記事ID126177のサムネイル画像

    きっと見たくなる!映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』

    2004年3月に公開された映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』。大山のぶ代さんのドラえもんによる映画ドラえもんシリーズ第1期の最後の作品です。『のび太のワンニャン時空伝』の作品についてと重要ひみつ道具をご紹介します。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』は、映画ドラえもんの第25作目であり、25周年記念作品でありました。

    1980年第1作映画ドラえもん『のび太の恐竜』から劇場版制作に携わり、1983年第4作映画ドラえもん『のび太の海底鬼岩城』から監督を務めた芝山努監督の最後の作品となります。

    また、大山のぶ代さんなどの第1陣声優の最後の映画ドラえもん作品となりました。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』~あらすじ~

    映画ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 予告

    2004年の映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』はドラえもん映画25周年という記念すべき作品となります。

    時空を超えて、進化した犬やネコが暮らす“ワンにゃん国”での大冒険となります。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』のあらすじ

    のび太は、川で子犬を拾ってきて“イチ”と名付け、ママに見つからないように飼いはじめます。のび太の町で、人間の都合により捨てられた犬やネコがたくさんいることを知ります。
    そこでのび太は、捨てられた犬やネコをスモールライトで小さくし、人間のいない三億年前の世界へタイムマシンで連れて行きます。
    進化退化光線銃でイチを進化させ、食べ物に困らないよう、無料フード製造機の操作方法を覚えさせ、“明日、必ず来るからね”と約束し、のび太たちは現代に戻ります。イチはのび太のけん玉を持ち、ずっと待ち続けます。

    次の日、タイムマシンでイチ達のいる三億年前の世界へ行こうとするが、ねじれゾーンに巻き込まれてしまい、三億年前から1000年の時が過ぎた世界へついてしまいます。そこには、イチ達の子孫による進化した犬とネコのワンニャン国という王国が存在していました。ねじれゾーンにより、壊れてしまったタイムマシンの部品を探すために、わんにゃんごっこつけ耳で犬とネコに変装してワンニャン国を訪れます。そこで、イチに良く似た“”ハチ”とその仲間と出会います。ハチたちの親が、「ネコジャーランド」で行方不明になってしまったことを知り、その秘密を探るために協力してあげます。
    しかし、ワンニャン国には巨大隕石が近づいていて、小さな隕石が次々と衝突してきます。

    ドラえもんとのび太達はハチと仲間の親がいなくなった秘密を見つけ、巨大隕石から身を守ることはできるのか。ドラえもんとのび太達の時空を超えた友情の大冒険の物語です。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』~みどころ~

    オープニングでドラえもんが“のびたくーん!”と叫ぶ

    映画ドラえもんシリーズでは、オープニングにのび太君がドラえもんの助けを求めて“ドラえもーん!”と叫ぶことで始まることが多くあります。

    『のび太のワンニャン時空伝』ではのび太君がドラえもんの助けを求めるのと同時に、ドラえもんも“のび太くーん!”と叫んで助けを求めます。

    ぜひチェックしてみてください。

    のび太君の動物に対する優しさ

    映画ドラえもんでは、のび太君が生き物と関わることが多くあります。のび太君の生き物へ対する優しさが注目されます。

    『のび太のワンニャン時空伝』でものび太君は捨てられた犬やネコを保護してあげて、三億年前の世界へ連れて行って、野良犬や野良ネコの国を作ろうとしてあげます。

    犬(イチ)が飼い主を待ち続ける忠実さ

    のび太君がイチに言った“明日、必ず来るからね”という言葉を信じて待ち続ける犬の忠実さが描かれています。

    イチに会いに行く途中にねじれゾーンに巻き込まれてしまったのび太君達は、イチに再び会えることができるのでしょうか。

    のび太君のけん玉

    のび太君の部屋の押し入れから、イチが見つけてきたけん玉。
    のびが君が小さいころおばあちゃんから買ってもらった思い出のけん玉です。

    このけん玉が時空を飛び越えて、のび太君とイチをつなぎ合わせるアイテムとなります。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』~ひみつ道具~

    ドラえもんの見どころはなんと言っても、四次元ポケットから出されるひみつ道具ですね。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』にもたくさんのひみつ道具が出てきます。

    その中で、重要なポイントとなるひみつ道具をご紹介します。

    タイムマシン

    『のび太のワンニャン時空伝』では3億年の時空を飛び越えることで物語が始まります。

    このお馴染みのタイムマシンが物語のカギとなる重要なひみつ道具となりますので要チェックです。

    進化退化光線銃

    進化退化光線銃を浴びた生き物や機械は、進化したり退化することができます。
    横にあるダイヤルを右に回すと進化、左に回すと退化します。

    『のび太のワンニャン時空伝』では、のび太が犬のイチに進化退化光線銃を浴びせて、無料フード製造機の操作を覚えさせ、みんなのリーダーになるように教えます。

    無料フード製造機

    水と空気だけで、犬や猫の好みの食べ物を作ることができます。

    『のび太のワンニャン時空伝』で3億年前の地球に動物たちを連れて行く際に、ドラえもんが餌の問題を解決するために出したひみつ道具です。ドラえもんが高価なひみつ道具と言っています。

    ワンニャンごっこつけ耳

    犬やネコの耳がついた耳。これを頭に着けると、しっぽが生えて犬ネコ人間になれます。

    『のび太のワンニャン時空伝』でワンニャン国を訪れるときに、ワンニャンごっこつけ耳を着けて犬ネコ人間になりました。

    きせかえカメラ

    着たい服のデザイン画をカメラに挿入し、カメラに撮ると、その人の服がデザイン画の服に変わります。

    『のび太のワンニャン時空伝』で3億年前から1000年経った世界で、犬やネコの衣服に着替える時に使われるひみつ道具です。

    のび太たちが着ている服は、下着と言われてしまい、着替えることになりますが、着替えが終わった時に、“みなさん、失礼いたしました”と視聴者に向けて頭を下げるシーンがとてもかわいいです。

    ビックライト

    懐中電灯のような形をしていて、その光に当たった物体を大きくすることができます。

    『のび太のワンニャン時空伝』で重要なひみつ道具のひとつです。

    ビックライトがどのように活躍するか注目して見てください。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』~エンディング曲~

    島谷ひとみさん「YUME日和」

    『のび太のワンニャン時空伝』のエンディングテーマ曲は島谷ひとみさんが歌う「YUME日和」です。

    『のび太のワンニャン時空伝』でも、ネコで歌手のシャミーちゃんが「YUME日和」を歌います。

    また、島谷ひとみさんはハチの仲間でマルチーズのチーコちゃんの声優を担当されています。

    映画ドラえもん『のび太のワンニャン時空伝』~まとめ~

    映画ドラえもんシリーズは、子供はもちろん、大人もとても楽しめる作品です。

    『のび太のワンニャン時空伝』は時空を飛び越え、最後には感動の結末を迎えます。
    大人になってから見るのも、映画ドラえもんの奥深さを感じることができるはずです。

    ドラえもんのひみつ道具でわくわくして、ドキドキする冒険を繰り広げる映画ドラえもん。これからの作品も楽しみですね!

    TOPへ