みんなの憧れ！オードリー・ヘップバーンの美肌的メイク術にうっとり

オードリー・ヘップバーンのかわいらしさは、その仕草、上品さに加えて、素敵なメイク術にもあります。実は、自分の顔が嫌いと語っていたオードリー。世界中を魅了した、彼女のメイク術を少し真似してみましょう。

オードリー・ヘップバーンの肌は、色白でとても綺麗です。ベースメイクは、決して厚塗りにせずに、肌質を活かした、白目のファンデーションで、薄付きに仕上げてあります。陶器のようなさらっとした雰囲気なので、真似したい人は、マットなクリームファンデーションを、少しずつ丁寧に塗っていきます。下地も、さらさら感を出すために、余分な油分はよくオフしておきます。

オードリー・ヘップバーンのメイクを真似たい人は、美肌作りが必須です。これは、毎日のお手入れが大切です。

①クレンジングを怠けずに、洗顔はよく洗顔料を泡立ててから、泡で優しく洗いましょう。
②ブースター（導入化粧水）を、洗顔後すぐにつけます。ミストタイプのものが、お風呂場の近くに置いておいて、シューっとすぐ顔に吹きかけられるので便利です。
③その後、化粧水をたっぷりとお肌につけます。軽くパッティングして、しっかりなじませます。
④あとは、お肌に合った乳液やクリームで、お肌を整えましょう。
⑤普段から、お出かけのときもUVケアをして、紫外線のダメージからお肌を守りましょう。

オードリー・ヘップバーンのメイクで、なんと言ってもインパクトが強いのは、はっきりとした太い眉です。ベタっと描いてしまうとうまくいかないので、毛を描き足すように1本1本描いてから、ブラシでぼかし、最後にパウダーで仕上げてあります。色は、上品な髪の色に合わせてあります。

形は直線的で、より目に近くなるよう描いてあります。眉と目の間隔が狭い方が、美しく見えるからです。

オードリー・ヘップバーンのアイメイクはかなり濃い目です。はっきりと描かれた黒いアイラインは、ペンシルでまつ毛の際をしっかり埋めて、リキッドライナーでさらに仕上げてあります。下まぶたは、黒目の下に少しだけラインを引いて、ハイライトも入れています。下まぶたの描き方が、ケバくならないポイントです。

長いまつ毛は、時としてつけまつ毛を使っています。マスカラで長く見せているときもありますが、日本人のまつ毛は短めなので、真似たい人はつけまつ毛で、よりオードリー風メイクに近づけます。

オードリー・ヘップバーンのメイクで、特にかわいらしいのは真赤なリップです。アイシャドウは、ほとんどグレー系など地味な色味なので、カラーが際立つのは口元です。グロスは使わずに、マットな艶のある、自分の肌に似合うリップを厳選して塗っています。

下唇の方を、やや厚めに塗っています。ぷっくりとした印象です。上唇は、少しだけ上向きにはみ出しています。いつも笑っているような、口角を上げる効果です。

チークは、薄いピンクを頬全体につけています。アイメイクが濃いので、チークはほんのりと仕上げて、美肌を強調しています。

エラのあたりは、シェービング効果のあるブラウンかオレンジのチークをつけています。より小顔に見え、横顔がシャープになります。

オードリー・ヘップバーンも、時には薄い色の眉で、ナチュラルに仕上げることがありました。晩年のオードリー・ヘップバーンは、優しいアイメイクで、持ち前の美肌を活かしています。溢れんばかりの笑顔もそのままでした。

なぜ、オードリー・ヘップバーンは世界中のみんなを虜にしたのでしょう。それは、ご紹介してきたメイク術だけでなく、さわやかな笑顔です。彼女自身、一番好きなことは笑うことと語っています。オードリー・ヘップバーン風メイクに挑戦してみたら、あなたの素敵な笑顔で、周りを和やかにしましょう。永遠の妖精、オードリー・ヘップバーンに、一歩近づける最大のポイントです。