今、小顔で話題の唐沢寿明のデビューから人気俳優となるまで

小顔だらけの芸能界ですが、そのなかでも唐沢寿明はダントツの小顔。
最近の映画「ラストコップ」で共演した窪田正孝とのツーショット写真でも、その小顔ぶりがわかります。

唐沢寿明の頭の幅は54ｃｍだそうです。通常の成人男性では56ｃｍでも小顔だといわれています。
グッチで帽子を購入しようとしたときに、小顔すぎるあまり、店員が子どもサイズを持ってきたという逸話があるほどです。
女優のなかには、唐沢寿明が小顔だという理由で共演NGにしている人がいるという噂まであります。

唐沢　寿明（からさわ　としあき）
本名　唐澤　潔（からさわ　きよし）
生年月日　1963年6月3日
出身　東京都台東区
身長　175ｃｍ

映画やテレビに映る唐沢寿明からうける印象では、180ｃｍ以上あるように見えましたが、実際の身長は175ｃｍだそうです。
実際の身長より長身に見えるのは、やはり小顔だからでしょう。

唐沢寿明は、5、6歳の頃、ブルース・リーの映画をみて、彼の強さと寂しい表情に憧れをいだきます。
唐沢寿明の父親は、テーブルをひっくり返したり、母や弟をなぐる典型的な暴力親父でした。唐沢寿明は、3人兄弟のなかで、一番自分が、そんな父親のカッとしやすい激情的な性格をうけついでいると語っています。
そして、高校一年生の16歳のときに、東映アクションクラブに入ります。東映アクションクラブで、エキストラやスタントマン、仮面ライダーの敵役やショッカーとして、撮影所に通う日々を送るうちに、次第に高校生活に意味を感じなくなっていきます。
ついに、高校二年生のとき高校中退、また同じ頃、父親と喧嘩したのをきっかけに家出同然に家を出ます。しかし、東映アクションクラブで俳優になるべく努力しても、芽が出ない不信感からトラブルを招き、東映アクションクラブをクビになってしまいます。
その後は、友人三人と劇団「演劇集団アタック」を結成、新宿区民館や渋谷の「屋根裏」で公演活動を行います。
当時の唐沢寿明は、チケット売りがうまかったようで、公演で赤字にはならなかったそうですが生活していけるほどの収入はなく、コンビニやビル清掃、ショーパブでのバイトで生計をたてていたそうです。

唐沢寿明は、劇団をつづけながら自分自身の売り込みとオーディション活動を続けます。そして、テレビの素人番組参加中、ホリプロ吉村より、スカウトされます。
しかし、それは俳優を志す唐沢寿明の意向とはちがい、小顔でスタイルのよい唐沢寿明を、「第二の吉川晃司」として歌手デビューさせるものでした。
劇団生活をつづけながら、我慢して意に染まぬレコード会社めぐりをしていた唐沢寿明でしたが、結局、二人は決裂します。
そして、それまでオーディションに落ち続けていた唐沢寿明もついに、「ボーイズレビュー・ステイゴールド」という舞台のオーディションでチャンスをつかみます。

ある日、「ボーイズレビュー・ステイゴールド」の舞台制作会社の社長、橋爪貴志子が、「このままじゃどうしようもないわよ」と、唐沢寿明にポロシャツとVネックセーターを渡します。それまで革ジャン、Tシャツ姿だった唐沢寿明は、この服装により「爽やかな笑顔の青年」へ、自分のイメージを転換させます。
そして、ドラマ「アリエスの乙女たち」（主演：南野陽子）のワンシーンへの出演が決まった後、名前も本名から「唐沢寿明」へ変え、年齢も二歳若返りさせます。
続けて、NHKドラマ「とっておきの青春」（主演：緒形拳、斉藤由貴）へ出演、NHK「純ちゃんの応援歌」（主演：山口智子）で主役級の役を得ます。
そしてついに「愛という名のもとに」で主演をつとめ、小顔でスタイルのよいトレンディ俳優として世間に知れ渡るようになります。
この「愛という名のもとに」での写真でも、唐沢寿明はダントツに小顔です。

子どもたちとうつっているこの写真でも、唐沢寿明の顔がいかに小顔かわかります・・・。
いつまでも、何歳になっても、小顔のイケメン俳優として、唐沢寿明が活躍しつづける姿を見ていたいですね。