すっかり大人の女優に！「キッズウォー」の今井茜役・井上真央さん

大河ドラマ、人気アニメの実写ドラマ「花より団子」など数々のドラマなどで主演を務めている人気女優の1人、井上真央さん。

そんな彼女は子役出身で、1999年から2003年まで出演していた「キッズウォー」というドラマで彼女のことを知ったという方も多いのではないでしょうか。

井上真央さんについて、そして代表作の1つとも言える「キッズウォー」で井上真央さんが演じていた今井茜というキャラクター、「キッズウォー」というドラマについてを掘り下げていきたいと思います。

井上真央さんは、1987年1月9日生まれの神奈川県横浜市出身です。
本名も、女優さんとしての名前と同じ井上真央さんです。

4歳の時にお母さんの薦めで劇団に入ったため、俳優としてのキャリアが25年ほどある女優さんです。
子役としてドラマやCMへの出演経験を重ね、1999年から2003年までの5年間は「キッズウォー」に出演しました。
子役として活躍してきた井上さんでしたが、2004年には大学進学という目標のために芸能活動を一時中断します。

翌2005年には大学進学を叶え、芸能界に復帰します。
するとこの年の10月から放送された「花より男子」で連続ドラマ初主演を果たし、そのドラマは2年後の「花より男子2」、映画版の「花より男子F」とシリーズ化されて人気を博しました。

人気女優となった井上真央さん。

NHK連続テレビ小説「おひさま」、その年の紅白歌合戦での司会、大河ドラマ「花燃ゆ」など、現在は幅広い活躍を見せる女優さんとなりました。

井上真央さんが子役時代、5シリーズに渡って出演していたドラマ「キッズウォー」。

そのドラマで井上さんは、自分のことを「俺」と呼び普段は口が悪く、でも心優しくて正義感溢れる女の子・今井茜を演じていました。

茜は実のお父さんとお母さんが離婚しており、お母さんの再婚相手とその家族が暮らす家にやって来ます。
新しい父親となった母親の再婚相手・大介、その息子の健一、浩とはすぐに打ち解けて親子関係や兄弟関係は良好だった茜。
しかし大介の娘である里香とは対立し、「仲の良い姉妹」にはなかなかなれませんでした。
里香とは同い年であり、また学校でのクラスもずっと同じであったこともあり、家でも学校でも過ごす時間が一番多い家族でした。

性格も合わない血の繋がらない姉妹の2人でしたが、茜は里香がいじめに遭った際に助けたり、里香はシリーズ後半で大介と共に茜の実母・春子が亡くなった後の物語上で、春子の形見を探し出して茜に渡したりするなど助け合っている場面も見られました。

家庭も子持ち同士の再婚家庭という環境で、学校もいじめや荒れなどが溢れるような環境で、様々な社会背景を取り上げていた「キッズウォー」。

そんな環境の中で、悩んだり周囲とぶつかり合ったりしながらもたくましく生きる今井茜でした。

夏休みに毎年放送される人気ドラマであった「キッズウォー」。

シリーズの初めの頃は、井上真央さん演じる今井茜の母親・春子を主役として主婦層をターゲットにしたドラマだったようです。

しかし夏休みの昼ドラとして放送されていたこともあってか、若者に人気のドラマとなり、ターゲットも主婦層から若者に移っていったとのことです。

主婦層から若者へとターゲットが変わるにつれて、物語の主人公が生稲晃子さん演じる母・春子から井上真央さん演じる今井茜に変わっているのではないかと思われます。

明確にはされていませんが、第3シリーズからは家庭よりも学校の描写が多くなっています。そして母・春子は、第5シリーズの時には大介、大介との間に生まれた娘・真理と共に事故死した設定となっていました。

これらのことから「キッズウォー」は、時期は定かではないものの、主人公が春子から茜に移っていったドラマであったと言えそうですね。

井上真央さんと「キッズウォー」についてを見てきましたが、いかがだったでしょうか。

「キッズウォー」での子役としての活躍以降、その女優としてのキャリアを着実に積んでいる井上真央さん。

「キッズウォー」の今井茜は自分のことを「俺」というなど男の子っぽい印象も受ける女の子でしたよね。
一方で、それから数年後にさらに井上さんの名を広めることになった「花より男子」シリーズでは、とても女の子らしい牧野つくし役を演じていた井上さん。

これからも様々な役に挑んで、女優としての経験を積んで行かれることと思いますが、そんな井上真央さんの活躍がとても楽しみですね。