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2023/12/28
大今里
2000年に公開された歴史スペクタクル映画。
第73回アカデミー賞で作品賞をはじめ、5部門で受賞し、
第58回ゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞を受賞するなど、数々の賞を受賞した大ヒット映画です。
監督は『エイリアン(1979)』、『ハンニバル(2001)』のリドリー・スコット。
主演は『ビューティフル・マインド(2001)』、『レ・ミゼラブル(2012)』のラッセル・クロウが演じました。
古代ローマ帝国を舞台に、陰謀に陥れられた歴戦の勇者マキシマスが剣闘士(グラディエーター)となり、復讐を果たす物語です。
剣闘士(グラディエーター)とは、古代ローマ帝国で市民の娯楽として提供された闘技会で剣闘士同士、または猛獣を相手に闘う剣士のことを指します。グラディエーターの多くは、奴隷や敗戦国から連れてきた捕虜でした。
ローマ帝国の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、君主に必要な徳(知恵・正義・忍耐・自制心)を備えた人物であった。
皇帝マルクス・アウレリウスはそんなマキシマスを高く評価し自分の息子のように愛していた。
ある日、皇帝はマキシマスを呼び出し自分は病気を患い、先は長くないと話す。そして、マキシマスに次の皇帝になってもらいたいと告げる。
皇帝は自分の息子であるコモドゥスに、帝位はマキシマスに譲ると告げる。自分がなるはずであった皇帝の座をマキシマスにとられると知ったコモドゥスは父親を暗殺してしまう。
皇帝の座についたコモドゥスは、マキシマスに謀反の濡れ衣を着せ、マキシマスの妻子までをも虐殺する。
妻子の亡骸を目の前に、マキシマスは絶望と衰弱で倒れてしまう。目が覚めた時には、奴隷商人プロキシモに捕らわれ運ばれている道中であった。
そしてマキシマスは、コロッセオで剣闘士(グラディエーター)として闘うことを強いられる。
マキシマスは、コロッセオで強靭なグラディエーターとして有名になりローマ市民の人気を得る。
グラディエーターとして名をあげたマキシマスは、皇帝コモドゥスと再会する。
そして、コモドゥスへの復讐を誓う。
ラッセル・クロウ(Russell Crowe)
生年月日:1964年4月7日
ニュージーランド出身。
出演作品:『ビューティフル・マインド(2001)』『シンデレラマン(2005)』『ロビン・フッド(2010)』『レ・ミゼラブル(2012)』『パパが遺した物語(2015)』など
陰謀に陥れられた英雄マキシマスを見事に演じたラッセル・クロウは、本作『グラディエーター』でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
ラッセル・クロウ本人はインタビューで映画『グラディエーター』についてこう語っています。
最後ま で 「終わらないでくれ、終わらないでくれ。ここにいさせてくれ。マキシマス、立て、 立 ち上がれ!! おまえが死んだら映画が終わってしまう」って思わせる映画なんだよ。
映画『グラディエーター』で使われた音楽は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ライオン・キング』、『パール・ハーバー』などの音楽を担当した映画音楽界の巨匠ハンス・ジマーが手掛け、ゴールデングローブ賞の音楽賞を受賞するなど高く評価されました。
映画『グラディエーター』の世界観に合った壮大な音楽は、聴くだけで映画の感動がよみがえってきます。
陰謀に陥れられ、愛する家族を殺されて、全てを失ったマキシマス。
望まない運命に翻弄されながらも、気高く生きるマキシマスの生き様に胸を打たれます。
英雄から一転、奴隷そして剣闘士(グラディエーター)となったマキシマスですが、彼の人柄や能力で周囲の人々を自然と味方につけていきます。
まさに、尊敬は勝ち取るものですね。
映画『グラディエーター』は、
歴史に興味がある人はもちろん、興味がないという方でも楽しめる作品です。
あなたも映画『グラディエーター』を観て、
マキシマスの生き様に触れてみてはいかがでしょうか?
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