【最新映画情報】今最も注目な俳優!高良健吾出演のおすすめ映画3選
2016/08/01
konpitsu
原作は、桜庭一樹による同名小説『私の男』で、第138回直木賞受賞作品。
熊切和嘉監督によって映画化され、2014年に公開された。
R15+指定作品。
第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞に選ばれるとともに、主演の浅野忠信が最優秀男優賞を受賞した。また、第69回毎日映画コンクール日本映画大賞も受賞している話題作。
映画では原作のように時系列が遡らなかったり、結末も異なる。
それにより、原作の重厚さを踏襲しつつ、原作を読んだ人でも読んでいない人でも、堪能できる逸品となっている。
桜庭一樹の直木賞受賞作を、「海炭市叙景」「夏の終り」の熊切和嘉監督が、「母べえ」の浅野忠信と「ヒミズ」の二階堂ふみを主演に迎えて映画化した禁断のラブ・ストーリー。共演に藤竜也、高良健吾、モロ師岡、河井青葉。奥尻島を襲った津波で家族を失い、10歳で孤児となった少女、花。そんな彼女を、遠縁だという男、淳悟が引き取ることに。ふたりは雪と流氷に閉ざされた北海道紋別の田舎町でひっそりと暮らしていた。6年後、町の有力者で好々爺の大塩がふたりを別れさせようと花を説得する。ところがその時、思いも寄らぬ事件が起こり、淳悟と花は逃げるように紋別を後にする。東京に出てきても、小さなアパートで身を寄せ合うようにふたりだけの生活を続ける花と淳悟だったが…。
W主演を浅野忠信と二階堂ふみが演じる。
藤竜也、高良健吾はそれぞれ紋別編、東京編のキーマンとして出演。
また、東京編は原作と変えている部分も多く、
高良健吾演じる尾崎美郎の代わりに、三浦貴大が演じる大輔が演じているなど、オリジナルキャラクターも存在。
花(二階堂ふみ)の養父。
家族を亡くした花を遠縁という事で、引き取る。
地元、紋別では海上保安官で、東京に出てきてからはバイク便のライダーとなる。
養女・花と、禁断の愛に落ちていく。。
その後、花は、尾崎美郎(高良健吾)と付き合うが、上半身を裸にさせ、「お前じゃだめだ」という。
俳優の浅野忠信が6月14日(土)、主演作『私の男』の初日舞台挨拶に登壇。「40代をどう迎えるか考えていた時期に出会った作品で、とことん集中して取り組んだ」と誇らしげ。現在40歳になり「ラクになった気がしますね」と俳優としての新たな胸中を語った。
幼少期に、腐野淳悟(浅野忠信)に引き取られる。
その頃から、花は淳悟を愛おしく感じており、この男をずっと手放さないでおこうと思う。
やがて、尾崎美郎(高良健吾)と付き合うが、原作と異なり、結婚相手は、尾崎美郎(高良健吾)ではなく、大輔という男性になっている。
「淳悟と花の関係については純粋に、大きな愛に惹かれました。二人は言葉では言い表せない、感覚的なところでつながりあったような気がします。原作を読んだとき、花は小さいけれど力強さにあふれた女性だという印象を持ちました。
撮影の現場は、とにかく楽しくて幸せでした。初共演でしたが、浅野さんの映画製作に取り組む真剣な姿勢から、役者にとって大切なことをたくさん教わりました。海外で高く評価していただいたのも、関わったすべての人が命を懸けて作った、本気度の高い作品だからこそだと思います」
淳悟の元恋人の祖父。花達のただならぬ関係に区切りをつける為、二人を引き離すように画策。
そして、彼女を説得するが、、、
花達が東京で、尾崎美郎(高良健吾)と会う前の、重要なキーマン。
ー本作への出演の決め手について教えてください。台本を読んでどのようなところに惹かれたのでしょうか?
藤:話がスキャンダラスなところがよかったね。お行儀のいい映画もいいけどね、そればっかりじゃ、消化不良を起こすから。まぁ、ホントは悪い男の方をやりたかったんだけど(笑)。
東京で花が作った最初の恋人。
美郎(高良健吾)は、原作と異なり、花とは結婚しない上、性格も女癖が悪い男から、裕福でまじめな好青年となっている。
その為、美郎(高良健吾)は、花達の状況に翻弄される事となる。
この尾崎美郎(高良健吾)は、東京編のキーマンとして、物語の中盤に華を添える。
高良健吾が二人に翻弄(ほんろう)される美郎役で出演していることが明らかになった。映画『M』(2006)でロッテルダム国際映画祭に参加した18歳のときに初めて会った熊切監督のもともとファンだったという高良は、念願の熊切作品に「撮影中に監督から『いいっすね!』と言われると『熊切組で芝居しているんだ』と実感が沸いてきました」と充実した様子を見せている。
作家、小説家。本名は非公開。
「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー(1999年)。
また、山田桜丸名義でゲームシナリオを数多く手がける。
2008年に『私の男』で直木賞を受賞。
――桜庭さんはよく原作に忠実な映画よりも、映画ならではの解釈であったり表現であったりするほうが、原作は原作の、映画は映画の、それぞれの面白さが出るように思うとおっしゃいますが、この『私の男』でいうとどのようなところですか?
桜庭 脚本を読んだときに、小町が調子に乗ったことを言ったあと、ト書きで「その小町の若くない手」とか、刑事の田岡が小町になんだかんだ言ってきたあと「あの人私のことを好きなんです」という、女の人の愚かだったり狡猾さだったりがうまく拾われていて、全体的に登場人物たちに距離をとっているので、ハリウッドの王道エンタメというよりは、ヨーロッパのアートっぽい映画に近いのかなと思いました。距離を縮めて観客に感情移入させるのではなく、全体を見せているのかなと思いました。小説では花を一人称にすることで、感情移入してはいけない人たちだけど読者が感情移入していってしまうという作りなんです。章ごとに一人称の語り手がかわると、読者のかわりにこの親子に距離をとる人を描いて、また主人公たちにいくと二人の関係が自然に思える。主人公に感情移入させることで成立させていた物語なんです。アプローチの仕方は映画と全然違うんですが、面白いなと思いました。
映画監督。
大学時の卒業制作『鬼畜大宴会』が「第20回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞。
この作品で、ベルリン国際映画祭招待を受け、タオルミナ国際映画祭ではグランプリを受賞した。
2014年、モスクワ国際映画祭において、『私の男』で最優秀作品賞を受賞。
今回映画『私の男』出演する二階堂ふみや高良健吾など若手俳優からの支持も高い。
帯広出身で、「自分が一番分かっているから強気になれるというか、誰に何を言われようとあまり流されない感じはあります」と断言する通り、北海道の映像はどれも雄大で荘厳ささえ漂わせる。半面、身にしみる寒さの中での2人の息吹は熱く、身もだえするほどの質感で迫ってくる。その秘めた激情は東京に舞台を移しても冷めることなく、圧倒的な密度で全編を支配する。
「ここ何年かやってきたスタッフが集まって、いろいろあった反省点やもっとこうした方が良かったというものが積み重なって生まれた感じがしています。今のチームでの集大成になったのかなって気はしています」
浅野忠信、藤竜也など熟練の俳優の他、高良健吾や二階堂ふみなど注目の若手もキャストに添えた本作『私の男』。
その中でも、演技力が光っていた二階堂ふみさんを多くの人が絶賛!
最初は高良健吾さんと二階堂ふみちゃん目当てで見てみました。
前の方も言ってましたが、二階堂さんのプロモーションビデオって感じでしたね。
個人的に、月日が経つとともにカメラのフィルムが現代に変わっていく感じがいいな〜って思いました。
「私の男」観てきた。予想より原作を丁寧になぞっていて何度も頭の中の情景と映像が一致した。ラストこそ違ったものの、また別物として受け止められた。花という難役はやはり二階堂ふみちゃんにしかできないと思った。殺意を決心したときの表情が見事だった。
二階堂ふみは、この『私の男』で、高校生から大人の女性までを幼さと妖艶さを魅せながら、演じました。
夫となる男は高良健吾ではなかった。まだまだ彼女は、結婚しても父親ではなく男として淳悟を求めているのである。この映画は、二階堂ふみの迫真の演技で見せているような、下手をすればエログロにも見えてしまう濃厚な濡れ場シーンを、大胆にも演じてアダルト路線へ転向かとも取れる演技は、ご立派としか言えない。
題名がずっしり乗っかって来た。
女って怖いなと見終わって、まず思った。
二階堂ふみが蜘蛛女のようで、浅野忠信は蜘蛛に囚われてもがく虫のようにも見えて苦しかった。
全編「私の男」という題名がずっしり重く乗っかって来て東京辺りから耐えれなかった。
初め二階堂ふみって田舎臭くてタイプじゃないわぁと思ってたけど、それはすでに二階堂ふみの術中にハマってたらしく、どんどん女らしくなって行く様に目が離せなくなった。浅野忠信の「可愛くなったな」のセリフに納得。
熊切作品という事での注目も高く、その世界観や映像手法への評価も上々です。
高良健吾達、若手俳優陣が出演を熱望する気持ちも分かりますね^^
モロ師岡の「豚の餌だ」ってセリフはスゴいな。ちょっと笑ってしまいましたよ。あと高良健吾の先輩が後輩をダシにして笑いを取るところ、ああこういうヤツいるよなーと思いました。
重い中にも所々、軽くしてくれるシーンを入れるのは、さすが熊切監督!
『私の男』やっと、やっと鑑賞。熊切監督が描き、近藤さんが切り取る世界、その質感が素晴らしい。感情移入という点では、個人的にはできない世界ではあるけど、主演2人の芝居も見事で、見入ってしまった。静かな作品だけにジム・オルークの音楽が◎
熊切和嘉監督『私の男』 OP、真っ暗な画面 流氷が軋む音だけが響いてくる それで一気に映画の中に引きずり込まれて 流氷が浮かぶ紋別の暗い海 スクリーン一杯にどこまでも広がっているのに閉ざされている あれは映画館で観なきゃ絶対だめなんだ
全体的に重い雰囲気の作品ですが、その内容は皆の心に深く刻まれるものだったようです。
熊切監督の演出、浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤竜也などの俳優陣の演技力の賜物と言えるでしょう。
本作「私の男」は作りモノのいかがわしさに満ちていて色っぽくて面白い。インモーラルで耽美的で自堕落だけれど純粋。
浅野忠信と二階堂ふみ、二人とも素晴らしかった。
2014年6月14日に公開された映画『私の男』は、2015年2月3日にBlu-ray/DVDが同時リリース!
レンタルショップ各店でもレンタルは可能です。
本作では、二階堂ふみ、高良健吾など若手が魅せる素晴らしい演技にも注目です。
作家・桜庭一樹が織りなす重厚なテーマを、天才・熊切和嘉監督が映像化した映画『私の男』を
映画館で見た人も見ていない人も、是非、自宅でゆっくり鑑賞して下さい!
観終わった後に残る何とも言えない感情も自宅なら、じっくりと噛みしめられると思います!
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