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    おしゃれなお部屋の必需品⁉スワッグを長く楽しむコツは?

    最近話題の「スワッグ」は飾るだけでお部屋がおしゃれになると大人気。スワッグの発祥の地はドイツと言われていますがスワッグの歴史は古代エジプト?スワッグに使用できる花のタイプや基本的なスワッグの作り方・おしゃれな飾り方を紹介します。

    おしゃれなお部屋の必需品⁉スワッグ

    最近話題の「スワッグ」をご存じでしょうか。

     

    スワッグを飾るだけで部屋がおしゃれになり、手軽に取り入れられるインテリアのひとつとして大人気です。

     

    そこで、今回は、スワッグの発祥の地、歴史から、スワッグに使用できる花のタイプや基本的なスワッグの作り方・おしゃれな飾り方までをご紹介していきます。

     

    最後までお付き合いくださいね。

    今話題のスワッグとは?

    それではまず、スワッグの始まりや歴史、魅力について見ていこうと思います。

    ドイツ語で「壁飾り」の意味

    スワッグはドイツ語で、壁飾りの意味です。

     

    窓際に吊るす装飾や、花やフルーツをあしらった紐飾りなど、窓や壁に吊るす飾りの総称を意味するとされていますが、現在ではスワッグというと壁飾りが一番最初に思い浮かべられるようになってきています。

     

    生花、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなど様々花や植物を束ねて壁に飾ることで、部屋の雰囲気を作ることが出来ると最近人気のあるインテリアのアイテムの一つです。

     

    いろいろな飾り方ができるスワッグですが、束ねたものを逆さにしたスワッグが1番主流で人気です。

    スワッグはドイツが発祥の地?

    スワッグは、ヨーロッパでは、昔からリースとともに魔除けや幸運を呼ぶアイテムとして玄関や室内の壁に飾られてきました。

     

    暖炉や窓際に飾るのが定番だったようで、ドイツが発祥と言われています。しかし、古代エジプト時代にも、花や常緑樹の葉を使い、スワッグによく似ているボタニカルアレンジメントを、亡くなった人を埋葬するときに手向けていたという話もあり、いつからあったものかなど、詳しい歴史は分かっていません。

     

    また、イギリスでは、「スワッグ」ではなく「ハンギング・バンチ」や「スプレイ」と呼ばれていた時期もあったそうです。

    スワッグは素朴さが魅力

    スワッグの魅力は、なんといっても花や植物を束ねただけの素朴さ、手軽さではないでしょうか。

     

    また、色や素材、飾り方を選ぶことで、どんな部屋の雰囲気にも合わせることができます。

     

    また、生け花のようにバランスや配置を難しく考える必要が無く、手軽に作ることが出来る、インテリアの一つとして人気があります。

     

    リビング、トイレ、階段や玄関などいろんなところに飾ることが出来ますね。

    クリスマススワッグはリースよりもおしゃれ!

    ヨーロッパでは、古くから樹木信仰があり、もみの木やヒイラギといった常緑樹は、寒い冬でも青々とした葉を茂らせるため、強い生命力の象徴でした。

     

    家の中に悪霊が入ってくるのを防ぎ、生命力に満ちた太陽の日差しを呼び込むため、常緑樹の小枝を戸口に吊るす習慣がありました。

     

    この習慣がクリスマスツリーの発祥なのではないかとも言われています。諸説がいろいろあるため、断定はできません。

     

    クリスマススワッグは、クリスマスリースよりもおしゃれに飾ることができると人気があり、SNS上でもたくさん投稿されています。

     

    松ぼっくりをつけたりクリスマス色のリボンを付けたりするだけで、簡単にクリスマス風になる手軽さも人気の秘訣です。

    スワッグに使われる花のタイプ

    続いては、自分で作ってみたくなってきた方のために、スワッグで使われる花の種類についてご紹介していきたいと思います。

    生花

    スワッグに生花を使用すると、ドライフラワーになる過程も楽しむことができる点も魅力です。

     

    ドライフラワーになってもきれいな花、バラ、ミナヅキ、スターチス、千日紅、カスミソウ、ミモザ、ユーカリなどがおすすめです。

     

    全般的に水分が少なめの花はドライフラワーになりやすいため、初めて生花でスワッグを作ろうとされている方におすすめです。

    ドライフラワー

    乾燥した花や植物で、すでにドライフラワーになっているものを使用すると、自宅でドライフラワーにしたものよりもきれいに乾燥しているものが多いいので扱いやすいです。手軽にスワッグを作れますね。

     

    お気に入りのものを購入してきて、自分なりのスワッグを作ってみてはいかがでしょうか。

    プリザーブドフラワー

    「preserved flower:プリザーブドフラワー」は、日本語で「保存された花」という意味を持ちます。

     

    生花の色を一度抜いて特殊な染料で色を付けてあるもので、生花の柔らかさそのままに数年間、色あせることなく楽しむことができます。近年とても人気があり、自分で作る方も増えています。

     

    しかし、プリザーブドフラワーは加工に手間がかかっている為、生花やドライフラワーと比べると、小さくてもお値段が高いです。

    アーティフィシャルフラワー

    近年、注目されているアーティフィシャルフラワーは、造られた花の事で、造花の一種なのです。しかし、造花と一線を画す点は、生花の美しさをリアルに再現した高品質の造花だということです。

     

    こちらも、色あせる事なく長く楽しめることが出来るため、人気があります。

    基本的なスワッグの作り方

    続いては、スワッグの基本的な作り方についてご紹介していきたいと思います。

    スワッグを作る時に必要な道具

    スワッグを作成する際、特別な道具は必要ありません。

    • 麻紐
    • 好きなリボンや紐
    • 飾りたい花や植物
    • 花用ハサミ
    • クラフト用ハサミ

     

    上記のものがあれば、十分です。

    花や植物の下処理をする

    完成形をイメージし、短くなりすぎないように注意しながら、枝や茎の長さや葉、花のボリュームを調節するように切ります。

    花や植物を束ねる

    全体のシルエットが崩れないようにきれいに見える向きを考えて、短い花を加えたりしてボリュームを整え束ねていきます。

     

    この際、輪ゴムで結んでしまえば、ズレずに簡単にまとめられます。

    麻ひもとリボンで結んで完成

    最後に、麻ひもでしっかり結んでから、手元の茎を同じ長さに切り揃えます。麻ひものままでもいいですが、リボンなどで結ぶと、少し華やかな印象になります。

     

    これでスワッグの完成です。

     

    自分の好みの花や植物さえ用意すれば、あとは束ねるだけで素敵なインテリアが出来上がります。本当に簡単に作ることが出来ます。

     

    この手軽さもスワッグが人気のある理由です。

    スワッグのおしゃれな飾り方

    続いては、スワッグのいろいろな飾り方アイデアをご紹介していきたいと思います。

    壁に掛けて飾る

    基本的には壁に飾るのが一般的です。

     

    壁に掛けたときにきれいに見れるように形やボリュームを調整しているので、一番きれいに見えます。

     

    また、小さめのスワッグを複数つくり、ワイヤーや麻紐などにピンチやクリップでスワッグの持ち手をとめると、ガーランドとして飾ることもできます。

    棚に置いて飾る

    賃貸などで壁に飾るのが難しい方は、棚に置いて飾ることもできます。背の低い家具に置くと全体がしっかり見えるので、華やかになります。

     

    また、蓋つき保存容器にスワッグを閉じ込めるように入れて飾ってみても素敵です。

    立て掛けて飾る

    花瓶に入れたり、壁に立て掛けて飾る方法もあります。壁の隅などに立てかけると、殺風景な場所が一気に華やいでくれます。

    天井からつるす

    スワッグを天井からつるして飾る方法もあります。

     

    天井からいくつもの長さの違うスワッグを吊るすことで、高さに変化が出て、部屋の奥行きを演出することができ、部屋の雰囲気ががらっと変わります。

    スワッグは簡単に取り入れることができるインテリアグッズ

    飾るだけで部屋がおしゃれになると大人気のスワッグについてご紹介してきました。

     

    特に難しいものではなく、簡単に作ることが出来、壁に飾ったりすることで部屋の雰囲気が一気に彩りあるものになります。

     

    季節の花を取り入れることで季節感を出してみたり、お気に入りの花をドライフラワーにすればずっと楽しむことが出来たりと、楽しみ方がたくさんあります。

     

    一つだけ難点というと、ほこりをかぶりやすく、デリケートなものなのでお掃除しづらいといった点でしょうか。

     

    それでも圧倒的に簡単で、おしゃれなスワッグ。お部屋のインテリアに取り入れるために、一度、スワッグ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

     

    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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