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2023/12/28
大今里
ドラマ・ホテルコンシェルジュは、2015年7月7日から9月22日まで、毎週火曜日22:00~22:54にTBSで放送されたドラマ。
主演は、連ドラ初主演となる西内まりやさんが務めました。
東京都心にある外資系一流ホテル「ホテル・フォルモント」を舞台に、西内まりやさん演じる、新人コンシェルジュを始め、個性豊かなホテルマン、ホテルウーマンが、お客様からの様々なトラブルを、一話完結で描いたドラマです。
ドラマ・ホテルコンシェルジュのロケ地、撮影場所となったのは、基本的にはホテル日航東京の協力で、実際に営業中のホテル内で行われました。
営業中のホテルということで、使える時間の制限が多く、スタッフの皆さんは、徹夜は当たり前のような状況で撮影していました。
ドラマの撮影を効率良くするために、ホテルの他にもセットを作りました。
ホテル内での撮影の時には、ドラマということを知らずに、お客様が間違えて、チェックアウトしに来ることも度々あったそうです。
ドラマ内のコンシェルジュの仕事は、お客様からのあらゆる要望にも応える、いわば「なんでもやさん」ですので、色々なシーンの撮影をしたことと思います。
天野塔子/西内まりや
新米コンシェルジュ。
入社後、飲料部に配属されて、3年間のレストラン勤務を経て、念願のホテルのコンシェルジュに抜擢されます。
やや短慮な性格から、仕事で失敗することが多く、本城や片桐からは、辛辣な評価を下されていました。
しかし、ホテルのコンシェルジュにとして、顧客の悩みと心に真摯に向き合う、一途な姿勢を崩さない、一生懸命さから、徐々に信頼を得ていきます。
本城和馬/三浦翔平
1年前より、ホテルのコンシェルジュを務めていまう。
来客に対しては丁寧に対応するが、プロ意識が高く、公私混同を何よりも嫌う、生真面目な性格をしています。
当初は、塔子に対して、厳しい態度をとっていました。
ですが、その反面、顧客によるストーキングに遭っていても、一人で抱え込んでしまう悪癖がありました。
そのことで、鷲尾に諭されてからは、考えを改め、塔子に対する態度も軟化させていきます。
鷲尾陵介/高橋克典
総支配人。
塔子をホテルのコンシェルジュに抜擢した本人。
分け隔てなく、丁重な物腰で、スタッフ全員を気に掛ける、温和な性格から、従業員からは強く信頼されています。
片桐とはかつて職場が同じであり、時折仕事に対しての姿勢の違いから、対立することもある。
片桐美穂子/若村麻由美
経営戦略室ゼネラルマネージャーを務めています。
イギリスの名門ホテルから引き抜きかれて、ホテル・フォルモントに来ました。
「一流ホテルとしてのおもてなし」へのこだわりから、仕事に対して非常に厳しい姿勢をとっており、失敗の多いコンシェルジュの塔子に対しては、辛辣な評価を下しています。
元同僚の鷲尾とは、仕事の方針を巡って、対立することもあります。
ドラマ・ホテルコンシェルジュで使われた主題歌は、Honey L Days(ハニー・エル・デイズ)が担当しました。
Honey L DaysのMITSUAKIさんとKYOHEIさんは、今回のドラマ・ホテルコンシェルジュのテーマソングとして、イーグル数の「Desperado」(デスペラート)をカバーしました。
Desperadoという曲は、アメリカ合衆国のロックバンドで、アメリカ西海岸を拠点に、世界的に活躍したイーグルスの代表曲です。
Desperadoには、”ならず者”という意味があります。
”ならず者”とは、「どうにもならない」「手に負えない」という意味を表す言葉です。
ですから、ドラマ・ホテルコンシェルジュでいうところの、新米コンシェルジュの塔子(西内まりや)が、新米ならではのアクションやトラブルを起こすことに対して、”ならず者”という意味のある曲を持ってきたのかな?と推測します。
Desperadaはバラードです。
一流ホテルのイメージを壊さないように、バラードを使っているのだと思います。
映画やテレビなどで、今までにも数々のアーティストにカバーされたこの曲を、Honey L Daysの2人が日本語でどのようにカバーするのか。
彼らなりの歌声でどう聴かせてくれるのかが、注目されました。
西内まりやさん演じる天野塔子が走り回る場面が多かったように思います。
新米コンシェルジュとして、あちらへこちらへと奮闘する姿は、つい「頑張れ!」と応援したくなりました。
ドラマの内容としては、実際にホテルに勤務する50人以上のホテルマンから、現場ならではの様々なエピソードを取材したそうです。
それら取材したまんまの、実話に基づいていることもあり、どの回もリアルティのある、面白い展開が楽しめました。
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