木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
SFとは、『サイエンス・フィクション』であり、科学的に空想したフィクションを指します。
宇宙人の襲来や、宇宙旅行、宇宙戦争、タイムマシンなどが題材として多く取り上げられています。
世界初のSF映画は、1902年に公開された、フランス映画『月世界旅行』だと言われています。
革新的な撮影技法で、当時映画を見た人たちは、度肝を抜かれたそうです。
SF映画と言うと、どうしても宇宙を連想してしまいますよね。
そのため、昔の映画にはSF映画=宇宙をモチーフにしたものが多いと思われがちです。
しかし、SFの開祖・父と呼ばれている、フラン人作家ジュール・ベルヌは、宇宙ものの作品の他に、『地底旅行』や『海底二万里』など、宇宙ではなく地球上でのSF作品を多く残しています。
映画のみでSFを見ると、宇宙ものが多いのは確かですが、小説などに範囲を広げると、SF=宇宙という考えは、少し違ってくるのかもしれませんね。
近年のSF映画は、SFXという特殊効果を使用することで、多様なSF映画を製作することができるようになりました。
大友克洋さん原作の『AKIRA』は、近未来の巨大都市が舞台となった作品で、SF作品としてジャンル分けされます。
『AKIRA』は、2015年から実写映画化の制作が進んでおり、現代の技術でどのように描かれるのか、注目が集まっています。
2016年に公開されたアニメ映画、『君の名は。』もSF映画にジャンル分けする人もいます。
SF映画の定義である、タイムトラベルや、隕石の衝突などSFの要素がふんだんに散りばめられているからです。
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2014年に公開された映画で、おすすめのSF映画は、リュック・ベッソン監督の『LUCY/ルーシー』です。
ヒロインのスカーレット・ヨハンソンが、特殊な力を持ってしまう、SFアクション映画です。
フランス人ならでわの、哲学的な作品に根強い人気があるSF映画です。
2016年に公開されたSF映画で、おすすめなのが『メッセージ』です。
世界各地に突然現れた宇宙船に対し、言語学者の主人公が調査をする内容です。
宇宙人の襲来ものは数多くありますが、この映画が今までのSF映画と違う点は、宇宙人と対話していこうとする姿勢だと思います。
宇宙人=攻撃する、ではなく、対話するという新たな切り口は、今後のSF映画を変えていくかもしれません。
ここからは、SF映画おすすめ作品を5作品紹介します。
まず、おすすめ作品1本目は、1968年に公開された映画、『2001年宇宙の旅』です。
月に住むようになった時代、人類は木星探査に向かい、宇宙人と遭遇します。
現在も人気のSF映画ですが、哲学的な内容に理解できない人が多いのも、この映画の特徴です。
しかし、独特の撮影技法で、宇宙空間を表現したことで、今見ても驚く内容の作品です。
SF映画を見るのなら、まずは、この作品から見てはいかがでしょうか?
1977年に公開された映画、『スター・ウォーズ』
『遠い昔、遥か彼方の銀河系』を舞台に繰り広げられる、アクションSF映画です。
旧三部作と言われる『オリジナル・トリロジー』、新三部作の『プリクエル・トリロジー』、そして続三部作『シークエル・トリロジー』、全9作品が制作、またスピンオフとなるアニメも制作されている、超人気SF映画です。
スター・ウォーズ第1作品が制作された時、CG技術がなかったため、コマ撮り撮影などのアナログな技法を駆使して制作されました。
2作目が制作される頃には、当時最先端だったCG技術を駆使し、さらにSF的な映像を作ることに成功しました。
現在は当たり前の特殊技法は、このスター・ウォーズから始まったと言っても、過言ではありません。
家族や恋人、友達と見ても楽しい作品なので、皆で見たい映画をお探しの方におすすめです。
1979年に公開された映画、『エイリアン』
大型宇宙船に入り込んだエイリアン(異星人)が、乗組員を次々と襲うSFパニック映画です。
エイリアンシリーズは、その後も多くの続編が制作されました。
最近のシリーズでは、エイリアンが地球に現れるといった内容が多いです。
SFは苦手だけど、エイリアンシリーズは好きという人が、多い作品です。
アクションやパニック系の映画が好きな人に、おすすめしたい映画です。
1982年に公開された映画、『E.T』
スティーヴン・スピルバーグ監督の代表作として、現在でも人気です。
地球に現れた、地球外生命体の『E.T.』と、少年の心温まる交流を描いた作品です。
主人公の少年の妹を演じたのは、現在も女優として活躍する、ドリュー・バリモアです。
スピルバーグ監督は、スター的な子役を発掘するのが得意で、その後もSF映画『A.I.』では、 ハーレイ・ジョエル・オスメントを抜擢し、映画は大ヒットしました。
親子で見ても楽しめる映画なので、子どもと見たい映画を探している親御さんにおすすめです。
1985年に公開された映画、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
タイムトラベルができる車『デロリアン』に乗り、マーティが自分の家族の危機を救っていく内容です。
同作品は当初、続編を制作する予定がなかったのですが、大ヒット作となり、続編となる『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』がその後、制作されました。
また、主人公のマーティ―を演じたマイケル・J・フォックスは、1作目の撮影時、テレビのスターとして活躍していました。
そのため、日中の撮影が難しくなり、映画では夜のシーンが多くなっています。
2作目以降は、スケジュールが合うようになり、昼間のシーンが増えています。
壮大な音楽と、車でタイムトラベルするという、新しい発想が今でも多くの人たちに支持されている映画です。
誰と見ても楽しめる映画なので、年齢・性別問わずおすすめしたい映画です。
士郎正宗さん原作、漫画『攻殻機動隊』
『企業のネットが星を被い電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど情報化されていない近未来――』情報機関・公安9課に所属する、草薙素子の活躍を描く、SF漫画です。
1995年には、押井守監督の元制作されたアニメ映画、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開されました。
近代化して、人との距離が近くなったように感じる世界で、素子は自分の存在を模索している様を描いています。
同作品は、続編やテレビアニメなどが制作され、現在も世界的に人気のSF漫画です。
2017年には、ハリウッド版『GHOST IN THE SHELL』が公開されました。
主人公・草薙素子を女優のスカーレット・ヨハンソンが演じました。
スカーレットは、この映画のために長期のトレーニングを受けて、撮影に挑んだそうです。
また、日本公開時には吹き替え版も公開されました。
声優には、アニメ映画やテレビアニメでも声を担当した『田中敦子』さん、『大塚明夫』さん、『山寺宏一』さん、そして『小山力也』さんが出演したことで、話題となりました。
1999年に公開され、その後も続編も制作された、映画『マトリックス』
この映画の監督、ウォシャウスキー兄弟は日本のアニメが大好きで、特に『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のファンであることを公言しています。
そのため、同映画内には攻殻機動隊からヒントを得たとされるシーンが、多数見受けられます。
攻殻機動隊を見た後に、マトリックスを見ると、面白さが倍増しますので、ぜひ2作品続けて見ることをおすすめします。
SF映画についてや、最近のおすすめSF映画、そして最もおすすめしたいSF映画6作品をご紹介しました。
今回は、主に90年代までのSF映画をご紹介しましたが、現在も毎年多くのSF映画が制作されています。
ぜひ、多くのSF映画を見て、あなた好みのおすすめ作品を見つけてください!
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