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ウルトラマンのゼットンは本当に最強なのか?強さの理由と秘密とは?

ゼットンというとウルトラマンに詳しくなくても名前を知っている人は多いでしょう。最終回にウルトラマンを倒したことで最強の怪獣はゼットンと思われているようですが、本当にそこまで強いのでしょうか?ゼットンの強さの秘密と最強のイメージが故の展開をご紹介します。

ウルトラマンのゼットンは本当に強いのか?


最強の怪獣はゼットンというイメージが世間では強いようです。

確かに、ウルトラマンを初めて倒した怪獣はゼットンであり、ヒーローが負ける姿が当時の子供に与えたインパクトは凄まじいものがあったのでしょう。

雑誌にはゼットンはウルトラ兄弟が束になっても勝てないとか、ゼットン火球は一兆度などとすごいことが書かれています。

最近の作品でもゼットンはかなりの強敵として登場することが多いです。

しかし、「帰ってきたウルトラマン」の最終話では2代目ゼットンがウルトラマンジャックに負けています。

設定では2代目ゼットンはウルトラマンを倒した初代ゼットンよりも強いことになっています。

これを考えると本当にゼットンはそこまで強いか、疑問に思えてきます。

ウルトラマンを倒したイメージのせいで強くなっていったゼットン

ゼットンと言えば一兆度あるというゼットン火球は有名でしょう。

これより高温の攻撃と言うのはフィクションの中でもなかなかないと思います。

しかし、このゼットン火球は実は公式設定ではなく雑誌が考えた設定らしいです。

そもそも、ウルトラマンの中でゼットンが出した火球は科特隊本部のガラスと壁を破壊した程度で、本部を吹き飛ばすこともできずそこまで大きな被害は出していません。

ウルトラマンは一応火球を避けていますが、当たったとしても大してダメージ受けるようには見えません。

最強の攻撃と思われがちなゼットン火球ですが、元々は大した攻撃では無いのです。

ウルトラマンを倒した光線がゼットン最強の攻撃でしょう。

しかし、この一兆度のインパクトが強すぎたのか、ゼットン火球は非常に有名になりました。

現在ではゼットン火球が一兆度というのは半ば公式設定のように扱われています。

他にも、ゼットンが強すぎるかのような扱いはウルトラマンを倒したことにより、過大評価された要素が大きいのですが、それに合わせるように後の作品ゼットンは本当に強化されていったのも事実です。

初代ウルトラマンのゼットンの実際の強さ

実際の初代ゼットンの戦いを見てみるとウルトラマンの攻撃は何一つ通じず、完封しているという表現が相応しいと思います。

スペシウム光線や八つ裂き光輪を完全に防ぎ、格闘でもウルトラマンにカウンターを合わせています。

この部分だけ取り上げると確かにゼットンは強すぎるように思えます。

しかし、ゼットンがここまでウルトラマンを完封できたのは、ウルトラマンを研究したからという設定があります。

つまり、ウルトラマンの攻撃が防がれてしまうのは、ウルトラマンの攻撃が全て読まれているからなのです。

そもそも、ウルトラマンの攻撃は効かない訳ではなく全て防がれているだけです。

恐らくスペシウム光線や八つ裂き光輪がまともに当たっていればゼットンを倒せた可能性はあります。

2代目ゼットンがスペシウム光線を受けて倒されたので、バリアがなければゼットン自体の耐久力はそこまで高くない可能性が高いです。

格闘でもウルトラマンをそこまで圧倒できたわけではありません。

結局、ゼットンは岩本博士の作った無重力弾で倒されますが、元々の予定ではゾフィーが倒す予定だったようです。

初代ウルトラマンに限ってもゼットンを上回るスペックを持つ怪獣は結構います。

ケロニアはスペシウム光線が効きませんでしたし、スペシウム光線一発で倒せない敵は他にもいます。

ゴモラは肉弾戦でウルトラマンをボコボコにしてダウンさせているし、パワーなどでウルトラマンを圧倒した怪獣もいます。

こういった点を考慮するとゼットンはそこまで強い訳ではありません。

初代ウルトラマンのゼットンは弱いのか?

それではゼットンは弱いのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

ウルトラマンの攻撃を全て防いだということは、全て防ぐ手段を持っているということです。

ウルトラマンを倒した光線もカラータイマーに当てていますが、そもそも初代ウルトラマンのカラータイマーは急所ではあってもかなり頑丈です。

実際カラータイマーの辺りに怪獣の攻撃を受けても、ウルトラマンは何のダメージも受けないシーンがあります。

ゼットンの光線がかなり強力であることは間違いないのです。

何よりすごいのは、ウルトラマンの攻撃を全て読み完全に対応できるように訓練されているということです。

これはゼットンというより訓練したゼットン星人の凄さかも知れませんが、簡単に出来ることではありません。

パワーや耐久力などでゼットンを上回る怪獣は初期の段階から存在しますが、ゼットンの強さは総合力の高さでしょう。

訓練されていないとしても、総合力の高さではゼットンは初代ウルトラマンの怪獣の中で最強かもしれません。

なぜ2代目ゼットンはなぜ弱いと言われるのか?



初代ゼットンはウルトラマンを倒したことで、絶対的な地位を築きましたが、2代目ゼットンはウルトラマンジャックに負けてしまいます。

2代目ゼットンは設定上は初代よりも強いことになっていますが、バット星人と協力しているのにもかかわらず、ウルトラジャックに負けてしまいます。

これでは弱いと言われても仕方ないと思います。

また、2代目ゼットンは予算の問題で着ぐるみの出来が悪いのもイメージが悪くしているのでしょう。

ただ、一部のファンから2代目ゼットンは可愛いとも言われて愛されています。

正直初代のイメージで見ると、2代目ゼットン弱いと言われてしまうのは仕方ないと思います。

ただ、2代目が初代よりもスペックが高いという設定は必ずしも矛盾はしていないと思います。

初代ゼットンの強さはスペックの高さというよりは、ウルトラマンの攻撃に対して完璧な反応をする対応力の高さです。

対して2代目ゼットンは力まかせに突っ込むだけで、瞬間移動もしないしバット星人の命令も無視してしまいます。

ウルトラマンの攻撃に完璧に対応できるように訓練された初代のスマートな戦いぶりとは天と地ほどの差であり、これはスペックの差というよりはゼットン星人とバット星人の差が出たのだと思います。

弱いと言われる2代目ゼットンですが、主人がゼットン星人であったらこんな評価は受けなかっだのではないでしょうか?

無重力弾を開発した岩本博士を演じた平田昭彦さんは最強の科学者?

ゼットンを倒した無重力弾を開発したのが岩本博士です。

この岩本博士を演じていた俳優が平田昭彦さんなのですが、なんとゴジラを倒したオキジェンデストロイヤーの開発者である芹沢博士を演じたのも平田昭彦さんです。

ゼットンとゴジラを倒したということで平田昭彦さんは日本特撮界最強の科学者とネタ的に言われています。

ゼットンとタイラントが戦ったら?

最強と言われるゼットンですが、同じく最強の怪獣候補であるタイラントとどちらが強いのかとよく言われます。

タイラントはゾフィーからウルトラマンエースまでの5人を一匹で倒した怪獣です。

基本ウルトラマンとは一対一で戦っていますが、ほとんど一方的にウルトラマンを5人も退けたインパクトは相当に強いです。

最終的にウルトラマンタロウに負けてしまいますが、これは連戦で体力を消耗したためと言われておりゲームでもタイラントは戦う度に体力を消耗していく演出がとられています。

実際凄まじいパワーと防御力を持ち光線を吸収する能力を持っていると考えられるタイラントが別格の強さであることは間違いありません。

ここでは初代ゼットンを基準に考えますがタイラントとゼットンが戦った場合、スペック的にはタイラントの方が明らかに強いと思います。

ゼットンはスペシウム光線をまともに食らったら一発で粉々になる可能性が高いですが、タイラントはスペシウム光線一発くらいでは大したダメージを受けないでしょう。

しかし、ゼットンの強さは相手の攻撃に完全に対応することにあります。

もし、ゼットン星人がタイラントの強さを研究して訓練されていることが前提なら、タイラントが相手でも充分に勝てると思います。

タイラントを研究することが認められないとしても、ウルトラマンと戦った時のように慎重な戦い方ができるなら充分に勝機はあるでしょう。

そもそも、ゼットン火球の一兆度の設定が有効ならスペック的にもゼットンの方が上でしょうね。

ウルトラマンのゼットンは本当に最強なのか?まとめ

初代ウルトラマンのゼットンは間違いなく強いですが、ウルトラマンを倒したという事実が一人歩きしてどんどん設定が大きくなった怪獣と言えます。

その分本当に強くされてしまった面も大きいですが、ゼットンの強さの魅力はウルトラマンの攻撃に的確な反撃ができるスマートな戦い方にあると思います。

最近では、どんどん強力な怪獣が出てきて前座的な扱いを受けることもあるゼットンですが、強いと思われているからこそでしょう。

今後もゼットンが最強というイメージが消えることはないでしょうから、ウルトラマンが続く限りゼットンは更に強くなってしまう可能性が高いのではないでしょうか?

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