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    映画「モンスター」で見せた!女優・シャーリーズ・セロンの女優魂

    2003年公開されるやいなや瞬く間に注目作となった映画「モンスター」。実話を元にしたストーリーもさることながらシャーリーズ・セロンの熱演も話題となりました。映画「モンスター」の魅力も改めて掘り下げながら、シャーリーズ・セロンの女優魂に迫っていきたいと思います。

    ネタバレなし!映画「モンスター」のあらすじをご紹介

    娼婦のアイリーン(シャーリーズ・セロン)は、バーで同性愛者のセルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。アイリーンの荒んだ様子にも関わらずセルビーは彼女のことが好きになり、やがて彼女たちは愛し合うようになる。二人で一夜を過ごす為のホテル代を稼ぐ為にアイリーンは客をとるが、客から暴行を受け、逆に殺してしまう。その後、二人の生活のためにアイリーンは合法的な収入源を得ようとするが、彼女の気性のせいもあって職業訓練を受けておらず世間的な常識もない彼女が職に就くのは難しいことだった。金銭的に窮し、社会に受け入れられないことに絶望した彼女は売春に戻ることにするが、そこでまた衝動的に殺人を犯してしまうのであった。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    映画「モンスター」は、2003年に公開されたアメリカ映画です。
    監督は、今作が長編映画デビューとなった女流監督パティ・ジェンキンス。
    パティ・ジェンキンスは後にワンダーウーマン(2017年)の監督も手がけることになるのですが、その作品もジャンルは違いますが、映画「モンスター」同様女性を主役においた作品となっています。
    また主演のシャーリーズ・セロンは今作のプロデューサーも務めています。

    映画「モンスター」のメインキャスト

    アイリーン:シャーリーズ・セロン

    1975年8月7日生まれ。南アフリカ共和国出身のハリウッド女優。 身長177センチ、スリーサイズはB91.W61.H91とその容姿も度々メディアで取り上げられることの多い女優さんです。
    映画「モンスター」では、難しい役どころである連続殺人犯アイリーン役を見事に演じきり、アカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。

    その他の出演作品には、「ハンコック(2008年)」、「スノーホワイト(2012年)」、「プロメテウス(2012年)」、「ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年)」などがありあります。

    セルビー:クリスティーナ・リッチ

    1980年2月12日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の女優。身長153cm。
    4人兄弟の末っ子として育ち、父は弁護士資格も持つ精神科医、母は元モデルで不動産関係の職に就いているという少々ユニークな家族の中で育ちました。
    映画「モンスター」では、アイリーンと逃避行をともにする同性愛者のセルビー役を演じています。

    その他の出演作品には、映画版「アダムスファミリー」シリーズ、「キャスパー」、「バッファロー'66」、「耳に残るは君の歌声」、「ペネロピ」など。

    トーマス:ブルース・ダーン

    1936年6月4日生まれ、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身。
    作中では悪人や犯罪者を演じることが多く、映画を盛りたてる深みのある演技をされることで有名な俳優さんです。近年では、映画「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年)」にてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞されています。
    映画「モンスター」では、アイリーンの唯一の理解者として登場するトーマス役を演じられています。

    その他の出演作品には、「マーニー(1964年)」、「ふるえて眠れ(1964年)」、「ひとりぼっちの青春(1969年)」、「帰郷(1978年)」、「ジャンゴ 繋がれざる者(2012年)」、「ヘイトフル・エイト(2015年)」などがあります。

    映画「モンスター」は実話って本当?全米がパニックとなった事件とは?

    本物のアイリーン・ウォーノス

    この映画「モンスター」は実在の事件をベースに制作されました。
    全米を騒然とさせたアメリカ犯罪史上初の女シリアルキラー、アイリーン・ウォーノス。
    7人の男性を殺害し、マスメディアからは「モンスター」と名付けられました。

    当時、カメラを通して伝えられるアイリーン・ウォーノスの姿は、インタビュー中の暴言や、法廷での悪態など、まるで人間らしさの感じられない恐ろしいモンスターそのものでした。
    しかし、裁判が進むにつれ、彼女自身の悲しい生い立ちや不遇の人生が次々と明らかになってくると、彼女への評価も当初のそれとは変わっていきました。

    映画「モンスター」では、恐ろしい殺人鬼としての側面よりも、どちらかといえば、その人間的な部分をクローズアップして映し出しています。
    実際に監督のパティ・ジェンキンスは、アイリーン本人とも面会し、徹底した取材のもと、本作の制作に臨んでいます。
    そのおかげか、本作の中のアイリーンは実に人間臭く、私たちの身近な存在として描かれています。

    演技派女優としての評価を確立!シャーリーズ・セロンの熱演

    作品のリアリティというところで欠かせないのは、やはり役者さんたちの演技。
    特に実在の人物を演じるとなるとどうしても本人のイメージが付きまとって、作り物臭く感じてしまうものです。
    ところが、主演のシャーリーズ・セロンは映画「モンスター」のためだけに、体重を13キロ増やし、メイクに毎回1時間半から2時間をかけて、見事にアイリーンに変身したのです。
    写真を見ていただいてもわかるとおり、あの美しくエレガントな顔立ちはどこにもありません。
    また外見だけでなく、話し方や仕草のひとつひとつまでが、まるでアイリーンが乗り移っているのではないかと思うほどの再現度。凄すぎます。

    それまでどちらかと言えばアクション映画などに出演することの多かったシャーリーズ・セロンですが、この映画を機に一気に演技派女優としての評価を確立しました。
    映画「モンスター」で、アカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したのは必然と言えるでしょう。

    熱演の理由は生い立ちにあり?シャーリーズ・セロンの意外な過去

    ここまで役に入り込めるのはきっと何か理由があるはず!
    そう思い調べてみるとシャーリーズ・セロンの意外な過去が明らかになりました。

    彼女の一家は幼い頃から、アルコール依存症による父親の暴力に悩まされてきました。
    彼女が15歳のとき、酔っ払った父親から彼女を守るため、母親は取り出した拳銃で父親を射殺してしまいます。
    この行為に関しては後に正当防衛が認められますが、目の前でその光景を見つめていた15歳の少女だった彼女のショックは計り知れません。

    しかし、そんな過酷な経験をした彼女だからこそ、不遇なアイリーンという女性と自分自身を重ね合わせることが出来たのではないでしょうか。

    映画「モンスター」まとめ

    映画「モンスター」も含めてご紹介してきた女優・シャーリーズ・セロンの魅力。皆さんには伝わりましたでしょうか?
    筆者自身、映画「モンスター」ほど役者さんが役に徹した映画を、ほとんど見たことがありません。
    決して楽しいばかりの映画ではありませんが、シャーリーズ・セロンが体をはってでも表現したかったことが見終わった後にきっとわかるはずです!
    社会派サスペンスやドキュメンタリーが好きな方、また濃厚なヒューマンドラマが見たい方には特にオススメです!
    シャーリーズ・セロンが過酷な役作りを行い挑んだ映画「モンスター」。

    未見の方は、是非一度ご覧になってみてくださいね!

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