木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
バカリズム(本名 升野英知)とは、マセキ芸能社所属のお笑い芸人です。もともとはコンビで活動していましたが、2005年に相方が脱退。その後に「トツギーノ」を初めとする、フリップ芸でブレークしました!
様々な災難を乗り越え嫁ごうとする「トツギーノ」や教師が生徒に対し特別深いわけでもない言葉を卒業式後のような雰囲気で贈る「贈るほどでもない言葉」などが有名で、他にも独特の世界観のシュールネタを数多く持っていて、単独ライブは大人気となりました。
さらに、バカリズムは脚本家としても活躍しています。過去に戻ることができる不思議なタクシーの物語「不思議な選タクシー」や個性的な10人の女性の争う様を描く「黒い10人の女」など、ドラマの脚本執筆経験が豊富です。
直近では日本テレビ系で放送されたオードリーの若林と二階堂ふみと共演したドラマ「住住」が話題となりました。バカリズムが脚本と主演であり、各登場人物が芸名や職業が現実のまま登場するなど独特な設定でした。
そんな多才なバカリズムですが、バラエティでも引っ張りだこです!もともとのトーク力が高いこともありますが、その偏見に満ちた毒のある発言も注目されます。
コンビニで立ち読みする人物に対し、「金払う人間が来たらどけよ!」とか女性タレントに対し、「(自分が活躍できなかった番組の衣装を着てTwitterで自撮り番宣って)言ってしまえば死装束で写真撮るみたいなものじゃないですか!」などの発言は、ネット上で賛否両論ありますが、よく話題になります。
若者や街で見かけた人物に対する意見、とりわけバカリズム本人も公言していますが「女性」を苦手としていて、偏見の強さも発言から伺えます。
こういった性格からかバカリズムのネタには、シュールななかにも毒のあるネタがいくつかあります。今回はそんな「偏見に満ちた毒のあるネタ」にスポットをあてたいと思います!
シュールを前面に押し出したネタとは一味違った面白さがあり、バカリズムがどういう視点で見ているのかが伝わります!
バカリズムの偏見が全面に押し出されたネタです。女装したバカリズムが「女子力高くなりたいわー」とか「中身が男じゃん」など女性が言いそうなことを連発しながら、進めていく形式です。
言葉そのものは新しくも、面白みがあるわけでもないのですが、とにかく「言い方」と「顔」が注目ポイントです!誰が見てもバカにしているとわかるほど、テンプレートな小馬鹿にしたトーンと顔をずっとキープしています。
執拗に自撮りしたり、曲にのって見たりと小技も効いていて。いささかやりすぎなんじゃないかと感じるほどに女性を蔑視しているのが、かえって清々しく笑わずにはいられません!
さらに会話相手の女性や店員さんなど、一人何役もこなしていて、ドタバタしながらやっているところも滑稽さを倍増させています!
「俺たちって友達だよな?実はお前に言わなければならないことがあって…」という入りで始まる「リア充」というネタもまた偏見に満ちています!
「実は俺リア充なんだ」と非リア充の友人にリア充のバカリズムが深刻な面持ちで告白するというネタですが、「休日はバーベキュー」、「モデルと付き合っている」など次々とリア充アピールをしますが、やはりどこかバカにしたニュアンスが漂います。
さらに「非リア充」の「非」の部分をやたらと強調して連発するあたり、リア充に対して敵意むき出しにするような人間も盛大に攻めています!
どちらかというとアンチリア充なタイプのイメージがあるバカリズムがネタとはいえあえてリア充役をやるというのが、自虐的な面白さを感じさせます。
バカリズムのシュールさと、偏見が合体したネタが「青い偏見」です!偏見仮面という青いマントとマスクを被ったヒーローが登場し、自分の偏見で決めつけた悪を裁くというシュールな世界観です!
このネタは街ゆく人を捕まえて、一昔前のヒーローのような口調で喧嘩をふっかけるのですが、締めの言葉の「この目で見たとは言わないがどうせやったに決まってる」を皮切りにオリジナルのテーマソングを歌い出します。
80年代のアニソンのような曲で、「金髪=不良」や「B型=自己中」などの偏見に満ちた歌詞が傑作です!バカリズムの偏見というよりは、世の中に蔓延する偏見をひたすら並べているだけなのですが、昔のヒーローのような出で立ちと歌い方も昔のアニソンのような歌唱力がネタの内容と相まって笑いを誘います。
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