シンガーソングライターaikoのおすすめ曲・人気曲をご紹介します！

ラジオ番組のDJ等の活動を経て、1998年「あした」でメジャーデビューし、「カブトムシ」「花火」「ボーイフレンド」など、数々のヒット曲を生み出した、シンガーソングライターのaiko。40代になった今も多くの支持を得ています。

aikoは「詞先」の作家であり、曲作りは作詞から始めます。伝えたい言葉を書いた後にメロディを作って歌詞をはめていきますが、言葉がメロディラインに収まりきらずにはみ出すことも多いようです。歌詞を書いている段階で頭の中でなんとなく譜割りやリズムのようなものができるので、それを頭の中に思い浮かべながら書いていると、自然とAメロ、Bメロ、サビという感じで歌詞ができ上がって行きます。もっとも大事なのは節回しで、歌詞の抑揚がそのまま感情表現となってメロディに昇華されていきます。作曲は作詞後に電子ピアノで行い、ピアノの前に座ると、目を閉じたまま適当に押した音から曲作りを始めるそうです。

また、歌手としての表記は「aiko」ですが、作詞・作曲の欄は「AIKO」となっています。

そんなaikoのおすすめ曲・人気曲をご紹介します。

2016年に発売された「もっと」は、35枚目のシングルで、恋の切なさを描写したポップチューンナンバー。TBS系テレビドラマ「ダメな私に恋してください」の主題歌に起用されました。

aikoはこの曲について、「この曲が出来た時、凄く嬉しくて何度も家のピアノを弾いて繰り返し歌いました。改めて本当に作れて良かったと思います」と話しています。

「あたしの向こう」は、2014年にフジテレビ系テレビドラマ「素敵な選TAXI」の主題歌に起用された32枚目のシングルです。ドラマのプロデューサーに「立ち止まりそうな時に背中を押してくれる歌を」と頼まれ、「過去に遡れるならどうしたいだろう」と考えながら詞が書かれ、以前書いていたものに書き足される形で詞が完成しました。また、「好きな人のことを前向きに忘れられたらいいな」という想いが込められてる曲です。

1999年に発売された、メジャー3作目のシングル「花火」。サークルK「冷やし中華」CMソング、テレビアニメ「まっすぐにいこう。」のエンディングテーマ、テレビ朝日系列「激マジ！！〜ティーンのホンネ〜」エンディングテーマとしてタイアップされました。この曲で一気に注目を集め、初のオリコントップ10入りを果たしました。

「ボーイフレンド」は、2000年に発売された6枚目のシングル。この「ボーイフレンド」でaikoは初のオリコン1位を獲得。最大のヒット曲となり、大ブレイクのキッカケとなりました。また、2000年の第51回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。

通算14作目のシングル「えりあし」は、2003年に発売された曲で、NHK紅白歌合戦（第54回）に2度目の出場を果たしました。

離れても想い続ける、ひたむきな乙女心が見事に表現されています。aiko自身も気に入っている曲の1つで、プライベートで自然と口ずさむこともあるそうです。

「ナキ・ムシ」は2枚目のメジャーシングル曲で、1999年に発売後、2000年に再発売されています。メジャーデビュー後初となります。

ロッテ「シナモンガム」2000年CMソング、MBS「おかえりワイド」エンディングテーマ、山口朝日放送「レッツゴーワイルド」エンディングテーマとしてタイアップされました。また、「ナキ・ムシ」に収録されている「赤い靴」は、テレビ朝日系「速報！スポーツCUBE」2000年テーマソングとしてタイアップされています。

2005年に発売された「キラキラ」は、通算18枚目のシングルで、フジテレビ系ドラマ「がんばっていきまっしょい」の主題歌。

いつまでも好きな人の帰りを待っている女子のけなげな気持ちを綴った歌詞は、遠距離恋愛中の人や彼氏となかなか会うことができない恋愛をしている人には、特にどストライクな曲となっています。あなたを好きになったことで、悲しさを超えて強くなれた。そんな想いを彼氏に伝えたい人におすすめです。

1999年に発売された「カブトムシ」。TBS「CDTV」1999年12月期エンディングテーマ、フジテレビ「ジョビれば！？」エンディングテーマとしてタイアップされました。

aikoは「カブトムシは昆虫では1番強いとされる存在だが、甲羅1枚剥がすだけで柔らかくなって脆くなり、実は寂しい昆虫ではないか」と捉え、自分を守るためでもありますが、虚勢を張って恋する自分をカブトムシにたとえて歌いあげています。

「aiko」のおすすめ曲・人気曲をご紹介しましたが、いかがでしたか？

aikoの力強く、キュートで優しい歌声と、切ない歌詞が魅力的な曲ばかりです。今回ご紹介した曲の多くは、ベストアルバム「まとめⅠ・Ⅱ」にも収録されています。どんな心情にもよく合うので、ぜひ聴いてみてください。