木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
「ガリレオ」は、東野圭吾さんの連作推理小説『ガリレオシリーズ』を原作として、フジテレビで製作したドラマです。主演は人気歌手でもある福山雅治さんです。第1シリーズは2007年10月15日~12月17日まで、第2シリーズは2013年4月15日~6月24日まで放送されました。「ガリレオ」の劇場版としても「容疑者Xの献身」が2008年に公開され、続いて、劇場版の2作目として「真夏の方程式」が、2013年に公開されました。
「ガリレオ」の人気の秘密は、トリックを解明する面白さもさることながら、主演の福山雅治さんの歌手&役者としての人気に加え、様々な要因が揚げられます。どこに「ガリレオ」の人気があったのかを、ご紹介しましょう。
「ガリレオ」で、一番の興味をそそるところは、やっぱりトリック解明の妙でしょう。霊現象・超常現象・超能力といったようなことが原因で発生したと思われる事件を、人気歌手福山雅治さん演じる、帝都大学理工学部物理学科の湯川学(ゆかわまなぶ)准教授、通称変人ガリレオが、科学者の目と明晰な頭脳で、これらの現象を解き明かし、事件を解決していくというストーリに、思わず引き込まれていきます。
基本的に「ガリレオ」は1話完結。ドラマも終盤にさしかかった頃、あることがきっかけで、人気歌手の福山雅治さん演じる湯川先生が、天才的な閃きをみせます。その時に必ず出てくるのが、一心不乱になった湯川先生が、ところかまわずに意味不明な方程式を書き始めるんです。そして記述後は、福山雅治さんが左手を顔に当てるポーズを取るんですよね。これは、フレミングの左手の法則を模したポーズだとか。絵になりますね。
【ガリレオ】 天才物理学者・湯川学の言葉・名言集
普段、柴咲コウさん演じる内海薫刑事が事件を持ち込んできても、最初は必ず捜査協力を拒否します。でも、事件の内容を聞いて、誰かが「そんな事はありえない」とか「無理」等のキーワードを言ってしまうと、大変なことに・・・結局、捜査協力することになります。そして、事件に興味を持った時の口癖は、「実に面白い」や「実に興味深い」のお言葉が。未解明な事象に遭遇した時には、何故か突如笑い出して、「さっぱり分からない」というのも決めセリフですね。
福山雅治さん演じる、湯川学先生の天敵は子供です。この子供嫌いの湯川先生、理由は子供は非論理的だからとか。子供と見つめ合っただけで、ジンマシンがでてきます。それでも、父親のために超能力者を装う少年や、父親を亡くした喘息持ちの女子学生には、なんとかしてあげようという、優しい一面も見せてくれます。ただ、その子供との接点を大きく持ったのが、劇場版2作目の「真夏の方程式」でした。
人気歌手でもある福山雅治が演じる湯川准教授は、異常なほどの子供嫌いで、子供が原因でジンマシンが出てくるほどでした。子供が嫌いな理由は、「論理的でない相手と付き合うのは疲れる」とか。しかし、「ガリレオ」の劇場版「真夏の方程式」の中で、小学5年生の少年と、ある事件がきっかけで絆を深くしていきます。内海刑事から、子供が苦手なんではと聞かれて、湯川先生は小学生でも、理論的な考えができるのなら大丈夫と答えているんです。
「ガリレオ」の放映が終了して、かなりの日が経ちます。歌の世界ではよく見かける福山雅治さんなのですが、「ガリレオ」の続編で湯川先生の姿を見られるのでしょうか。「ガリレオ」は、原作の残りが少ないということもあるのですが、主役の福山雅治さんが、あまり乗り気ではないようです。福山雅治さんという方は、新しいことをしたいという気持ちがとても強い方のようです。人気ドラマの継続は、1つの安定のように見えても、結局は右肩下がりの表現というお考えのようで、それはそれで素晴らしいことですね。
それでも、「ガリレオ」の続編が見たいですよね。ただ、福山雅治さん主演の「ガリレオ」は、残念ですが、なんだか難しいような雰囲気ですね。しかし、福山雅治さん以外の役者さんで続編を作っても、もう、福山雅治さんでイメージができてしまっているので、微妙なところですね。
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