木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は？子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
エンタメ125810
恋仲は2015年夏のフジテレビ「月９」枠で放送されたドラマです。主演は若手俳優の中でも人気の高い福士蒼汰さんが務めるということで、放送前から話題となりました。
タイトルになっている「恋仲」は造語ではなく、ちゃんと辞書にものっている言葉なのです。
「恋仲」とは、恋人同士になる前の男女の仲を言うようです。付き合ってはいないけれど、お互いに想い合っている「恋人未満友達以上」の関係。誰もが憧れるシチュエーションですよね。しかし付き合ってはいないからこそ、もどかしさや、切なさを感じることも。
ドラマ「恋仲」でも、甘酸っぱい淡い恋の行方が見どころでした。特に回想シーンでは主人公達の高校生時代も描かれ、【THE青春】といったドラマです。
2008年、富山で育った高校3年生の幼馴染み・三浦葵と芹沢あかり。ある日、葵たちのクラスに東京から蒼井翔太が転校し、それ以来二人の仲にも変化が訪れる。大学受験を控え、あかりと離れ離れになってしまうことを心配した葵は、あかりを花火大会に誘う決意をする。ところが、その花火大会の翌日に葵の知り合いであかりの父親・寛利の造船所が多額の借金を背負って倒産したことであかりと共に夜逃げしたことを知らされる。
それから7年後の2015年7月、建築設計事務所のアシスタントになった葵は医者になった翔太と再会し、レストランに誘われる。そのレストランに向かった葵は、翔太に「会わせたい人がいる」と言われ、ある女性を紹介される。それは葵たちの前から突如姿を消し、翔太と付き合っているあかりだった。
ドラマ「恋仲」では、主人公・三浦葵（福士蒼汰）と、もう一人の“アオイ”蒼井翔太（野村周平）のどちらかが、ヒロイン・芹沢あかり（本田翼）と結婚するまでの物語が描かれています。
２人の男性が一人の女性を取り合うなんて、ラブストーリーの王道ですね。しかも、その男性２人は友達同士！2人は苗字と名前という違いこそあれ、「あおい」繋がり。
最近流行りの、小説やアニメの実写化ではなく、ドラマのために作られたオリジナル作品だったため、ヒロインがどちらの「あおい」を選ぶのかは最終回まで誰も分からず・・・視聴者も先の読めない展開にドキドキしたことでしょう。
かく言う筆者も、ドラマを見ながら、多分こっちの「あおい」とくっつくのだろうなぁと想像しながらも、毎週ワクワクしながら観ていたのを覚えています。
ドラマ「恋仲」の裏話として、何と台本上でも、どのような展開になるのか決まっておらず、キャスト陣も終末を知らずに撮影がスタートしたそうです。
福士蒼汰さん
ドラマ「恋仲」の主役は、福士蒼汰さんです。
特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』の主人公を演じて一躍有名に。その後もドラマ『きょうは会社休みます。』ではヒロインに迫る年下イケメン役を演じ、「壁ドン」は社会現象にもなりました。
ドラマ以外にも映画『好きっていいなよ。』や『ストロボ・エッジ』などで主役を務め、見た目も中身もカッコいいイケメン役を数多く演じてきました。
福士蒼汰さん演じる三浦葵は、小さな建築設計事務所のアシスタントを務める青年。
建築家になりたいという夢はあるけれど、仕事も恋も中途半端という役どころです。
今まで福士蒼汰さんが演じてきたような、ヒーローやイケメンキャラとは全く違った気弱で優柔不断な青年です。
そんなある日、幼馴染で初恋の人だった芹沢あかりと運命の再会を果たします。
ドラマ「恋仲」では、役者としての福士蒼汰さんの新たな一面が見られます。
野村周平さん
2010年のテレビドラマ出演依頼、「カッコいい」と注目されていた野村周平さん。
それもそのはず、野村周平さんは、後の所属事務所となるアミューズが行った全国オーディションで、応募者31514名の中からグランプリを受賞した逸材なのです。
ドラマ「恋仲」では、福士蒼汰さんとヒロインを取り合って三角関係となります。ドラマ「恋仲」で主人公の恋敵を演じ、その名が広くお茶の間に知られるようになりました。
野村周平さんといえば、SNSが面白いことでも有名です。
その中でも『ごめんシリーズ』が人気です。ドラマ「恋仲」での共演者の女優とのツーショット写真を「世の中の男の子。ごめん。」というつぶやきと共に投稿したことから始まりました。
野村周平さん演じる蒼井翔太は、主人公・三浦葵やヒロイン・芹沢あかりの高校時代の同級生で、高3の夏に東京から転校してきました。
葵とは苗字と名前の呼び方が同じ「あおい」ということもあり、すぐに仲良くなりました。そして葵の幼馴染あかりや友人の金沢公平とも打ち解け、高校時代を共に過ごしました。
そして7年後、葵とあかりが再会した時に、あかりの隣にいたのは医者の卵になった翔太でした。
太賀さん
お父さんは、ドラマ『愛という名のもとに』のチョロ役で有名な中野英雄さん。
山田孝之さんに憧れ、芸能界入りしました。
ドラマ「恋仲」では、葵・あかり・翔太の高校時代の同級生で、みんなのムードメーカー的存在の明るい役柄を演じました。
その後出演したドラマ『ゆとりですがなにか』ではゆとりモンスターを演じ、続く『仰げば尊し』では、パンチパーマにヒゲがトレードマークのアロハシャツを着こなす個性的な役を演じるなど注目されています。
太賀さん演じる金沢公平は、葵と翔太の友人です。
公平は実家・富山の豆腐店で働いていたのですが、夏休みを利用して、葵の家に勝手に転がり込んできたのでした。
葵と同居する妹・七海は、公平の知るかつての彼女ではなく、垢ぬけて可愛らしい女の子になっていました。公平はそんな七海に好意を寄せます。
本田翼さん
ドラマ「恋仲」でヒロインを演じるのは、フレッシュな本田翼さん。
モデルとして活躍していた本田翼さんは、本作で初めてのヒロイン役を務めました。
また、撮影当時23歳だった本田翼さんですが、制服姿には何の違和感もなく、明るく可愛いあかりのイメージにピッタリでした。
本田翼さんが見せる浴衣姿やウエディングドレス姿、そして心をわしづかみにされそうな無邪気な笑顔は一見の価値ありです。
本田翼さん演じる芹沢あかりは、主人公・三浦葵の幼なじみであり初恋の相手でもあります。高校３年生の花火大会の日、葵とあかりは待ち合わせをしましたが、その待ち合わせ場所にあかりは現れず・・・
無邪気な笑顔で明るい性格の高校時代のあかりと、大人になって時折見せる切ない表情を見せるあかりを熱演しました。
大原櫻子さん
ダンス・ピアノ・バレエ・歌・水泳が得意という多才な大原櫻子さん。
女優業の傍ら、歌手としてCDもリリースしています。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のオーディションでは、演技経験は全くありませんでしたが、抜群の歌唱力でヒロインの座を射止めました。澄んだ声がとても魅力的です。
ドラマ「恋仲」では、主人公の妹・三浦七海を演じました。
２人で同居しているだけあって、兄の恋を応援する兄想いの妹役でした。
市川由衣さん
小学校高学年頃から読者モデルとして活動を始めた市川由衣さん。
数々のドラマに出演し、「可愛い女の子」から「色気が漂う大人の女性」へと変貌を遂げました。
私生活では、俳優の戸次重幸さんと結婚し、第1子となる男の子を出産しています。
ドラマ「恋仲」では、葵よりも年上の元カノ・冴木瑠衣子役を演じました。
仕事の出来る綺麗なお姉さんというイメージがピッタリでした。
山本美月さん
高校3年生の時に第1回「東京スーパーモデルコンテスト」に出場し、見事グランプリを獲得しました。
これにより雑誌『CanCam』の表紙を飾る権利を得て、雑誌デビューと同時に表紙を飾りました。
その後もCanCam専属モデルとして活躍し、女優としても活動の場を広げています。
ドラマ「恋仲」では、葵の先輩同僚役・富永美玲を演じました。
仕事のできない葵を少しからかう一方で、叱咤激励する先輩役を好演しました。
ドラマ「恋仲」は、近年あまり無かったド直球の恋愛ドラマで、青春真っ只中にいる人も、青春を懐かしく思う人も虜にしたドラマと言えるでしょう。
登場人物達の甘酸っぱい恋模様や、それぞれの葛藤や成長が見られ、フレッシュな若手俳優・女優陣が見事に青春を演じ切りました。
放送終了から2年以上経った今でも、続編を望む声が聞かれるのも頷けます。もし続編が作られるとしたら、葵とあかりはどうなっているのでしょうね？
「恋仲」に出演したキャスト陣も、様々なシーンで活躍されているので、また一段と成長した登場人物たちに会えるかもしれませんね。
