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あのキャラのモデルはあの人だった!ワンピースキャラのモデルまとめ

今回は、『ワンピース』に登場するキャラクターのモデルについてまとめてみました。非常に多くのキャラが登場することでも有名な漫画『ワンピース』。その中には、実在する人物がモデルとなっているキャラクターがいることも有名です。色々と比べてみるとさらに面白いですよ。

『ワンピース』の物語を彩るキャラクター達

敵も味方も個性豊かなキャラクターでいっぱい!

今や「国民的」といっても過言ではない人気を誇る大長編漫画『ワンピース』。

その人気の理由の1つは、何といっても主人公のルフィとその仲間達をはじめとする、個性豊かで魅力的なキャラクターが多く登場することでしょう。

『ワンピース』の世界に登場するキャラクターは非常に多く、主要キャラクターにしぼっても大変な数になります。

これだけのキャラクターを生み出す原作者の発想力には驚かされますね。

『ワンピース』原作者は大の映画好き!

『ワンピース』原作者の尾田栄一郎さんは、映画好きなことでも有名。最も好きなジャンルは任侠ものと西部劇だそうです。

特に『次郎長三国志』の熱狂的ファンで、2011年に発売されたDVDボックスのイラストも手がけています。

この映画好きなところが、『ワンピース』を描く上でも
大きな影響を与えていると思われます。

鈴木: ほんとうのこと言うとね、『ワンピース』読んでね、最初の感想「なんだこれ、ヤクザ映画だな」と思ったんですよ(笑)。 分かったの、あれ。『ワンピース』って凄い日本的。任侠モノだよね、はっきり言うと (笑)。

出典:http://ameblo.jp

『次郎長三国志』のDVDボックスのイラストを手がけるきっかけとなった
ラジオ番組『鈴木敏夫ジブリ汗まみれ』でも、任侠映画の影響を
受けていることを指摘されています。

『ワンピース』のキャラクターには、実在するモデルがいる!

漫画やアニメなどのキャラクターを作る時、実在する人物を外見や内面のモデルにして描くことは珍しくありません。

『ワンピース』も然り。既にご紹介したように原作者が映画好きなこともあって、モデルとなった人物も非常にバラエティに富んでいます。

ここからは、『ワンピース』のキャラクターと
そのモデルとなった人物とを一緒にご紹介していきます。

また、公式で発表されていませんが、ファンの間で
「モデルではないか?」と推測されている人物も取り上げています。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物①

まずは、実在の人物をモデルにしていることで
最も有名なキャラクター達をご紹介します。

クザン (青キジ)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介、1人目は元海軍本部大将の青キジことクザンです。

頂上戦争後、次期元帥位をめぐって赤犬と対立し、激闘の末、敗北。

現在は黒ひげに加担しているなど黒い噂が絶えませんが、
その真意は明らかにされていません。

そんなクザンのモデルとされている人物を
ご紹介します。

松田優作

クザンのモデルとされている人物は、俳優の松田優作さんです。

『太陽にほえろ!』『探偵物語』などでの演技は、今もなお熱狂的なファンが多く、後進達にも大きな影響を与えました。

特に、ヘアスタイルや寝る時にアイマスクを使用するところなどが
『探偵物語』で松田優作さんが演じた工藤俊作に酷似していると
言われています。

また誕生日も同じです。(9月21日)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物②

サカズキ (赤犬)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介、2人目は現在の海軍元帥・赤犬ことサカズキ。

ひとたび悪と判じた者は、例え味方や民間人であろうとも容赦しない苛烈な思想と性格の持ち主です。

サカズキのモデルとされている人物を
ご紹介します。

菅原文太

サカズキのモデルとされている人物は、俳優の菅原文太さんです。

代表作である映画『仁義なき戦い』シリーズや『トラック野郎』シリーズは、どちらも日本映画史に残る配給収入を上げた大ヒット映画シリーズです。

サカズキが広島弁口調なのは、『仁義なき戦い』時の菅原文太さんを
モデルにしているからだと言われています。

誕生日も同じです。(8月16日)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物③

ボルサリーノ (黄猿)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介の3人目は、海軍本部大将黄猿ことボルサリーノ。

どうにもつかみどころのない性格ですが、任務はシビアに、忠実にこなします。

間延びした口調の割に、発言内容は辛辣なものも多いという底知れない人物です。

ボルサリーノのモデルとされている人物を
ご紹介します。

田中邦衛

ボルサリーノのモデルとされている人物は、俳優の田中邦衛さんです。

『若大将』シリーズや『北の国から』シリーズなど、映画やテレビドラマで幅広く活躍されていますが、『網走番外地』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズなど、任侠映画にも出演していました。

ボルサリーノの名前も田中邦衛さんからきています。
映画『トラック野郎 爆走一番星』にて田中邦衛さんが演じた
主人公のライバルの名前が「ボルサリーノ2」でした。

先の2人と同様に、誕生日も同じ日に設定されています。
(11月23日)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物④

イッショウ (藤虎)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介の4人目は、海軍本部大将藤虎ことイッショウです。

頂上戦争後に行われた「世界徴兵」で大将に就任した新参者ですが、その実力は広く知れ渡っており、「折り紙付きの化け物」と畏れられています。

イッショウのモデルとされている人物を
ご紹介します。

勝新太郎版『座頭市』

イッショウのモデルとされているのは、俳優勝新太郎さんの『座頭市』。容姿もそうですが、仕込み刀で戦うスタイルや任侠的な性格など、座頭市そのままです。

海軍大将達は皆、名優達へのオマージュで構成されていると言われていますが、ここまで役柄そのままのキャラクターに作られているのはイッショウだけだと言われています。

俳優本人というよりも役柄をモデルにしたからか、
先の3人と違い、誕生日は異なっています。
(イッショウ:8月10日、勝新太郎:11月29日)

イッショウと共に「世界徴兵」で大将に就任した人物に
「緑牛」がいますが、まだ本作に登場していません。

しかし、往年の名優の誰かがモデルになるのは確実だろうと
ファンの間で予想されています。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物⑤

ニコ・ロビン

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介の5人目は、主人公ルフィ率いる海賊「麦わらの一味」の考古学者・ロビン。

世界で唯一”歴史の本文”の古代文字を解読できる存在です。

818話で「ラフテル」の位置を示す「ロード歴史の本文」の存在が明らかにされたことで、より重要なキャラクターとなりました。

ロビンのモデルではないかと推測されている人物を
ご紹介します。

ブリギッテ・ヘルム

ロビンのモデルと推測されているのはドイツ出身の女優・ブリギッテ・ヘルム。

サイレント映画の傑作と言われている映画『メトロポリス』で心優しいヒロイン・マリアと、人々を扇動し破壊へと導く邪悪なアンドロイドとの2役を演じて人気を博しました。

ブリギッテ・ヘルムは1935年、ナチスによる映画産業の規制に反発し、
夫と共にスイスへ引っ越した後、翌年の1936年に映画界を引退します。

引退するまでの間、トーキー映画を含む30本以上の映画に出演していますが、
引退後は女優時代に関するインタビューは全て断っていたそうです。

ブリギッテ・ヘルムがロビンのモデルというのは推測ですが、この意志の強さ、固さは
ロビンのモデルになっていてもおかしくはないと思います。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物⑥と⑦

フランキー

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介、6人目は「麦わらの一味」の船大工のフランキー。

自他共に認める変態ですが、涙もろい人情家で、仁義にあつい兄貴肌の頼れる人物でもあります。

フランキーを演じている声優の矢尾一樹さんは、
原作者と親しく、フランキーは原作者が矢尾さんをイメージして
作ったキャラでもあるそうです。

ボン・クレー (Mr.2)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介、7人目は元秘密結社「バロックワークス」オフィサーエージェント・Mr.2ことボン・クレーです。

本名はベンサム。常にハイテンションで騒々しいオカマですが、友情を重んじ、義理人情にあつい性格であることから、当初は敵対関係だったにも関わらずルフィと意気投合しました。

友情故に、アラバスタとインペルダウンの2度、
ルフィを助けるために自ら囮となりました。

現在はインペルダウンのLEVEL5.5番地「ニューカマーランド」にて
イワンコフに代わる新女王となっています。

この2人のモデルではないかと推測されている人物を
ご紹介します。

ジム・キャリー

フランキーとボン・クレーのモデルと推測されている人物は俳優のジム・キャリー。

『エース・ベンチュラ』や『マスク』で見せた柔軟性のある顔と体を活かしたコミカルな演技で、一躍人気者となりました。

近年はコメディ映画以外にも出演し、演技の幅を広げています。

フランキーもボン・クレーも、ハイテンションなキャラクターですので、
テンションの高いキャラクター性がモデルとなっているのでは、と言われています。

ちなみにボン・クレーも矢尾さんが声を担当しています。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物⑧

ポートガス・D・エース

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介の8人目は、ルフィの義兄エースです。

気さくで明るい性格ですが、一方で気性が激しく大切なものを失うことを極度に恐れる一面があり、結果的にそれが命取りになってしまいました。

エースのモデルではないかと推測されている人物を
ご紹介します。

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

エースのモデルと推測されている人物は、アメリカのブルース・ギタリスト・作曲家・歌手のスティーヴィー・レイ・ヴォーン。

事故のため若くして亡くなりましたが、その演奏スタイルは後進達へ非常に大きな影響を残しました。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」にも名前が挙がるほどです。

外見というよりも、ファッション性がモデル(元ネタ)になったという
感じでしょうか。

また、若くして亡くなったけれども、後の人達に大きな影響を与えている点も
似ているかもしれませんね。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物⑨

エドワード・ニューゲート (白ひげ)

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介の9人目は四皇の1人で「最強の海賊」とも呼ばれた「白ひげ海賊団」船長・白ひげことエドワード・ニューゲート。

仲間を「家族」として何よりも愛し、エース達クルーからは「オヤジ」と慕われていました。

頂上戦争で壮絶な戦死を遂げ、その遺体はエースと共に新世界のとある島に埋葬されました。

白ひげのモデルではないかと推測されている人物を
ご紹介します。

ハルク・ホーガン

白ひげのモデルと推測されている人物は、アメリカのプロレスラー・ハルク・ホーガン。

アメリカン・プロレス界の顔的存在であり、2m140kg級の巨体と卓越したパフォーマンスとで、ベビーフェイス・ヒールの両方で活躍しました。

巨体と白いひげが特徴的な外見やキャラクター性など
近いものがありますね。

ちなみに公式で白ひげのモデルと発表されているのは、
原作者がよく行っていた飲み屋の主人(故人)だそうです。

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物⑩

エンポリオ・イワンコフ

『ワンピース』キャラクターとモデルになった人物紹介、10人目はカマバッカ女王にして革命軍幹部のイワンコフ。

エキセントリックな外見と言動には驚かされますが、数々の国と人を救ってきた、”奇跡の人”と呼ばれている史上最強のオカマ王です。

イワンコフのモデルとされている人物を
ご紹介します。

フランクン・フルター博士 『ロッキー・ホラー・ショー』

エンポリオ・イワンコフのモデルとされているのは2人います。

1人は原作者と親交のあった舞台俳優でイワンコフの初代声優でもあったいわむらのりおさん。

そしてもう1人は、「キング・オブ・カルト」とも称されているブリティッシュ・ミュージカル・ホラー映画『ロッキー・ホラー・ショー』に登場するキャラクターの1人、フランクン・フルター博士です。

『ワンピース』に登場するキャラクター達の中でも
強烈な個性を持つイワンコフ。
そのモデルもやっぱり強烈ですね。

『ワンピース』キャラクターとモデルとなった人物・まとめ

公式でモデルと発表されている人物から、
モデルではないかと推測されている人物まで、
色々とご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「誰がモデルになるのか」と、ファンの間で色々と意見が出されている「緑牛」など、
これから先登場するだろうキャラクター達も楽しみですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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