女優菅井きんが死去の訃報！死因はタバコ？子供や夫、家なき子まとめ

昭和の名脇役として有名な菅井きんさん。そんな菅井きんさんに現在は死亡説や認知症説などが出回っています。果たしてその噂の真偽はどうなのでしょうか。今回は、菅井きんさんの経歴や、プロフィール、死去の噂についてまとめました。

菅井きんさんのプロフィールからご紹介します。

菅井きんさんは頌栄高等女学校卒業後、第二次世界大戦末期から終戦直後まで、徴用逃れで文部省総務課・東京帝国大学学生課で事務職員として勤められていました。
しかし演劇への情熱が捨てられず、劇団俳優座に入団し舞台に立つこととなります。
芸名の「菅井きん」は、本名（当時は旧姓）をもじったものだそうで、新劇時代の恩師である脚本家の久保栄に付けてもらったというエピソードがあります。

「東大の事務職員を辞めて、本格的に女優になりたい」と父に相談した時は、「女優とは美しい女性がなるものだ」と反対され、菅井きんさんの舞台を見ることなく1971年ころに死去されています。
新劇時代に映画監督に映画女優としてスカウトされ、1951年に『風にそよぐ葦』で映画デビューの後、数々の映画、テレビに出演。今や日本の演劇・テレビドラマには欠かせない名脇役となりました。

菅井きんの夫は映画『砂の器』『八甲田山』などに携わった元俳優座映画放送プロデューサーの佐藤正之です。
菅井きんは、流産を経験後に佐藤との間に一女を儲けました。
佐藤正之さんが亡くなった1996年以降は娘夫婦と一緒に暮らしており、既に曽孫もいるそうです。

菅井きんさんには、息子はおられず、娘さんが一人居たようです。娘さんは、菅井きんさんとは異なり俳優などはしていません。一般の方なので、顔や名前などは非公開とされていました。娘夫婦には既に子供もいます。菅井きんさんは良いおばあちゃんであったに決まってますね。

『必殺仕置人』での中村せん役があまりに有名になり、「せん役のイメージのせいで、娘の縁談に支障が出る」と降板を願い出たこともあるという話です！（無事に娘さんは結婚したため、降板願いは撤回されました。）

日本を代表する大女優としてこれまで数々の作品で活躍されてきた菅井きんさんですが、ここ最近表舞台に姿を見せない為か、ネットでは死亡説や認知症説などが飛び出しています。果たして死去の噂は本当なのでしょうか。

今回はそんな大女優菅井きんさんの作品や、死去、現在などの噂を調べてみました。

菅井きんさんの女優としての受賞歴は以下の通りです。

1984年 　 第9回報知映画賞最優秀助演女優賞『お葬式』
1985年 　 第8回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞『お葬式』『必殺! THE HISSATSU』
1990年 -　紫綬褒章
1996年 -　勲四等宝冠章

脇役女優とは思えない受賞の数々ですね！
菅井きんさんの演技の高さが評価されている証拠です！

死亡説が出回った当時、この噂はガセと言われていました。しかし、2018年8月10日に、菅井きんさんがお亡くなりになったという訃報が発表されました。92歳という大往生でした。多くの作品に、出演されていて親しみ深い方であったので非常に残念です。お通夜や葬儀は、近親者のみで行われたそうです。

菅井きんさんは昭和の名女優として、多くの作品に出演してきました。姑役や、おばあちゃん役として活躍されていた菅井きんさんの活躍が今でも思い出されます。

菅井きんさんの死因は心不全と発表されています。前日までは、元気にお話されていたようですが、容態が急変し、介護施設で亡くなったそうです。92歳というご年齢であったこともあり、体も老衰しており、無理が効かない状態になっていたのかもしれません。

菅井きんさんの死因は、心不全の他に認知症が原因ではないかとも言われていましたが、本人は自身の認知症を否定していました。

菅井きんさんと言えば、大のタバコ好きで愛煙家と言われています。また、菅井きんさんは、肉が大好きで、肉食でも有名でした。生前は、「女優もタバコも命がけ」とおっしゃっていたようで、お亡くなりになる２ヶ月前までタバコを吸っていたと言われています。

菅井きんさんの死因とタバコには、もしかしたら関わりがあるかもしれません。

菅井きんさんの生前の貴重なCM映像が見つかりました。名脇役として有名な菅井きんさんですが、過去には炊飯器のCMに出演したことがあったようです。なかなかCMに出演されていたイメージはないので貴重な映像ですね。

菅井きんさんは残念ながらお亡くなりになっていました。昭和の名女優の菅井きんさんがお亡くなりになってしまったのは本当に残念です。しかし、生前に多くの賞を受賞し、姑役やおばあちゃん役として多くの映画やドラマに出演してきた菅井きんさんは今でも思い出されます。

92年の大往生、本当にお疲れ様でした。また、私たちに沢山の感動を与えて下さって本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。