んで見ている様子が、海老蔵さんのブログによく出てくる勸玄くん。
これからがとっても楽しみな、小さな歌舞伎役者さんです。

市川海老蔵さんの息子・勸玄くんは2歳の時に初舞台を踏みました。
舞台上での挨拶、報道陣に囲まれての記者会見に、父である海老蔵さんと一緒に挑みました。

この時、舞台袖では母である小林麻央さんも見守っていました。

歌舞伎役者になるため、舞台の経験を積んだり日々の稽古に励んだりしている、市川海老蔵さんの息子・勸玄くん。

しかしまだ、4歳の男の子である勸玄くん。
普段舞台や稽古がない時には、姉の麗禾ちゃんとともに幼稚園にも通っています。

これから父と息子という立場だけでなく、歌舞伎界をともに担って行く立場である市川海老蔵さんと息子の勸玄くん。

海老蔵さんにとっては妻であり、勸玄くんにとっては母である小林麻央さんも、この2人の歌舞伎役者のこれからを「梨園の妻・母」として支えたいと強く願っていました。

勸玄くんはまだ4歳。
お母さんがいないことで、これから先壁にぶつかった時につらい思いをすることもあるかもしれません。

その壁を乗り越えることは決して簡単なことではないかもしれませんが、それでも父・海老蔵さんと歌舞伎役者として、親子としての絆をますます深めて頑張って行って欲しいですね。