2016/08/13
AYAKA12321
『デスノート』の主人公 夜神月と書いて「やがみらいと」と読む。
生年月日はマンガでは1986年2月28日。2010年1月28日没。
頭脳明晰、容姿端麗、スポーツ万能の完璧な人物として描かれている。
月は警察庁幹部の父総一郎と母幸子、妹の粧裕(さゆ)の4人家族。経済的にも何不自由なく暮らしていたところ、突然デスノートと死神リュークに出会い、世界を支配しようと考え人生を狂わせてしまう。
月の性格は負けず嫌いで感情の起伏が激しい。冷静で穏やかな優等生を装ってはいるが、一度怒りに火がつくとなかなか抑えられない。マンガやアニメでの表情の変貌ぶりに、それがよく表されている。
容姿端麗の夜神月ですが、その容姿は山下智久さんをモデルにしているとか・・・確かに少し似ているかもしれませんね。山下さんが月を演じたらどうなっていたのか、少し見たかったですね。
『デスノート』の主人公、夜神月は一言では言い表せない複雑な人物ですよね。映画化、ドラマ化、舞台化がされていますが、さぞかし演じにくい人物だろうと思われますが、演じる人によってそれぞれの夜神月が出来上がっているのが面白いです。アニメ版の夜神月の声は人気声優宮野真守さんでした。月にとてもマッチした素敵な声でした。
映画版『デスノート』は2006年に前後編で上映されました。前編の『デスノート』が2006年の6月に、後編の『デスノート the Last name』が11月に公開されました。
映画版『デスノート』で夜神月を演じたのは藤原竜也さんでした。原作以上に冷酷な人物として描かれていた月を熱演されていました。『デスノート』スピンオフ映画の『L change the World』では月が主人公ではないので、映像のみの出演となりました。
映画『デスノート』で主人公の夜神月以上に評判だったのはL役の松山ケンイチさんでした。見かけも原作にそっくりでハマり役と言われました。その人気ぶりはLを主人公としたスピンオフ『L change the World』が作られたことでもうかがえます。
『デスノート』で月以上に欠かせないキャラクターは死神リュークです。映画ではどのような形で出てくるのかと思っていたらCGでの登場でした。リュークの声を演じていたのは中村獅童さん。アニメの『デスノート』でもリュークの声を演じられていました。
『デスノート』は映画版も日本国内の映画としては大ヒットしました。映画版で『デスノート』を知ったという人も多いのでは?『デスノート』は2015年にはミュージカルとして上演されました。『デスノート』の世界が舞台でどのように表現されていたのか興味深いですね。
2015年にはミュージカル化された『デスノート』が上演されました。4月に日本で、6月には韓国人キャストで韓国で上演され、特に韓国では大ヒットミュージカルになりました。音楽の作曲はヒットミュージカルが多いフランク・ワイルドホーンで、『デスノート』の世界を表した曲の数々が素晴らしかったです。
ミュージカル『デスノート』の夜神月役はダブルキャストでした。まずは浦井健治さん。実年齢は夜神月よりも年上ですが、学生服も違和感なく月を演じきっていました。
もう1人の月役は柿澤勇人さんです。柿澤さんは劇団四季出身で、退団後はテレビドラマや映画、ミュージカルなど幅広く活躍しています。浦井さんとはまた雰囲気が違った夜神月でした。
『デスノート』ミュージカル版のダイジェスト
ミュージカル『デスノート』のダイジェスト動画です。『デスノート』の独特な雰囲気は表現されていると思いませんか?実際に舞台を観ると迫力があり、アドリブで笑わせるシーンもあるので退屈せずに見ていられます。曲も良いですよね!
『デスノート』のミュージカル化で注目だったのは死神リュークがどうなるのかということでした。舞台でCGを使うわけにはいきませんので、生身の俳優、吉田鋼太郎さんがコスプレで表現されていました。歌も久々に歌ったということでしたが、なかなかのものでした。
ミュージカル『デスノート』韓国版の夜神月役ホン・グァンホの歌唱
ミュージカル『デスノート』は韓国でも韓国人キャストによって上演され大ヒットしました。韓国での夜神月役はホン・グァンホさん。見た感じはちょっと違うかな?という感じがしなくもないですが、歌唱力がすごいですので、歌唱力と演技力で見せてくれます。
ミュージカル版の『デスノート』、結構力が入ってますよね。リュークはただのコスプレだと思うかもしれませんが、実際に舞台を観ると本当に死神に見えてくるから不思議なものです。2015年に初演のこのミュージカル、再演されるかどうか未定ですが、ぜひ再演をしてほしいものです。
テレビドラマ版の『デスノート』はアニメ、映画、舞台よりもずっと遅れ2015年7月より放送開始となりました。しかも世界127ヶ国で放送、配信されるという大掛かりなものになりました。
テレビドラマ版『デスノート』の夜神月役は若手演技派俳優、窪田正孝さんでした。ドラマの月は原作とは違い、居酒屋でアルバイトをしている平凡な大学生として描かれていました。
月の父、夜神総一郎が警察の幹部であるという設定は同じですが、母がいなくて妹と父親、そして月の3人暮らしという点が原作と異なります。そして月がアイドルオタクであるという点も、原作からは考えられない設定でした。
テレビドラマ『デスノート』は原作とは少し違うオリジナルストーリーで進んでいきますが、回が進んでいくに従って月が壊れていき、原作の月にそっくりになっていきました。
テレビドラマ版『デスノート』のリュークもCGでしたが、声は中村獅童さんではなく福島潤さんでした。声が誰かということがしばらく明かされず、いろいろと話題になりました。
テレビドラマ版の『デスノート』は原作とは違う設定になっているために、全く別のものとして見ることもできますが、リュークやLなどのキャラクターが登場しているので、それなりの『デスノート』の世界は作り出していましたよね。まずまず好評のうちに終了となりました。
テレビドラマ版が放送されて以来『デスノート』の人気は衰えることを知らず、映画版誕生から10年が経過した2016年に『デスノート2016』が公開されます。正当な続編として制作されたこの映画、夜神月、Lが亡き後も東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という人気俳優が演じる人物たちが、新しい物語を繰り広げていきます。
いろいろな『デスノート』、そしてその主人公夜神月について紹介していきましたが、いかがでしたか?同じ作品、同じ登場人物であっても、それぞれの面白さ、それぞれの世界がありますよね。あなたが好きなのはどの『デスノート』でしょうか?新作も楽しみですね。
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