世界を動かすジョニーデップ！独特な世界観を生み出すファッション

ジョニーデップの代表作は沢山ありますが、私がまず彼の存在を知ることになった作品は、この1990年の「シザーハンズ」。ここで見せるジョニーデップの演技は勿論のこと、この泣く子も黙るほどの、見た目が恐ろしい刃物だらけの衣装。ストーリーは忘れたとしても、この絵は忘れません！

次に印象的なファッションを見せたのは、2003年の「パイレーツ　オブ　カリビアン」。海賊という役柄だけでも特殊ですが、ジョニーデップのこの着飾ったような海賊ファッション、その後の海賊のイメージを変えてしまったともいえるのではないでしょうか。

シザーハンズでジョニーデップに気が付かなかった人でも、このパイレーツオブカリビアンでは、流石に気が付いたと思います。

2005年の「チャーリーとチョコレート工場」では、背の高い帽子に、えんじ色のコート。それぼ程特別とは言えないファッションですが、それは、他のジョニーデップのファッションが特異過ぎたから、麻痺しているのかも知れません。

ここで見せたジョニーデップのファッションは、カラフルな色と暗い色の組み合わせ、ピエロのようなメイク。おとぎの国を見事に作り上げた、2010年の「アリス・イン・ワンダーランド」でしたね。
このように、彼の演じる役は、毎度かなり個性的、そして、ファッションも見どころの一つとなっているのではないでしょうか。彼のファッションに期待しているファンも多いでしょう。私も、次はどんな個性的な役柄、どんなファッションで出て来てくれるのかと、次の映画を楽しみにしています。

映画の中では、独特なファッションをした役柄を演じているジョニーデップですが、実際のジョニーディップはどうなのでしょうか。
それも、ご存じの方は多いですね。テンガロンハットに眼鏡（サングラス）の組み合わせは、彼の定番ファッションです。そして、顎下と鼻下のひげ。
これだけすれば、だれでもジョニーディップになれてしまうとうぐらい、ジョニーデップのファッションとして認められています。有名人にも、こんな格好した人、時々見かけますよね？

上にも書いたように、ジョニーデップファッションに欠かせない、帽子と眼鏡。かなりの帽子好き、眼鏡好きだそうです。持っている帽子や眼鏡の数は、凡人には信じられないほどのようです。ファッションに拘るお金持ちは、持ち物の数のレベルが違います。

それだけでは無くて、愛娘から貰った手作りブレスレットを付けていたり、タトゥーは、母親2人の名前と、2人の子供の名前だったりと、家族愛もファッションに取り入れられています。

どんな人でも、若い時とその後は変わっているものですが、ジョニーデップの若かりし頃も、とても普通な感じで、今の独特な味はまだ出ていないですね。
ジャケットの下には白いシャツ、シャツの首から見えるTシャツ。どんな男の子でもしたことがある、極ごく普通な、無難なファッションではないでしょうか。

土木作業員だった父と、ウェイトレスをしていた母の間に生まれた、4人兄弟の末っ子。両親の離婚もあり、子供時代は自傷行為も繰り返すほどストレスを抱えていたとのこと。酒やドラッグにも染まり、どん底の青年時代だったそうです。仲の良かった友人の死が、彼の人生を軌道修正するきっかけになったと語られています。

音楽活動をしていたジョニーデップ。ニコラスケイジとの出会いが、彼を演技の世界に連れ込むきっかけだったそうです。彼らが知り合ったきっかけは、ジョニーデップの当時の彼女が、ニコラスケイジの元彼だったから。人生、本当に、何がきっかけで変わるか、分かりませんね！

荒れた子供時代の経験など全てが、彼の作品やファッションに影響しているのでしょうね。