音楽界のBIGスター　桑田佳祐と長渕剛のデビューから現在まで

桑田佳祐と長渕剛は、同じ年のシンガーソングライターです。プライベートでは、桑田佳祐は、サザンオールスターズの紅一点のメンバーの原由子と1982年に結婚し、二人の男の子をもつ父親でもあります。また、長渕剛は、二度結婚し（初婚は当時アイドル歌手で今は女優の石野真子と、二度目はアクション女優だった志穂美悦子（結婚後引退）と結婚）三人の子どもがいます。
二人の軌跡とはどのようなものなのでしょうか。

桑田 佳祐（くわた けいすけ）
生年月日　1956年2月26日
出身地　神奈川県茅ケ崎市
身長　170cm

桑田佳祐は、意外にも中学時代は野球部に所属していたそうです。
姉の影響で学生時代から音楽に興味をもち、ビートルズ、エリック・クラプトン、ボブ・ディランなどを聴きあさります。
そして、大学在学中よりバンド活動を行い、その後、1978年6月にサザンオールスターズとしてデビューしました。 1987年からはソロ活動もはじめています。サザンオールスターズとしても、ソロでの桑田佳祐としても、そしてサザンとは別にバンド活動をしているKUWATA　BAND他、多方面で活躍、数々のヒット曲があります。

長渕 剛（ながぶちつよし）
生年月日　1956年9月7日
出身地　鹿児島県日置郡伊集院町出身
身長　175cm

長渕剛の音楽活動のスタートは、友人と2人で結成したフォークソングのグループから、はじまります。
その後長渕剛は、場末のバーで罵声をあびながら歌う過酷な経験を経て、ライブハウスに活動の場を移します。
そして、197６年に財団法人ヤマハ音楽振興会主催の、第12回ポピュラーソング・コンテスト（通称ポプコン）、現在のTEENS' MUSIC FESTIVAL）入賞をきっかけに長渕剛（ながぶち　ごう）としてデビューしましたが、売れず、1978年に再度「巡恋歌」で15回ポプコンの入賞を果たし、長渕剛（ながぶち　つよし）として再デビューします。
再デビュー後、長渕剛は、ミュージシャン活動だけでなく、映画、ドラマへの出演等俳優としても活躍しています。

サザンオールスターズとして、シングル「勝手にシンドバッド」でデビューした桑田佳祐。
この曲は「今、何時？」と繰り返すフレーズや、「胸騒ぎの腰つき」というちょっとエッチな表現の歌詞を、桑田佳祐独特の早口な節回しで歌って若者の心をつかみ、大ヒットします。
桑田佳祐が神奈川県茅ケ崎市出身ということもあり、サザンの楽曲には湘南を背景にした曲が多く「夏といえばサザン」というイメージが定着します。
その後、桑田佳祐はのソロデビュー曲「悲しい気持ち（JUST A MAN IN LOVE）」を発表します。桑田佳祐の「白い恋人たち」では冬にも似合う彼の姿が見られます。

デビュー当時の長渕剛は耳の下まで伸びた長髪のヘアースタイルで、今とずいぶんイメージが違います。デビュー後は「順子」等好調にヒットを飛ばし、テレビドラマ「家族ゲーム」の主演もつとめます。1983年 7月29日には、ナゴヤ球場にてサザンオールスターズとジョイントライブを行っています。

そして、「乾杯」「とんぼ」がヒット、その頃から、現在の骨太なロックシンガーミューシャンとしての存在に変わっていきます。
数々のヒットを連発する一方、1994年9月23日、桑田佳祐がリリースした「すべての歌に懺悔しな!!」の歌詞の内容を巡り、長渕剛と桑田佳祐の間の論争が勃発します。
また、長渕剛が1995年 、覚醒剤使用の疑いで逮捕されるも、尿検査で陽性反応がなかったため処分保留のまま釈放され、不起訴処分となったニュースも世間を騒がせました。

桑田佳祐と長渕剛の歌う楽曲には、恋人と陽気にデートするのにぴったりで楽しくゴキゲンな気分になれる曲、また恋人と別れて落ち込んだときの辛く寂しい心を慰めてくれる曲、勉強や仕事に疲れたときに励まされ頑張ろうと元気をもらえる曲、などがいっぱいあります。
私たちの生活のそばに、いつまでも桑田佳祐と長渕剛の名曲がありますように・・・。