任天堂DSでプレイできる「ドラゴンクエスト」を紹介します。

初代のドラクエは1986年にファミコン版として発売されました。それまで当時日本としては馴染みの薄かった「RPG」というジャンルを、日本国内に浸透させるきっかけとなりました。そのシリーズや派生作品は、何度も移植・リメイクされ、多くのゲーム機で今でもプレイすることができます。最新のスマホ(iPhone/Android)でアプリをダウンロードをして楽しむことが出来る作品もあります。

今回はニンテンドーDS/3DSの「ドラゴンクエスト」をご紹介します。

ドラゴンクエストシリーズ第4作であり、FC版として発売された最後のドラゴンクエスト作品を2007年にニンテンドーDS版として発売しました。キャッチコピーは「冒険の行方はその手の中に」。

全部で5章のオムニバス形式で、個々のストーリーがあり、個々のキャラクターが立っているのが特徴です。大人気キャラクターのトルネコが初登場したのもこの作品で、複数の主人公・仲間が登場します。シリーズ中もっとも人気のあるキャラクターたちが多数登場していて、根強いファンが多い作品です。

「ドラゴンクエストV5」～天空の花嫁～のキャッチコピーは「愛がある、冒険がある、人生がある」。DS版キャッチコピーは「冒険という、もう一つの人生」。

2008年にニンテンドーDS版が発売されました。ストーリーは母を探す父と旅する主人公が、成長していく物語です。勇者を探す旅の中で、わかる衝撃の事実。成長とともに、進んでいくストーリーは必見です。

また、ドラクエ史上初の結婚システムを導入。ビアンカかフローラか選択を迫られ、DS版では、新キャラクターのフローラの姉デボラも花嫁候補となります。

あなたなら誰を選びますか？

「天空シリーズ」の3作目、および「天空シリーズ」の完結編とも呼ばれている「ドラゴンクエスト6」～幻の大地～は、2015年にDS版が発売されました。キャッチコピーは「この旅は、夢という真実へ」。

冒頭、いきなりラスボス・ムドーの城に乗り込む所からはじまるオープニングで、謎の剣士テリーを追いかけ、物語進行と共に主人公が強くなっていきます。旅の途中で出会う仲間たちと己の肉体を探す旅をし、2つの世界を行き来できます。

「ドラゴンクエスト7」～エデンの戦士たち～は、2013年にニンテンドー3DS版が発売されましたが、ドラクエ史上、一番の問題作といわれている作品です。それは、ドラクエをやると初めに出会うスライムに、1時間かかることで有名なのです。3DS版のキャッチコピーは「希望のかけらをもとめて」。

しかし、ドラクエ7が3DSの美しいグラフィックと音楽でリメイクされていて、とてもきれいです。また、ドラクエ7の特徴といえば石版集め。3DSで石版レーダーが導入されました。

PlayStation 2用「ドラゴンクエストニンテンドー8」～空と海と大地と呪われし姫君～が、3DSにてリメイク版を発売。3DS版のキャッチコピーは「声をあげて、冒険が生まれ変わる」。

これまでのドラゴンクエストシリーズとは異なり、後方視点の3Dグラフィックが採用されました。また、キャラクターは従来の2頭身のドット絵から、アニメ風のリアルな描画に変化し、原画のイメージが忠実に再現されています。

攻撃などの威力を高めるための新たなシステムとして「テンション」が初登場したり、ドラクエ8では職業はなくなりましたが、新たにスキルシステムが登場し、レベルが上がるとスキルポイントがもらえ、スキルポイントを自由に振り分けることにより、好きなステータスを強化したり新しい特技を覚えることができるようになりました。更に、モンスターを仲間にするシステムが復活し、店で購入したりフィールドで拾うくらいしか入手手段のなかったアイテムでしたが、アイテムを合成させて別のアイテムを作り出す、「錬金」でしか入手できないアイテムも存在するようになりました。

2009年にニンテンドーDS用として発売され、ドラクエ史上最も売れた作品です。キャッチコピーは「そして、僕たちは天使と呼ばれていた」。

ドラクエ9の最大の特徴は携帯ゲーム機専用に開発されているということ。発売直後は「すれ違い通信」が大ブームとなりました。「すれ違い通信」で「宝の地図」を交換できます。特にメタルキングしか出ないレアな「まさゆきの地図」は社会現象にまで発展しました。

「ドラゴンクエスト」DS/3DSのゲームソフトと作品内容をご紹介しましたが、お気に入りに作品はありましたか？

それぞれに新システムが導入されたり、魅力的なストーリー、仲間が居る「ドラゴンクエスト」は、人気があるのが良く分かる作品です。まだプレイしてない方にも、プレイした方にも、おすすめできる差ゲームですので、ぜひ遊んでみてください。