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2023/12/28
大今里
2017/10/26 更新
劇場版「進撃の巨人」?実写じゃなくてアニメでしょ。DVDで観ちゃったからいいや。なんて思っていたら大間違い。そして大損です。劇場版「進撃の巨人」は単なるテレビアニメの編集ものとは違うのです。劇場版「進撃の巨人」の何がすごいのかをご紹介します。
「進撃の巨人」は諫山創の「進撃の巨人」を原作としている作品。アニメ「進撃の巨人」は2013年に第1期、2017年に第2期、2018年には第3期の放送を予定しています。
「進撃の巨人」は第1期の総集編が劇場版前後編2部作として制作され、2014年11月22日に第1話から第13話までの総集編「劇場版 進撃の巨人 前編〜紅蓮の弓矢〜」、2015年6月27日に第14話から第25話までの総集編「劇場版 進撃の巨人 後編〜自由の翼〜」が公開されました。
時期を前後して実写版の「進撃の巨人」も制作されているため、アニメ版と実写版を間違えて観に行ったというような混乱も生じてしまっています。しかも両方とも前編・後編の2本立てです。
劇場版「進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~」は、2014年11月22日から全国の映画館にて上映された作品で、前編はアニメ第1期の1話から13話を再編集した内容です。
この劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜は、ただのテレビアニメの編集版ではありません。映画館の大スクリーンで上映されることを前提にした編集と、一部のシーンの入れ替えまでされています。
また、効果音の入れ直しやセリフも新規に取り直しされています。テレビアニメを見たことがなく、初めて「進撃の巨人」を見るという方に、良くできた構成となっています。
劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜オープニング曲は、「紅蓮の座標」で、アニメ1stオープニング主題歌「紅蓮の弓矢」をアレンジした楽曲です。劇場版「進撃の巨人」専用の曲として使われています。
劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~エンディングテーマはMica Caldito & mpi & Mika Kobayashiの「YAMANAIAME」です。
劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜の終わり方は、映画館での上映を前提とした劇場版ならではの出来栄えです。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~は、「進撃の巨人」テレビアニメ版の14話から25話までが再構成され総集編としてまとめられたものです。6月27日・28日の土日2日間で、動員3万3362人、興収4770万6500円と興行ランキングが初登場で10位に登場しました。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~では、調査兵団による第57回壁外調査での”女型の巨人捕獲作戦”がメインとなります。調査兵団の出発シーンは音楽も含めてテレビアニメとは違う、大スクリーンで観る醍醐味を味わうことができます。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~の主題歌は、Linked Horizonは「自由の代償」です。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~では、シーンのBGMの大半が入れ替わっており、結果として演出面・方向性がまるで変わっています。
アニメでは「不穏」を意識したBGMだったのが、劇場では「元気」なBGMになっていたりという感じです。アニメのときと劇場版のときとは違う方向性のBGMで構成されているので、違う作品のようにも感じられます。特にアニメを反復して見ていた方にとっては、それが顕著に分かるのではないでしょうか。
音響関係は全体的に見ても、かなり強化されている部分なので、そこも注目です。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~のエンディングテーマは、mpiの「theDOGS」です。
劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~の最後のエンディングロールでは、制作が発表されているテレビアニメ第2期の「進撃の巨人」のシーンを見ることができます。エンディングロールとなると、もう映画を観終わったということで帰りを急ぐ方がいらっしゃいますが、劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~では、決して最後まで席を立たないでください。
劇場版「進撃の巨人」がテレビアニメと決定的に違うところは、映画館で観ることが前提となって作り込まれていることです。そしてもう一つ。家庭では真似のできない音響と4DXという体感装置(シート)があります。
劇場版「進撃の巨人」は日本アニメで4DXに初対応とのことです。
4DXとは、まさに体感型のシートです。上下左右に動くだけではなく風や香りを感じたり、水しぶきを浴びるという装置です。
劇場版「進撃の巨人」のスゴイところ
・総編集しただけではなく新規シーンや未公開シーンを盛り込んだ
・BGM、セリフ、効果音を映画館で上演されることを前提に徹底的に見直した
・日本アニメ初の4DX対応をした
・劇場版専用に主題歌を作った
いかがでしょうか。
ぜひ、映画館で劇場版「進撃の巨人」を鑑賞したい作品です。
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