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2023/12/28
大今里
松井玲奈は、2008年にAKB48の姉妹グループとして発足した、名古屋を拠点とするアイドルグループSKE48のオープニングメンバーとして芸能生活をスタートさせました。
当初は決して主力メンバーというわけでなく、SKE劇場でライブをする際にも最後列の端で踊る等、一線級の戦力とは認められていませんでした。
後に「ダブル松井」とされる松井珠里奈はすでに主力メンバーであったようです。
しかし、早い段階で着実にチーム内での存在感を増していき、2009年にシングルデビューする時には主力メンバーとして活躍しており、卒業までの殆どの曲でセンターないしそれに準ずるポジションで歌っていました。
松井玲奈をSKEにおける地位を不動のものにしたのは「ダブル松井」という言葉がSKEの中でブランド化されたことでしょう。
松井珠里奈とともに最前列で歌い続け、男らしさを見せることもある珠里奈と清楚な女性的魅力を出す玲奈のコンビがファンから絶大な人気を見せていました。
SKEだけでなく、AKB48での活躍も目覚ましいものがありました。
AKBの冠番組「AKBINGO」では、他のグループに先駆けてAKB48との共演を果たしており、SKEのブランドを名古屋だけにとどめずに全国展開する契機となりましたが、松井玲奈はその中核メンバーとしてSKEのブランド発信に尽力したメンバーでした。
清楚なイメージからは想像もつきませんが、恥ずかしいメイクや顔面クリームパイ等を浴びる等の体を張った出演が多く、視聴者の視線を集めてきました。
AKB48の目玉イベントといえば選抜総選挙ですが、松井玲奈は松井珠里奈とともに、早くから頭角を現していました。
2009年に記念すべき1回目の総選挙では、松井珠里奈が選抜に、松井玲奈もアンダーガールズに選ばれました。
2010年以降は一貫して選抜総選挙では選抜メンバーに選ばれ続けており、その人気の強さは折り紙つきでした。
SKEのメンバーとして大活躍をしていたまっただ中で、松井玲奈にとって重大な転機が訪れました。
2014年にAKBグループでは『大組閣』と題して、全AKBグループを大幅にシャッフルしたグループ改編を行いました。
これにより、SKEの木崎ゆりあがAKBに移籍するなど、多数のファンからみた驚くべき人事異動が起きましたが、とりわけ注目となったのは、乃木坂46との「交換留学」でした。
これにより、乃木坂46の主力メンバーである「生駒里奈」がAKB48を兼任し、当時AKBグループ全体から見ても主力となっていた「松井玲奈」が乃木坂46を兼任することになり、相互のグループの空気循環が図られました。
松井玲奈は、兼任したその年から乃木坂46の冠番組である「乃木坂ってどこ!?」「NOGIBINGO」等の主要番組にも出演するようになり、その存在感を見せつけることとなりました。
「乃木坂ってどこ!?」の後継番組である乃木坂工事中でも引き続き出演を続けており、最後まで乃木坂メンバーの良き先輩として振る舞い続けました。
また、2014年夏の乃木坂46のニューシングル「夏のfree&easy」にも選抜メンバーとして選ばれ、その後「何度目の青空か」「命は美しい」にも選抜メンバーとして歌い続けることとなります。
乃木坂46との兼任を始めた直後から、その存在感は大きいものでした。
特に、「乃木坂ってどこ!?」「乃木坂工事中」では、MCのバナナマンとの絡みを早い段階で成立させており、他のメンバーから見てもバラエティ対応力の高さが際立っていました。
多くの乃木坂メンバーは松井玲奈を「ヨソ者」としてではなく、「先輩」として慕っていた様子がテレビやネットニュースから垣間見えました。
松井玲奈はAKBグループ全体でみても早い段階で女優としての個別活動を開始させていた一人です。
2014年の映画「gift」にて、映画初出演にして初主演を成し遂げ、躍進のきっかけとなりました。
本作は当初は東海地方のみでの放映でしたが、人気を博したことですぐに全国放映に切り替わったエピソードがあります。
また、舞台女優としても活躍の場を広げており、アイドル活動を終えてからではありますが、2016年にノンスタイル石田とダブル主演して「新・幕末純情伝」に出演していました。
アイドル活動で大活躍していた松井玲奈ですが、2015年に卒業の年を迎えます。
まず、3月に乃木坂46との兼任が解除され、8月にはSKE48を卒業することになります。
一挙にアイドル人生を終わらせた年となりました。
松井玲奈は、卒業後は仕事が続くかの不安もあったようですが、現在のところは比較的順調そうです。
映画「はらはらなのか。」でグループ卒業後の初出演し、女優として安定軌道に乗っています。
また、脚本の執筆活動も並行しており、ひとり芝居「あのさ、生まれ変わったら」で脚本家としての実績も作り上げました。
SKE・乃木坂・女優・脚本家と多彩な顔を見せてきた松井玲奈ですが、今後もどのような顔を見せてくれるのか、アイドル時代からのファンとしては目が離せません。
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